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悪魔リリスの復讐譚  作者: 猫みかん
第二章:純真無垢な夢魔の少女
21/22

番外編 メリークリスマス

※本編とは一切関係のないお話です。



キャラ設定も崩壊しておりますので、それでも構わない方は是非ご閲覧ください




特別設定としてリリス、レヴィ、サキの三人がユリトの眷属である設定になっております。




「なぁ、お前ら…今日何の日か知ってるか?」





本日12月25日、どのような日なのかをリリス、レヴィ、サキの三人に聞く





「今日…ですか?何の日でしょうか?」




「う〜ん、わかんない…」




「あたしもー!」





三人共顔を合わせて考えるが、わからない様子





「今日はクリスマスだ!12月25日の夜は聖なる夜なんだ」





ダメダメな三人に教えるべく答え合わせをした。





「魔王様………。私たち悪魔にとって聖なる日は全く無縁なのですが…」




「これだからユリトは…はぁ」




「せ、性なる日!?…あわわ」







………………あっ。そうだった。こいつら悪魔だった。






いや、俺も悪魔の子らしいけど









つか一人変な勘違いしてる奴いるけど、ほっておこうか






「ま、まぁ、とにかくだ!今日のクリスマスをみんなで過ごすんだから、俺から一つみんなにプレゼントがあるんだ」





「ま、魔王様からプレゼント!?」




「ボクの魔王様になったんだから相当良いものくれないと怒るからね?」




「性なる夜……はわわわ」





「まぁまぁ、とりあえず…はい。リリスにはこれだ」




と言って、紙袋から取り出した物は





「抱き枕な。お前いつも隙を突いては俺に抱きついてくるから寝れなくて困ってたんだ」




「お姉様!?抜け駆けですか!許さないよ!」




怒るレヴィ。たまに見せるいつもと違う表情が可愛らしい




「ありがとうございます!この抱き枕を魔王様だと思って使わせて頂きます!」





「次はレヴィだな」




紙袋の中から取り出したのは1冊の太い本





「レヴィには少し上下関係というものがなってない。だからこの上下関係を知る本をプレゼントしよう。この本を読んでちゃんと俺に敬意を持つように!」




「う、うるさい!ボクはユリトの眷属になる前からこんな風に喋ってたから……今更恥ずかしいんだよぉ……」




だんだんと声を落としながら言うレヴィ





「まぁ、頑張れ!……それじゃあ

ラストだな。いつまでも顔を真っ赤にしてるサキ…お前にぴったりのプレゼントだ」





そう言って渡した物はまたもや1冊の本とDVD




「んなっ!サキだけ2個とはズルイぞ!魔王様!私にも」





「リリス…これはサキのためなんだ…我慢しろ」





「………はい。」





サキはプレゼントを受け取り、それを見る






「魔王様…これは?」





「エロ本とエッチなDVDだ!サキはサキュバスとしての仕事をこなせてないからな、これを見て耐性を付けるんだ!そして俺の眷属としてその力で俺を楽しませてくれ」





「………………はうぅぅ…」





そのまま失神をした。





「ユリトのバカ!サキじゃなくても女の子にこんなもの渡す!?普通……しんじらんないっ!」





「……んぁあ…やっぱりダメだったか?」





サキの為を思ってプレゼントしたんだが…





いや、殆ど俺自身の為だけど






喜び、怒り、失神する…そんなクリスマスプレゼントを渡し終え、一段落する。





「それでは魔王様!私たち眷属からも魔王様にプレゼントがあります!」





「えっ!?ボク初耳なんだけど!」





「……………(チーン)」







「そりゃね、だって今考えたんだもん」






「ほほう、俺にプレゼントか…楽しみだな」






「では……魔王様。目を瞑ってもらってもいいですか?」






なんだろうこのシチュエーション





ドキドキする






リリスに言われるがままに目を瞑った







「……絶対に開けないでくださいね……」





耳元で囁かれた





その直後、頬に柔らかいものが接触した






「リリス!?い、今のって……」





「はい!そう言う事です。えへへ」





どう考えてもキスだった







そっと優しくするリリスのキスは一瞬だったが、ほんのり暖かく、安らいだ







「次、レヴィだよ」





「はぁ!?ボクが!?いやいやいや、しないからっ!絶対しないから!」





「ふぅ〜ん……だったらレヴィ……あんたがいつも魔王様のいないところで何してるか魔王様にバラしてもいいわけ?」





「んなっ!なんでそれを、?ダメダメ!絶対ダメ!……わ、わかった、するからそれだけは言わないで!恥ずかしくて死んじゃうから」





レヴィは一体何を言ってるのか気になる、むしろそれがプレゼントでいいくらいに





「と、とりあえず早く目を瞑れっ……絶対開けちゃダメだからな!」





肩に負荷がかかり、頬にキスされた





たぶん身長差があるから肩に手を置いて背伸びをしたのだろう





「………うぅ…お姉様の意地悪」







最後は失神をして気を失っているサキ





「……これは起きそうにないな……。まぁサキはいいや……サキにはこれからサキュバスとして働いてもらえればそれでいい」





やましいことしか考えてなかった










こうしてハチャメチャなクリスマスが終わった。





外を見ると白い雪がシャンシャンと降り積もり、綺麗な夜景と街灯が聖なる夜を照らしていた。










………まぁ、聖なる夜は俺たちと無関係なんだけどな





どうも、作者の猫みかんです(/・ω・)/にゃー!




ここ最近仕事が忙しく、ろくに投稿できず申し訳ございません。




今回このような番外編を書きました。



いや、本編書けよ!って思う方もいらっしゃると思いますが、実はこういうの書いてみたかったのです(笑)




ので、本編の方はもう少々お待ちください。




それでは良いお年を!

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