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第20話 ここまでの登場人物

 【主要キャラクター】

眞嶋ましま 隼人はやと※主人公

元・日本のエリート刑務官。冷静かつ実直な性格だが、現代日本では同僚の嫉妬により刺され死亡し、異世界のブラック監獄「ガランツァ」へと転移。最下級看守として過酷な現実に直面しながらも、持ち前の正義感と刑務官としての誇りを胸に囚人たちの更生を目指す。「赦し」と「変わる意志」を重視し、囚人との信頼関係を構築しようとしている。


 【看守陣】

■ ナナ・ユリエル

ハーフエルフの新人看守。真面目で芯が強く、囚人にも隼人にも公平に接する数少ない良識派。冷酷な現実と腐敗した看守たちの中でも希望を失わず、更生の意義を信じる。隼人と信頼関係を築き、共に行動することも多い。密告事件では自ら潜入して情報を持ち帰るなど、勇気と献身性を見せた。


■ ガルバ・ドラン(所長)

ドワーフの現・所長。酒浸りで無関心を装っているが、かつては帝都近衛監獄の副所長で冤罪事件の告発者。結果として左遷され、諦めたような態度を取っているが、内心では正義を忘れていない。隼人の姿に過去の自分を重ね、徐々に関心を持ち始めている。


■ ロト・ギャンベル

上級看守。横暴で無責任、責任逃れと出世主義にまみれた典型的な腐敗看守。囚人と裏で結託して暴動を画策していた黒幕の一人。隼人に追及されても何食わぬ顔で逃げ切るなど、非常に狡猾。


■ ベルン・タルカ

オーガ族の看守。見た目は恐ろしいが、内面は心優しく穏やかな癒し系。洗濯当番を黙々とこなし、隼人や囚人たちからの信頼も厚い。元々は農場で家族と平和に暮らしていたが、とある事件で看守に転職。現在は隼人の更生活動を密かに支援している。


■ クルス・ミラージュ

帝国直属の査察官。冷徹なリアリストで、効率と秩序を重んじる「更生否定派」。隼人が異世界から来たことも把握しており、何かと観察対象にしている。隼人とは価値観が合わず、度々対立。だがその視線には何か別の目的も感じられる。


 【囚人たち】

■ メルク

元・パン屋の青年。気弱で優しいが、貴族の横暴によって冤罪で収監された過去を持つ。隼人が最初に心を通わせた囚人であり、更生活動の初期メンバー。疑心暗鬼に陥ることもあったが、隼人の言葉で信じる勇気を取り戻す。


■ ジリア

謎めいた囚人。強いリーダーシップと冷静な頭脳を持ち、房内の秩序を保つ中心人物。過去や収監理由は不明。隼人の理念に共感し、更生活動の支柱として動く。公平な裁きと赦しの精神を重んじる。


■ マクス

更生活動中に密告文に関わったとされる囚人。嘘をついていたが本当の黒幕ではなく、過去の弱さを隠すためだった。ジリアやベルンに支えられ、今は更生の道を歩もうと努力している。


■ フライ

お調子者タイプの囚人。軽口が多く、周囲とのトラブルも多いがどこか憎めない。タバコの密輸を隠していたことが発覚し、信頼を失いかけた。


■ ガイ

荒っぽく短気な囚人。かつては暴力沙汰で房を荒らしていたが、現在はジリアの指導の下で沈静化。


■ バルド

別棟の囚人勢力に属していると思われる荒くれ者。分断工作の噂の中に名前がたびたび出るが、詳細は不明。


■ カイル

密告事件の真犯人で、表面上は大人しく振る舞っていたが裏ではロトと通じていた裏切り者。冷笑的で隼人の更生活動に強い反感を持っていた。



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