サードライフ、ハードライフ
「もう終わりか…」俺は今,人生の終わりを迎えようとしている。と,いっても2回目の人生の終わりだ。最初は実にマヌケな死にかただった。言葉にするのも呆れてしまう。後ろ向きに歩いていたらマンホールにち…「…」思い出すだけでも恥ずかしく,バカバカしくなってる。ふと突拍子な思いつきで後ろ向きに歩くというのも37歳の大人がすることじゃなかった。そのうえマンホールに落ちる? あぁもう思い出したくない。これが1回の人生であったそして死んだ俺は転生した。これがもうすごかった。簡単に言うと最強のスキル持て生まれてチートするって感じ。おまけに沢山の種族の仲間まで手に入れた。こうして寿命を迎えようとしてる今,たくさんの仲間に囲まれて幸せに死ぬ、これほど幸せな死はない。落下死とは違うのだよ落下死とは。
『転生を開始します』マジ?俺もう1回チートできるの?さあ次はどんなチートスキルが…!
『転生の準備が完了しました』さあさあどんなスキルが…!!!
『転生し,異世界へ移動します』ん?
『完了しました』あれスキルは?少し目の前が真っ白になりだんだんとみえてきた。標高の高そうな山っぽい。まずはスキル確認だ。多分これを言えば…
「鑑定!」空中に半透明なパネルが出た。だが文字は日本語とはかけ離れたものだった。
「よ、読めない…」1回目の転生した時も一応日本語で表記はされてはいなかったが無意識に読めていた。だが今、目にしているこの文字は読めない。なんだこれ?今思えばこんな古代文字みたいな文字読めてた主人公補正ヤッバ。なにげに日差しがやけに眩しい。
「しゃーない、少しこの当たりでも探索するか」シュゥゥ… なにこれ? 体が燃えて…
「熱い熱いっ!!!」俺は川にダイブした山スタートに助けられた…俺は察した。1回目の人生の時に見た漫画に出てきた異世界キャラ、最初の転生人生の経験、この真っ白な肌。俺は多分あの生物だろう。
「吸血鬼…」何なら傷が少しふさがってきている。
(…します) ん?死んだ時に聞こえたあの声が聞こえた。自分の声とかぶってしまい良く聞こえなかった。
(ハードモードの転生人生に突入、完了しました。)




