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愛と呼ぶには甚だ恐縮でして  作者: キリシマの霧
2/5

漂白したい心

せせらぎに身を浸して

心ごと清めたいと

思ったことはありませんか?


積もる雪に

まっぱで身を投げて

自分のしでかした愚かさを

漂白したいとしたことは

あります


北の支笏湖は

死体が腐らないそうです

何人も身を投じたのかも

しれません


しかし

そのあまりの美しさに

なにも知らずとも

ぼくの骸を葬るのは

ここだなんて

美しさの喩えには

ふさわしくなかったけれど

感動したこともあります


九州は温暖で

雨も温く

東京は冷たい雨が

心まで冷やします


能天気で

八割の人は

ナチュラルで

天国に住めるとも

聞きます


ちなみに社長は

必要がなければ

旧知の友人でもある人と

現場に向かいます


きっとぼくは

気を使わせるのでしょうね


冗談のセンスもないし

趣味も違いすぎますし


当然ながら

ぼくは自分の欠点を

理解しています


ほんらい空気を読み取れません


その分

小さくても

積み上げてきたものがあります


だから

ごく稀に

君は特別だねと

声をかけてくれる方も

現れます


自覚していなかった

努力なのですが

その言葉で報われて


なにかある度に

思い出すと

涙がでます


それ以外は

どこにいても

孤独です


自分を捨て続けることが

成長なのだと

社長が酒を勧めながら

言いました


たぶん

こうゆうことなのでしょう


孤独とは

捨てられるべき

執着なのでしょう


しかし

こんなぼくだから

一緒に詩を書いたりして

心ごとそばに

寄り添ってくれる

友人もできました


大きさを較べると

小さなダイヤモンドのようです


見栄えのする

金銀の宝飾ではないとしても

ぼくには宝物です


ダイヤモンドに寄り添う

真珠のように

その人との友情を

大切にしたいと

考えます


誰かが絵に描いたみたいに

魂の世界では

手を繋ぎ

宇宙を貫く法を

サーファーみたいに

楽々と楽しみながら

生きていくのです


縛りではなく

穏やかな波なのです

宇宙は


神様の愛なのです

仏の光明でもあります

身即理です


不二なるものが

宇宙と人なのです


もちろん神と人もでしょうね

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