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第五話 救援作戦 前編

 エウローパの北西に広がる海、そこに点在する島々を根城とする大小さまざまな海賊団の一つ。

 その頭目を務める、灰色の毛並みを持つ犬部族の血を引く獣人の海賊船船長は、戦闘の続くララ・クローン号の船首楼甲板(フォクスルデッキ)にて、驚愕の表情を浮かべていた。


 無人島を利用した襲撃と、味方の海賊船一隻を失うものの、彼らの奮戦により相打ちで残りの護衛戦を撃沈させ。

 更に相手の度肝を抜く、切り札である竜の息吹を使用しての接舷攻撃を成功させ。

 護衛の冒険者たちはいたものの、船上での戦闘に不慣れなのか、思ったほどの脅威ではなく。

 もはや今回の襲撃は成功したも同然と思った、そんな矢先の事であった。


 不意に何処からともなく、聞いた事のない妙な音と共に、謎の飛行物体が上空に現れたのだ。

 ただし、その謎の飛行物体は上空を旋回するだけで特に何もしてこない、なので船長は脅威にはならないと判断し、気にすることはなかった。


 だが、それから暫くして、部下の一人からもたらされた報告を聞き、船長は慌てて望遠鏡を手にすると、船首楼甲板(フォクスルデッキ)へと駆けた。

 そして報告にあった方角、その水平線の向こうから現れた、覗き込んだ望遠鏡に映ったそれを目にして、船長は驚愕の表情を浮かべた。


 船長が目にしたのは、見た事もない程巨大な艦影。

 しかもただ巨大なだけではなく、その甲板上には、要塞に備わっている大砲よりも更に巨大な砲が複数備わり、マストとも異なるまるで塔のような構造物等を備え。

 更に船体の材質も、明らかに木造のものとは異なる。

 まさに要塞島が動いているかのような、そんな感覚さえ覚える巨大な艦影。


 それを目にした船長の脳裏に、あれは相手にするべきではない、との本能的な危険に対する直感が流れる。

 しかも、更に数隻、最初に目にした巨艦に比べれば小さいものの、同じような材質で作られていると思しき船が複数、新たに現れ。

 船長の顔から血の気が引いていく。


「船長! 冒険者の野郎どもが勢いを!」

「っ! 怯むんじゃねぇ!! 野郎ども! 俺達海賊の強さと恐ろしさを連中の骨身に叩き込め!!」


 だが、ふと自身の不安な感情が部下達にも伝染し、このままではこれまでの行為が台無しになると悟ると、船長は気丈に振舞い部下達を鼓舞する。

 すると、部下達は再び勢いを吹き返し始める。


 そして船長は、部下を鼓舞すると同時に、心の中で自分自身も鼓舞し始めた。


(ビビるんじゃねぇ! これまでだって色んな奴を相手にして勝ち残って来たんだ! 相手がデカかろうと、勝ち残ればいいじゃねぇか!)

「テメェら! 俺達ゃいずれ世界の海を制する大海賊団になるんだ! こんな所でビビってんじゃねぇぞ!!」

「「ウォーッ!!」」


 カットラスを高らかに掲げ、再び鼓舞する船長。

 その効果か、部下達の勢いはさらに増し、冒険者や船員が一人また一人と甲板上に倒れていく。


 こうして一時は崩れかけた勢いを取り戻した海賊団。

 だが船長の心の隅には、やはりあの正体不明な艦影たちに対する恐怖が払拭し切れずに残っていた。



 だが、いつまでたってもその自慢の巨砲が火を吐く気配もなく、ただ事態を静観しているかのような様子に、艦長の心の隅に残っていた恐怖も徐々に薄れ始める。


「船長! あの妙な船からボートが!」

「何!?」


 とその時、部下からの報告がもたらされ、正体不明な艦影から発進しララ・クローン号の方へと近づいてくる三隻のボートの姿を確認する。

 ボートも、見慣れた手漕ぎ式ではない、見慣れない形状をしたボートであったが、それでもボートに搭乗していたのは、格好こそ見た事のないものだったが、その容姿はどう見ても人間であった。

 正体不明の化け物ではなく、同じ人類が相手だと判明し、内心安堵する船長。


 そして、同じ人類ならば、戦いようは幾らでもあった。


「おい! あの接近するボートに、大砲を撃ち込んでやれ!」

「え!? ですが船長、大砲ぶっ放そうにも、このガレオン船で射線が塞がっちまってて……」


 先手必勝とばかりに、部下に大砲で攻撃するように命じる船長。

 しかし部下は、海賊船の位置からボート目掛けて大砲を撃つにはララ・クローン号が射線を塞いでいるので大砲を撃てない、と漏らす。


「馬鹿野郎! 大砲積んでるのは俺達の船だけじゃねぇだろうが! この船の大砲を使って撃てって事だよ!」

「は、はいぃ!!」


 そんな部下に、怒鳴りながら改めて指示を飛ばす船長。

 すると漸く、船長の考えを理解した部下は、近くにいた別の部下を引き連れ船首楼甲板の左舷側に備えられているカロネード砲と呼ばれる、近距離用の大砲の準備を始める。

 一般的な艦砲である半カノン砲に比べて砲の重量や砲身長が半分以下のカロネード砲であるが、その口径は大きく、半カノン砲よりも射程は大幅に劣るものの、威力の方は折り紙付きであった。


 そんなカロネード砲の重く巨大な砲弾を砲口から装填し、砲撃準備を進める海賊たち。

 程なく、砲撃の準備が整い、後は目標となるボートが射程内まで接近するのを待つだけであった。


「くるぞ! よ──」


 だが刹那、不意に銃声が響くと、徐に砲手を任せた海賊の一人が船首楼甲板に倒れ込む。

 何事かと、慌てて仲間の海賊が駆け寄り確かめると。


「ひ!?」


 倒れた海賊の額には見事なまでの銃創、そして周囲の甲板上には、彼の鮮血が広がり始めていた。


「な、何だ──」


 刹那、再び銃声が響き渡ると、駆け寄った仲間の海賊が、先ほど倒れた海賊に覆いかぶさるように倒れ込む。

 そして、彼もまた頭部から自身の鮮血を流し、甲板上を赤に彩るのであった。


「狙撃だと!?」


 一連の様子を見ていた船長は、それが狙撃されたものだと見抜くと、直ぐに姿勢を低くする。

 しかも、狙撃地点はララ・クローン号ではなく船外、そう、接近するボートの船上からであった。

 だがそれは船長の常識に照らし合わせると、マスケット銃の標準的な有効射程を優に超える、軽く八百メートル程の距離から狙撃した事になり。

 今回の狙撃は、常識ではありえない超長距離狙撃であった。


「ば、化け物……」


 その事実に気がついた時、船長の心の中に、今までに感じた事のない程の恐怖が生まれるのであった。





「ターゲット・ワン、ツー、ダウン」

「凄い……」


 海上を駆ける十一米内火艇の艇上、観測手を務める第三中隊の隊員からの報告を聞き、九十九は感服の言葉を漏らす。

 その言葉の受け取り主は、ベースとなる九九式短小銃改を製造されたものの中から精度の良いものを選び出し、そこにスコープを搭載した、九九式狙撃銃改。

 同銃を艇首で構えた平山伍長であった。


 九九式狙撃銃改の有効射程は千五百メートル程で、今回の場合は、既に標的との距離は千メートル以内という、狙撃の際の距離としては十分有効射程内であった。

 しかし、九十九が感服したのは狙撃距離などではなく、狙撃の際の条件にあった。

 陸上と異なり、海上での狙撃では否応なく波の影響を受ける。しかも今回は、波の影響を受けにくい大型船などではなく、影響を受けやすい十一米内火艇、それも走行中の艇上から見事に標的を仕留めたのだ。


 いつもの平山伍長からは想像もつかないその狙撃技術の高さに、九十九は再度感服の言葉を漏らした。


「平山伍長はいつも眠いだ何だとぼやいてますが、狙撃の技術に関しては第一〇一武装偵察部隊でも随一です」

「というか平山の奴、早く敵を片付けて帰って寝たいからって狙撃の腕磨いてたら今に至ったんですよ、ある意味凄いでしょ、総司令殿」

「そ、そうなんだ、あはは……」


 真鍋大尉に続いて、石坂軍曹の口から漏れた平山伍長の狙撃技術の秘密に、九十九は苦笑いを浮かべるしかなかった。

 とその間にも、平山伍長は脅威となり得る新たな標的を仕留める。


「って、このままじゃ平山ばっかり印象に残っちまうじゃねぇか! よっしゃ! こうなったら俺もコイツを使ってバッチリ活躍して、いいこと見せてやりますよ総司令殿!」


 すると、石坂軍曹は"六型"と呼ばれる、ブ式7.7mm重機関銃 M1919の銃身を軽量化し、二脚に銃床、さらにキャリングハンドルを取り付けた汎用機関銃型を見せながら、九十九に意気込みを語る。

 だがそんな石坂軍曹のやる気をへし折るかのような言葉が、真鍋大尉の口から語られる。


「石坂軍曹! 貴様は平山伍長達と共に内火艇に留まり、突入する我々の援護だ!」

「えぇぇっ!? 俺、ここから援護ですか!?」

「当たり前だ! |そんなもの《ブ式7.7mm重機関銃六型》を船内で無闇に発砲してみろ! 木造の船体をあっと言う間に貫通して砲弾等に引火して大惨事だ。もしそうなったら、貴様の枕元に毎夜化けて出てやるからな!」

「り、了解しました!」


 こうして石坂軍曹の目論見が見事に潰えた所で、いよいよ十一米内火艇はララ・クローン号に対して接舷間近となった。


「藤沢伍長、先鋒は任せる! 安全を確保したら縄梯子を下ろせ!」

「りょうかーい」


 ララ・クローン号の船首付近に接舷した十一米内火艇から、甲板目掛けて鉤縄を投げる。

 そして鉤縄が固定された事を確かめると、縄梯子を背負った藤沢伍長が、まるで重力など存在しないかのように軽々と鉤縄を登り、あっという間に数メートル頭上の甲板に到着する。


「なんだ!? このガキ!?」

「ど、どっから現れやがった!?」

「どーも、こんにちは。じゃ、さようなら」


 そして、いつの間にかコンバットナイフを両手に握った藤沢伍長は、近くにいた二人の海賊が手にしたカットラスの剣先を自身に向けるよりも素早く、二人に斬りかかる。


「が!」

「っぶ!」


 一瞬の内に二人の海賊を倒すと、コンバットナイフの刃に付着した鮮血を振り落としながら独り言ちる。


「あたし、こう見えても二十二なんだけど」


 と独り言ち終わると、周囲の安全を確認し、背負っていた縄梯子を下ろす。

 

「よし、ではこれより突入する! 石坂軍曹達は突入後、海上より引き続き我々の援護だ!」

「は!」

「……錦辺総司令、今ならまだ比較的安全な内火艇に留まる事も出来ますが?」

「真鍋大尉、愚問だよ」

「そうでしたね。……行くぞ!」


 真鍋大尉の号令と共に、第三中隊の隊員達が縄梯子を登っていく。

 そして、九十九も真鍋大尉の後に続いて縄梯子を登っていく。

 その途中、ふと振り返って視線を下に向けると、後続の小発動艇からララ・クローン号担当の第二中隊の海兵達が十一米内火艇へと移乗し、担当海兵達を降ろした小発動艇は、海賊船担当のもう一艇の後を追う様に視界から消えていく。

 そんな確認を行いながら縄梯子を登り、程なく、甲板上に降り立った。


 そこで九十九が目にしたのは、人間以外の亜人の姿もあるものの、人類同士が生死を賭けて戦う、戦場の光景であった。


ツーマンセル(二人一組)で物陰や背後に気をつけながら対応に当たれ! 間違ってもこの船の船員や船客は殺すな!」


 真鍋大尉の声と共に、それをかき消すかのように断続的に銃声が響き渡る。

 甲板上には、既に事切れた船員や冒険者、そして海賊たちの骸が幾つも横たわっている。


「……」


 モンスターとの戦闘とは異なる戦場の雰囲気に、一瞬怯んだ九十九ではあったが。

 直ぐに気持ちを奮い立たせると、二式騎銃 M2を持つ手に力を入れ直し、甲板上を進み始める。


「無駄な抵抗は止めて直ちに投降しろ!」

「何だテメェらは! 誰がテメェらなんかにこ──がは!」


 そして、自身の声に耳を傾けず、カットラスを手に向かってきた海賊に対し、構えた二式騎銃 M2の引き金を引くと、直後にその海賊は甲板上に倒れ、再び起き上がる事はなかった。


「やるじゃん、総司令」

「言葉は通じてた、なら、できれば投降してくれた方がよかったけど」

「それは難しいんじゃない、海賊さん達も必死みたいだし、勿論、あたし達も必死だけどね」

「あぁ、そうだね」


 九十九と組む事となった藤沢伍長。

 彼女と言葉を交わしながら、モンスターとは異なる、人に対して銃口を向け、そして引き金を引くという事の重み。

 更には、部下である彼女達海兵の命を預かっているという重みを心に刻みつつ。


 九十九は、戦場となっている甲板を進んだ。





 甲板前方から突如として聞いた事のない断続的な銃声が響き渡り、何かが起こった事は、ヒルデも肌で感じ取っていた。

 だが、今のヒルデにそれを確かめているだけの余裕はなかった。

 今のヒルデは、後甲板上に追い詰められ、膝をついていた。

 慣れない船上での戦闘であったが、何とか奮戦し、数人の海賊を剣の錆にしたものの、物陰に隠れていた海賊の予期せぬ一撃を受け。

 何とか立て直そうとしたが、そのまま海賊の勢いに押され、後甲板上まで追い詰められていた。


「ぎしし、観念しな、冒険者の姉ちゃん」

「へへへ、悪いようにはしねぇよ」

「くっ!」


 下卑た笑みを浮かべながら歩み寄る二人の海賊、そんな海賊達に対し、最後まで抵抗する意志を示すかのように、海賊達を睨みつけるヒルデ。


「オー怖い怖い。でもいいねぇ、いい女はどんな表情をしてもそそるねぇ」

「全くだ、こう気の強い女程攻略しがいがあるってもんだ!」

「畜生共が!」

「ははは! 堪んねぇなおい! よぉ、俺の女になるって言うんなら、命だけは助けてやってもいいぜ」

「おい、抜け駆けすんじゃねぇ! どうだ、俺の女にならねぇか?」

「てめぇだって言ってんじゃねぇか!」


 海賊達から提示された条件に、ヒルデは海賊達の顔目掛けてそれぞれ唾を吐きかける。それがヒルデの答えであった。


「っ! 何しやがる!」

「畜生共の言いなりになる位なら、死んだ方がマシだ!」

「っ! このアマァ!! そんなに死にてぇなら殺してやるよぉ!!」


 一気に怒りの感情が最高潮に達した海賊達は、それぞれ手にしていたカットラスを振り上げる。

 そして、高らかに振り上げられたカットラスの刀身がヒルデに襲い掛かるかと思われた、刹那。


 不意に銃声が響くと、一瞬海賊達の体が硬直し、次の瞬間、二人の海賊は糸の切れた人形のように後甲板上に倒れ込むのであった。


「え?」


 この突然の出来事に、ヒルデは理解が追い付かず呆然となる。


「大丈夫ですか!?」


 だが、不意に後甲板に駆け上がってきた人影。

 皮鎧とも異なる、薄い緑がかった色をした見慣れない格好に、その手には見た事もないマスケット銃のような物を持った青年。

 駆け上がり近づいてきた青年に大丈夫かと声をかけられ、そこでヒルデは、漸く自身が彼に助けられたのだと理解した。


「怪我はありませんか!? もし何処か怪我をしているのなら言ってください!」

「あ、いや、大丈夫だ」


 ヒルデの言葉に安堵した表情を浮かべる青年。

 そして、青年が差し出した手を取り立ち上がり、歩き出そうとした時。


「あ!」

「っと、大丈夫ですか?」


 不意につんのめり倒れそうになったが、その前に青年の助けによって事なきを得る。


「だだ、だいひょうぶだ!」


 慌てて姿勢を立て直すと、ヒルデは少々頬を赤らめながらもう大丈夫だと告げる。


「こほん。所で、貴方は一体何者なんだ? 見た所、私達と同じ冒険者には見えないが?」

「俺は、……いや自分は、錦辺 九十九、大和皇国海兵隊に所属している軍人です」

「ニシキベツクモ、変わった名前ね。それに、ヤマト皇国カイヘイタイ?」


 ヒルデは小首を傾げながらも、青年こと九十九の自己紹介を聞き、彼が聞いた事のない国の軍人であるという事は理解した。


「私はヒルデ・ヴァルミオン、Aランクの冒険者よ」

「よろしく、ヴァルミオンさん」


 お互い自己紹介を終え、握手を交わす。

 それを終えると、再びヒルデが喋り始める。


「そうだ。私の事はヒルデって呼んで頂戴、見た所、歳もそんなに変わらなそうだし、気楽にいきましょう。因みに私は二十二よ」

「自分、いや俺は二十四になる」

「あら、貴方の方が年上だったのね。兎に角、よろしく、ニシキベ」

「えっと、錦辺が苗字で九十九が名前なんだけど」

「え! そうなの? 本当に変わってるわね。……それじゃ、改めてよろしくね、ツクモ」

「こちらこそ、ヒルデ」


 こうして改めて握手を交わした所で、九十九を呼ぶ声が聞こえてくる。


「まだこの船には海賊が残ってる、だから排除が終わるまでヒルデはここで──」

「いえ、私も一緒に戦うわ!」


 九十九の言葉を遮るように、ヒルデは九十九が倒した海賊の持っていたカットラスを手に取ると、更に言葉を続ける。


「海賊たちは船内にも入り込んでいる。なら、ララ・クローン号の船内に詳しい私が同行した方がいいと思わない?」


 ヒルデの言葉を聞き、九十九は暫し考え。

 程なく、導き出した結論を語り始める。


「分かった。でも、ちゃんと付いてきてくれよ?」

「了解!」


 こうして九十九はヒルデを連れ、後甲板を後にするのであった。

この度は、ご愛読いただき、本当にありがとうございます。

そして今後とも、引き続きご愛読いただければ幸いです。

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