第十三話 ドラゴン対峙はもう飽きた?
ドラゴン「がががが……」
号令と共に、展開していた六輌の特三式内火艇の合計六門の47mm戦車砲が火を噴き、程なくドラゴンの巨体に弾着する。
爆発と共に、経験した事のないその威力に、堪らずドラゴンが悲鳴のような咆哮をあげる。
更に追い打ちとばかりに、機関銃や小銃等、海兵達による射撃も開始される。
「よし、効いているぞ! 今の内に負傷者を後退させろ! それと、増援部隊の本隊に至急連絡を!」
こうして攻撃を加え、ドラゴンの動きを封じている間に、増援の海兵達の手によって、負傷した第三中隊の隊員達が安全な場所へと移送されていく。
「錦辺総司令! 錦辺総司令も安全な場所に避難を!」
「いや、俺もここで戦う!」
「し、しかし!」
「戦っている部下を置いてはいけない、頼む大尉!」
九十九の身を案じた安川大尉だったが、彼の熱意に押され、渋々了承するのであった。
「撃ち続けろ!」
そして、九十九も手にしていた二式騎銃 M2をドラゴン目掛けて構えると、引き金を引く。
直後、発射された二式騎銃実包はドラゴンの首筋に命中するも、空しく弾かれる。
「く、何て硬さだ」
弱装弾故に弾かれた、という訳ではなく。
7.7mm弾や12.7mm弾すらも、その巨体を覆う鱗に弾かれ、有効とは言えなかった。
更には、47mm戦車砲も、着弾箇所の鱗を吹き飛ばしてはいるものの、砲弾はその下にある皮膚の奥深くにまで食い込んでいるような様子はなく、当初の思惑程有効とは言えなかった。
強固な鱗と強靭な皮膚を持つドラゴンは、まさに重戦車並の防御力を有していると言えた。
「っ!?」
それでも、この弾幕の前には動けずに釘付けとなっていると思っていた、刹那。
不意に弾幕の中動き出したドラゴンは、やがてその巨体を回転し始める。一体何事かと思っていると、その巨大な尻尾が一輌の特三式内火艇を捉え、車体を叩く。
すると、三十トン近くある鉄の塊の筈の特三式内火艇が、まるで玩具の如く吹き飛び、部品や土埃をまき散らしながら数回回転した後、転覆した無残な姿と化して止まった。
「不味い! 各車散開!」
エンジン音がうねりを上げ、残りの五輌が散開し始めた刹那。
一時的に攻撃の手が緩んだ隙を付き、ドラゴンはその口の奥に燃え滾る炎を作り出すと、次の瞬間、一輌の特三式内火艇目掛けて灼熱の炎を放射する。
あっという間に灼熱の炎に飲み込まれた特三式内火艇は、程なく、搭載していた砲弾に引火したのか、爆発と共に乗員達の魂を焼き尽くし、特三式内火艇をただの鉄塊へと化させた。
更には援護射撃を行う海兵達に、その巨大な尻尾を振り回し、三式水陸両用装軌車ごと海兵達が軽々と宙を舞い、やがて大地に横たえていく。
「くそ、このままじゃ……」
一気に戦局がドラゴンへと傾き始め、九十九の表情に焦りの色が出始める。
だが、その時であった。
不意に砲撃音が聞こえると、直後、ドラゴンの巨体に、47mm戦車砲よりも巨大な爆発と共に巨大な衝撃が走る。
よく見れば、着弾箇所周辺の鱗が吹き飛び、更にはその下の皮膚を含めた肉体が無残に抉れ、鮮血が流れ出していた。
明らかに有効な一撃。
これにはドラゴンも、悲鳴のような声をあげた。
この突然の攻撃に、攻撃を受けたドラゴン自身はもとより、九十九達も唖然としていると、重厚なエンジン音と共に履帯の独特な走行音が聞こえ始めた。
そして、音のする方へと視線を向けると、そこには土埃を巻き上げながら大地を駆ける、三つの巨大な影。
全長八・五メートルを誇る全溶接式の巨大な車体に、それを最高速度三八キロで動かす為の大出力エンジン、更にはそれを具現化する為の足回り。
更に車体前面は避弾経始を考慮した傾斜装甲となっており、効果を高める為に、従来の戦車に見られた車体前面の機銃は廃止されている。
そして、そんな車体に負けぬ程巨大な砲塔には、大和皇国版アハト・アハトと言うべき"二式八糎高射砲"を改造した、"三式八糎戦車砲"と呼ばれる88mmもの巨大な戦車砲が姿を晒している。
四六トンもの重量を誇る、その鋼鉄の巨体の持ち主こそ、大和皇国が誇る重戦車。
大日本帝国陸軍が開発した試作戦車である五式中戦車をモデルベースに開発された為、五式重戦車との名が付けられた重戦車の姿があった。
ここで少し、時間軸を巻き戻す。
LSM-1級中型揚陸艦をモデルとする、"特一号型中型揚陸艦"によって、上陸地点となった海岸に上陸を果たした第一戦車大隊所属の三輌の五式重戦車。
同じく、特一号型中型揚陸艦や上陸用舟艇等によって、次々に海岸に上陸を果たす増援部隊の本隊の一部として、三輌の五式重戦車はアリガ王国の地に降り立った。
そして、上陸を果たした三輌の五式重戦車は、今だ上陸作業を続けていた本隊の一部を他所に、準備の整った部隊と共に、先遣隊と合流を果たすべく出発する。
こうして、順調にロマンサの街の方を目指して移動を続けていた、その最中であった。
「おい、急ぐぞ!」
「え? どうしたんですか、車長?」
「悪い予感がする! 急ぎ先遣隊のもとに向かうぞ!」
「っ! 了解! 車長の勘はよく当たりますからね!」
「こちら一号車。二号車及び三号車へ、大至急先遣隊のもとに向かう、付いてこい!」
部隊の先頭を走っていた三輌の五式重戦車、その中で先頭を走る一号車。
薄暗い車内の中、車長席に腰を下ろした、戦車の乗員にも広く使用されている一式作業服を身に纏い、ヘッドセットを併用できる戦車帽を被った女性。
一号車の車長兼、三輌の五式重戦車からなる戦車小隊の小隊長を務める、三春 敏巳中尉は、不意に何か予感を感じ取ると、直ちに号令を飛ばす。
そして、三輌の五式重戦車は程なく、エンジンを唸らせると、突然速度を上げた彼女達に戸惑う後続部隊の海兵達を他所に、後続部隊を置き去りにして前進していく。
それから程なく、突然の事に事情の説明を求める怒りの無線が入る事を覚悟してた三春中尉のもとに、無線手から車内無線を通じてとある一報がもたらされる。
「やはりか」
「どうしたんです? 車長」
「新手が現れて先遣隊が苦戦している様よ」
「えぇ!? でも先遣隊には特三式内火艇が六輌いた筈じゃ?」
「それが、相手はどうもドラゴンみたいなの」
「えぇ! ドラゴンってアレですか!? おとぎ話とかに出てくるあの!」
「あのね、この世界じゃ今更驚く事もないでしょ」
「それはそうですけど。でも、本土の方では見た事なかったですし」
「と、無駄話はそろそろ終わりよ」
やがて、三輌の五式重戦車はロマンサの街の近くへと到着し、そこで、彼女達はその姿を視認にする。
先遣隊を相手に暴れまわる、一体の巨大な赤いドラゴンの姿を。
その瞬間、車内を緊張が走り、誰もが息を呑んだ。
「ふ、ふふふ」
だが、次の瞬間、不意に三春中尉の不敵な声が聞こえ始める。
「車長?」
「実を言うとな、私は以前からああいう歯ごたえのある奴と一戦交えてみたいと思っていたんだ」
「……そいつは奇遇ですね。実は俺もです」
三春中尉の言葉を聞き、砲手を務める乗員は、不敵な笑みを浮かべながらその言葉に賛同の意を示す。
「所で、あいつの目を見て、どう思う?」
「どうって、そりゃもう、俺達人間様相手なら勝ったも同然、って目ですね」
「ふ、よろしい」
すると三春中尉は無線を切り替え、二号車と三号車にも無線を繋げると、咽喉マイクに向けて力強く語り始めた。
「全車よく聞け! これより我が小隊は、非力な人間相手に既に勝った気でいる自惚れたドラゴンに、我々人間の底力というものを"教育"しに行く! 戦車、前へ!!」
刹那、三輌の五式重戦車が唸りを上げ、ドラゴン目掛けて前進を始める。
程なく、射程に捉えたのか、三輌の五式重戦車が動きを止める。
「徹甲弾、装填完了!」
「対敵距離二千! 照準、よし! 射撃準備よし!」
「目標! 赤いドラゴン、撃てぇ!」
「撃て!」
命令が復唱されると同時に、車内に轟音と言うべき発砲音と共に、激しい振動が響き渡る。
「目標命中! なれど目標は依然として健在」
「ふ、そうでなきゃ面白くないわ。よし、二号車、三号車! 散開して畳み掛けるぞ! 必中射程を保ちつつ、各個に撃ち方始め!」
「二号車了解!」
「三号車了解!」
ヘッドセットから聞こえてくる力強い応答に満足の笑みを浮かべた三春中尉は、続けて無線手に、自分達がドラゴンの動きを封じている内に先遣隊は負傷者等を連れて一時後退する様に伝えろと指示を飛ばす。
そして、三春中尉は眼前の潜望鏡、砲塔上に備えられた塔状の指令塔、そのハッチ全周に配置され車外の状況を視認可能なそれを覗き込むと。
三式八糎戦車砲の強烈な一撃をお見舞いされ、怒りに満ち溢れた目を自らの方へと向けるドラゴン、その姿を視認すると、不敵な笑みを浮かべ、小さく言葉を零す。
「いい面構えになったじゃない」
刹那、雄叫びとばかりにドラゴンが咆哮をあげるも、その咆哮は二号車の発砲音と共に、弾着時の爆音と直後に自らがあげた悲鳴によってかき消される。
「だが、今回は相手が悪かったわね」
「射撃準備よし!」
「ケツに一発ぶちかます! 撃てぇ!」
「撃て!!」
刹那、車内を強力な88mm砲弾を発射した反動が襲う。
そして、僅か一・二秒の後、その反動を作り出した88mm砲弾は、ドラゴンの臀部付近に命中した。
さらに続けて、足や胴など、更に二発の88mm砲弾が命中し、ドラゴンの鱗や皮膚、更に血肉をえぐり取っていく。
一定の距離を取りながら、周囲を我が物顔で駆け回り、死角から次々と88mm砲弾という名の重たいパンチを繰り出す三輌の五式重戦車。
流石にこのままでは不味いと感じたのか、ドラゴンはこの状況を打破する糸口を作り出すべく、口の奥に燃え滾る炎を作り出し。そして、丁度視界に現れた二号車目掛けて放射しようと口を開きかけた、刹那。
突如右目に強烈な痛みが走り、堪らず顔を仰け反らせ悲鳴をあげると、炎を投射する事を中断する。
「流石に目は、鱗や皮膚程硬くはないようですねぇ」
ドラゴンの右目を潰した下手人である平山伍長は、暢気にそう独り言ちると、観測手を務める同僚の隊員に促され、急いでその場を後にする。
一方、右目を潰されたドラゴンは、最早下手人探しなどをしている程の余裕もなく。
屈辱的ながらも、この場は自らが生き残る事を優先し、一対の巨大な翼を広げると安全な上空に逃れるべく、翼を羽ばたかせ始めた。
「あら、まだ授業は終わってないのよ! 途中で退席なんて、許すわけないでしょ!」
刹那、一号車の主砲が火を噴き、放たれた88mm砲弾が左の翼の付け根付近に命中する。
すると、途端に左の翼が動きを止め、右の翼だけでは巨体を浮かせられなくなり、堪らず僅かばかり浮き上がっていたドラゴンの巨体は、地響きを鳴らし再び大地に降り立つ。
その後も、間髪入れずに三輌の五式重戦車による砲撃は続き。
「これで仕上げだ! 撃てぇ!」
遂に、一号車から放たれた88mm砲弾がドラゴンの頭に命中すると、断末魔のようなドラゴンの悲痛な叫びが響き渡る。
そして、黒煙の覆われた顔の半分を吹き飛ばされ失ったドラゴンは、首を垂らすと、続けてその巨体を、自らが流し赤く染め上げていた大地に横たえさせた。
地響きが収まり、一帯に静寂が舞い戻って程なく。
今度は勝利に沸く、海兵達の歓喜の声が溢れ始めた。
それから程なく、勝利の余韻に浸りつつも戦闘後の処理に追われる海兵達。
その中で、停車させた一号車から車外に降り立った三春中尉は、出迎えた数人の人物、特に先頭に立つ人物に対して直ぐに直立不動の姿勢を見せると、敬礼を行う。
「第一海兵師団第一戦車大隊所属、三春 敏巳中尉であります!」
「ありがとう三春中尉、君達のお陰で助かったよ」
答礼を行い、感謝の言葉を述べたのは、誰であろう九十九であった。
感謝の言葉を述べ終えると、九十九は更に三春中尉に握手をするべく手を差し出す。
すると、三春中尉もそれに応えるように手を差し出すと、握手を交わすのであった。
その後、漸く到着した増援の本隊と共にやって来た古高大佐と軽く挨拶を交わし終えた九十九は。
先に戦ったゴブリンやアーブル・ゴーレム、更に巨大なドラゴンの骸や飛び散った血肉等から発せられる死臭、更には立ち上る黒煙や未だに燃え続ける炎等。
まさに地獄絵図のような光景が広がる一帯の後処理を古高大佐に任せると、ヒルデと残った第三中隊の面々を引き連れ、ロマンサの街の中へと戻っていくのであった。
その道中、九十九は今回のドラゴンとの初戦闘を経験し、大和列島制圧戦時の飛竜との戦闘から想定されていた対ドラゴン戦術。具体的には機関銃や対空機関砲等で対処可能。
との戦術、それを根本から見直しをする為の上申書と報告書を作成しなければならなくなった事に、短いため息を漏らすのであった。
一方同じ頃。
ロマンサの街を囲う城壁に設けられた物見塔、そこに、アポロ王子とペルル王女、更にはフレグル外務大臣にシャーロン伯爵の四人の姿があった。
「し、信じられません! モンスターの大群を退けたのみならず、ドラゴンまで倒してしまうとは! こ、これは夢か真か!?」
物見塔から一連の戦闘の様子を見物していた四人。
フレグル外務大臣は、未だに目の前の出来事が信じられないと言った感じで、一時的に情緒不安定に陥っていた。
「おい、待機していた兵達に、外の後片付けの手伝いをするように伝えてくれ。それから、ギルドにも戦闘終了の連絡を」
「かしこまりました」
そんなフレグル外務大臣を他所に、シャーロン伯爵は近くで控えていた使用人に指示を出すと、再び視線を戦場後に向けながら、語り始める。
「にしても本当に驚きだ。流石にドラゴンが現れた時には、連中の力量を図るために兵達を加勢させずに待機させておく、っていう王子の考えに反発しちまいそうになったが。ま結果としちゃ、スゲーもんを拝ませてもらったぜ」
シャーロン伯爵の常識で言えば、ドラゴンとは討伐する際に、町一個分の兵力が溶ける事を覚悟して臨まなければならない。それ程、強力なモンスターであった。
所が、今回目の前で行われた戦闘では、その常識よりも圧倒的に少ない犠牲で討伐を成し遂げた。
これには、フレグル外務大臣の様に、真偽を疑いたくなってしまうのも無理はない。
だが、何度見ても、ドラゴンの巨大な骸がそれが真実であると証明しており、疑いの余地はなかった。
そして、今回の戦闘の立役者である五式重戦車を視線で示しながら、シャーロン伯爵は更に言葉を続けた。
「にしても、あの妙な乗り物は一体なんだ? AGとも違うようだが?」
「あれはセンシャという、戦いの為の乗り物ですわ。AGのように鋼鉄を身に纏い、強力な大砲を持っていますの。わたくしも、ヤマト皇国滞在中に拝見させていただきました。……ただ、あれはわたくしの見た物とは違うようですけど、色々な種類があるようでしたから、多分あれもその内の一つでしょう」
「センシャ、ねぇ。……ったく、本当にヤマト皇国って国は、一体どれだけ俺達を驚かせる気だ」
ペルル王女の説明を聞き、シャーロン伯爵は呆れるように吐き捨てるのであった。
「は! アポロ王子。も、申し訳ありません、私、お恥ずかしながら取り乱してしまい!」
「いや、よい、気にするな爺」
「ありがとうございます。所でアポロ王子。会談が一時中断となってしまいましたが、如何なさいますか?」
「無論、続けるに決まっている」
「し、しかし、アポロ王子。あの力量を見せつけた直後です、もしかしたら、服従などを迫ってくるやも……」
漸く落ち着きを取り戻したフレグル外務大臣は、アポロ王子の決定に異を唱える。
だが、そんなフレグル外務大臣の言葉に反応を示したのは、ペルル王女であった。
「あら、フレグル様、ヤマト皇国はそんな野蛮な国ではありませんわ! 彼らはこのアリガ王国と、友好な関係を結びたいと申していますのよ」
「ペルル王女、言葉では簡単に言えますが、実際国家と国家との付き合いというものはそう単純なものでは……」
「いや、ペルルの言う通り。彼らは圧倒的な武力を背景にして服従を迫る様な国ではないと思う」
「あ、アポロ王子!?」
「爺、仮にヤマト皇国の本性が爺の言う通りだったとすれば、わざわざこんなまどろっこしいやり方で武力を示す必要もない。それに、ペルルを保護した時点で、保護している事を示して交渉を優位に進める事も出来た筈だ。にも拘らず、彼らはペルルを俺達のもとにあっさりと返してくれた」
ここでアポロ王子は一拍置くと、再び自身の考えを語り始める。
「それに、彼らは会って間もない俺達の、この街の為に命を懸けて戦ってくれた。ならば、その誠意に応えるのが道理じゃないか、爺?」
「し、承知いたしました……」
こうして、アポロ王子は会談を続けるべく、一行を連れて物見塔を後に、一路シャーロン伯爵の館へと向かう。
「ははは! 全く、見事に言いくるめられちまったな大臣!」
「ぐぅ……」
「ま、大臣の心配も分からんではないが。俺も、連中が俺達と対等に話をしたいとの気持ちに嘘偽りはないと考えてる。それに、事を荒立てずに済むならそれでいいじゃねぇか」
「はぁ……、儂も、伯爵ほど気楽ならどれ程よかったか」
その道中、楽しそうな表情を浮かべるシャーロン伯爵と、対極に不安な表情を浮かべるフレグル外務大臣の二人は、今後の行く末を語り合うのであった。
この度は、ご愛読いただき、本当にありがとうございます。
そして今後とも、引き続きご愛読いただければ幸いです。
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