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であい

作者: 稲見晶

梅雨の朝

雨にむかって

手をのばす赤ん坊

母親にだかれて

傘の下のちいさな指先

ふりつづく音と

たのしいつめたさ

ほっぺたも目も

つやつやひかる

とてもふしぎなもの 雨

とてもおもしろいもの 雨


夏のお昼

道ばたで

泣いているちいさな子

立った足からのびている

じぶんの影をこわがって

あるいてもはしってもついてくる

だかれていたときは

気づかなかった

とてもふしぎなもの 影

なんだかこわいもの 影


いつのまにかわすれてしまう

世界のすべてに「はじめまして」をいう日々


夏のかがやき

秋のかおり

冬のするどさ

春のうたごえ


百年たっても

すてきな「はじめまして」が

あなたにおとずれますように

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