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ふぁみりあ  作者: 楓和
1/5

プロローグ

ガサッ

クリスマスの楽しそうな雰囲気の中

ネコがゴミを漁る音だけが響いている。

今年一番の冷え込みの今日は、たくさんの雪を降らせていた。

『いいもんあったか?』

『うーん、ぼちぼちかな』

大きな黒ネコが尋ねると、黒ネコより少し小さい灰色のネコが答えた。

別に捨てネコなんて珍しくもない。もっというなら保健所行きだって。

保健所行きを運よく免れたネコ達は今日もゴミを漁る。

『ちょっと他のところも見てくるよ!』

元気よくそういうと灰色のネコは路地へ飛び出した。

それを何気なく見送ろうとした黒ネコは、途端に顔色を変えた。

『待て!お前そこは・・・』

最後の言葉を言い終わる前にネコは車にひかれた。



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