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生まれ変わったら なんになる?

「生まれ変わったらまた会おうな」

「うん」

そんな会話を交わした記憶が頭をよぎった。

私は前世を思い出した。

私は奴隷だった。両親は戦争で殺され、何やかんやあって奴隷になってしまったのだ。そんな生きるか死ぬかといった経験をした時に前世を思い出した。


そして今、前世の彼の傍に居る。

「まさか君が奴隷として売られそうになっていたとはね」

「もう最悪だったわよ。こんな運命って有り? ってね」

「そんな運命に巻き込まれた君を助けられたのは正に奇蹟って言っていいんじゃないかな」

「まぁそうね」

自分を鼓舞する為に歌を歌ってたら、それが評判になった…らしい。

「前世で聴いたメロディーっぽいなと思ったらそのまさかだった訳だ」

歌詞の内容は『負けそうよ もう嫌だ』とか『涙流しても 強くなれんよ』とか酷い内容だったけどね

「みんな歌ってくれて嬉しかったなー。あーあの子たちどうなったかなぁ…」

「流石に全員を救うのは無理だからね」

「解かってるよぉ…それより今は」

今の悩みの種は

「周りの嫉妬で苛めが凄いよー。助けて…」

私は元奴隷、彼は貴族。身分が違いすぎるのだ。

「うーん…それならいっそ秘書に任命しちゃおうか?」

「うーん…それで解決するかなぁ」

悩みの種は尽きない…

終わり

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