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SCP  作者: しのん
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0000 SCP財団研究隔離討伐所にて

どうも作者のしのんです。

皆様が楽しめる作品を作ろうと精進いたしますのでこれからよろしくお願いします。

アメリカの砂漠地帯には、国家の者の中でも一部しか知らない秘密機関がある。それが、SCP財団研究隔離討伐所だ。全世界で発見された特殊生命体を保護または隔離・排除するための特殊機関であり、SCPを使った実験などもしている。機関は監視員17名、隊員672名、司令官1名で構成されている。


2021年7月ー研究所内にてー

突然、研究所内に轟音が響く。


「司令官!!508号牢屋の扉が破壊されました!!」

監視員の1人がそう叫ぶと、監視カメラの映像が全て途切れた。その直後、銃声らしき音が遠くから聞こえてきた。


「緊急事態だ。研究所内全てにアナウンスを流せ。今すぐにだ。」


「了解!」


司令官ことグリーン・ワイバーンは咄嗟の判断で監視員に指示をした。そして…緊急事態アナウンスが研究所内全体に流れた。


「緊急事態発生緊急事態発生!ただいま508号牢屋からSCPが脱走した!隊員全員は今すぐにそちらへ向かい始末せよ!」


ワイバーンは今までにない事態に困惑しながらも、取り乱さず、思考していた。


(あの牢屋は確か…シャイガイを4体捕獲していたな…。そしてなぜだ?なぜ牢屋を突破できた?対SCP塗料を塗った黒曜石製の牢屋だぞ…?ただの攻撃などで突破できるはずがないはずだ…)


銃声は激しさを増し鳴り響く。


(だが安心しろ私、隊員672名には対SCP防具と対SCP銃弾を発射する対SCP銃がある…。そう簡単に打ち負けるはずがない…。)


ワイバーンがそう考えていると、銃声は止んだ。


「司令官、どうしますか?監視カメラの映像も途絶えたままです。あちらの状況がわかりません…」


「おそらく勝っただろうよ、隊員が600人くらいいるんだぞ。結果が目に見えているさ、全く、ひやひやしたぜ…」


その瞬間。天井を破壊され、おぞましい姿の化け物がすさまじい音とともに監査室兼司令室に舞い降りた。ワイバーンは目を見開き驚いた。


「な、なぜだ…なぜ…な…」


そこには…脱走したシャイガイが血のシャワーを浴びたのかのような容姿で笑みを浮かべていた。

次回をお楽しみに。

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