表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
96/109

第96話 第2層の試練


いつも、読んで頂き、ありがとうございます

ブクマ、評価は励みになるので、どうかよろしくお願いしますm(_ _)m



「この先が、祭壇のある試練の部屋だな」


 俺達は、壁を蹴り破りながら進んで、門の前まで来ている。空は日が傾き、赤く染まりつつある。


「やっとだねー、壁壊さずに進んでたらどれぐらい掛かってたんだろうね」


「少なくとも、今日中には攻略出来てなかっただろうな」


 俺達は、門を開けて中に入った。

 試練の部屋は1層と同じで、かなり広い作りになっている。天井が無いので、かなり開放感があった。


 俺達が中央に進むと、扉がゆっくりと閉まった。


「それじゃ、試練を受けるか」


 みんなが武器を手に構えたのを確認して、瘴気の吸収を抑える。

 空気中の瘴気が、徐々に濃くなっていくと、瘴気が1箇所に集まり、形を作り始めたーー。


「今回も1体だけ見てぇだな」


「そのようですね。ですが、1層のボーンナイトよりも大きくないですか?」


 ボーンナイトよりも一回り大きい魔物が出現した。


----------


【ミアズマゴーレム】Lv.85 / Sランク

【スキル】ー


----------


 魔物は、全身を魔素の鎧で固めた、ゴーレムだった。


「また硬そうなのが出てきたな」


「ゴーレムみてぇだ、ユダとリオちゃんは下がってた方がいいんじゃねぇか?」


「ゴーレムですか……僕達は相性が悪いですね」


「そうだね……」


 ユダとリオが祭壇の方へ移動した。


「どういう事だ?」


「ジンは知らねぇのか?

ゴーレムには魔法が効かねぇんだ。それに、防御力が高いから、生半可な物理攻撃も意味がねぇ」


 リオは魔法がメインなので、無効化させられる。

 ユダも、拳に魔法を乗せて攻撃するので、ゴーレムには効かないという事らしい。


「そうなると、レンもあまり相性が良いとは思えないが?」


「俺の場合は、魔剣があるからな。

魔剣なら魔法を使わなくても、大体のものは斬れるからな」


「なるほどな。それじゃ、俺も魔法は能力付与(エンチャント)出来ないのか」


 俺達が話している間に、ゴーレムは完全に完成した様だ。俺達に向かってゆっくりと動き始めた。

 俺は両手に血刀を構えて、闘気を発動させた。

 隣を見ると、レンも闘気を発動させていた。手にはシラウ・ソラスが握られている。


「行くか!」

「行くぞ!」


 俺達は左右に別れて、ゴーレムに突っ込んだ。近くで見ると、山のようにでかいのが分かる。

 俺は足を崩しに掛かった。ゴーレムの右足を血刀で斬り付けるーー。


「硬いな……」


 血刀は少しくい込んだが、弾かれてしまった。ゴーレムの体は魔素で出来ているだけあり、強度は血刀以上のようだ。

 レンの方を見ると、クラウ・ソラスも弾かれているところだった。


「俺も魔素を使うかーー」


 血刀に魔素を流していく。血刀の刃は黒くなり、闘気の湯気も黒く切り替わった。

 俺は、魔素血刀で右足に斬りかかったーー。


 ゴーレムの右足はいとも簡単に切断され、バランスを崩したゴーレムが、こっちに向かって倒れてきた。

 俺は強化された身体能力で、レンの所へ移動した。


「レン、こいつの弱点は何処だ?」


「なんだその刀! 闘気も黒くねぇか?」


 レンが俺の魔素血刀と闘気<魔素ver.>を見て驚いている。そういえば、今回見せるのが初めてだった。


「これは、魔素を使った刀と闘気だ。

それより、ゴーレムの弱点は無いのか?」


「魔素か……

ゴーレムの弱点は魔石だ。このゴーレムも魔石がコアになって動いているんじゃねぇか?」


「魔石が弱点か、壊したらリオが怒りそうだな……」


 ゴーレムがゆっくりと立ち上がってきた。俺が切断した右足はいつの間にか、くっ付いている。


「魔石を壊すまで、修復するのか……」


 ゴーレムが俺達に殴りかかってきた。体の大きさの割にかなり早い。

 俺達は難なく、パンチを避けた。

 俺はそのまま、手の上に着地し、血刀を引きずりながら、ゴーレムの肩まで駆け上がる。

 腕は肩から切断され、地面に落ちていった。


 俺は、感知スキルを使って、魔石の場所を探すと、頭の中に魔石があるのがわかった。

 俺がゴーレムの頭まで跳躍した時だった、空中にいる俺目がけて、ゴーレムが左手で殴りかかってきた。


 俺が血刀で受け止めようと、十字に構えると、突如、ゴーレムがバランスを崩して、尻もちを着くように倒れ始めた。


 地上を確認すると、レンがゴーレムの足を切断したところだった。レンの持つクラウ・ソラスに魔力が流れている。

 どうやら、魔力を流して強化したクラウ・ソラスでゴーレムの足を切断したらしい。

 魔素には劣るが、魔剣として完成している武器に魔力を流すことで、さらに斬れ味を増した様だ。


 俺は血刀に流す魔素を増やし、刀身を伸ばすと、真下にいるゴーレムの頭頂部に血刀を振りかぶった。

 ゴーレムは頭から真っ二つになった。


 ゴーレムの体が瘴気になって消滅していくーー。


「レン、いいタイミングだったぞ。助かった!」


「ジンの刀を見て、魔力を流してみたんだが、魔力でもかなり斬れ味が上がったみてぇだ」



「ジンくん! 魔石がー!」


 俺とレンが戦いの余韻に浸っていると、リオが両手に魔石を持って走ってきた。


「ゴーレムの弱点だったからな、斬ったんだ」


「ゴーレムの魔石を真っ二つですか……先程の黒い剣は一体何ですか?」


 俺はリオを宥めながら、ユダに魔素血刀について説明をしながら、祭壇へ向かった。


 ※ ※ ※ ※


 俺は、祭壇の本を手に取った。魔力を込めると、壁が光ってゲートが出現した。


「次はどう言った階層でしょうか」


「そんなことより、次の階層でご飯にしようよ!

お腹空いたー」


 ユダとリオがゲートを通って行った。


「ジン、次で実質最後の階層だ」


「ん? そうだな」


「願いが叶う攻略者は何人までだと思う?」


「さぁな……彼の人って奴に会って聞くしかないんじゃないか?」


「そうだよな……変な事聞いて悪かったな!

ゲートが消えちまう前に次の階層に行こうぜ!」


 レンがゲートを通って行った。

 レンが聞いてきた『願いが叶う人数』は俺も考えていたことだ。4つのダンジョンを攻略すれば、願いが叶うと言われているが、攻略さえすれば何人でも願いが叶うのか、それとも、初めに攻略した人だけが願いが叶うのかーー。


「やっぱり、考えても仕方ないな……」


 俺はボサボサの頭を掻きながら、ゲートへ向かった。

読んでいただき、ありがとうございます!

読みにくい文章でほんと、すみません


『面白い』

『続きが気になる』


と、思っていただいた方·····

是非、最新話の下にある、評価ボタンから、評価をお願いします!

評価、ブクマして頂けると励みになるので、ポチッとしてもらえると嬉しいです!


毎日、更新頑張りますので、これからも、応援よろしくお願い致します。

ご意見、ご感想などもお待ちしてます。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ