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第65話 フレイムドラゴンと守護者


「戦ってみればわかるか·····」


俺はそう言って、血刀を作り出して、構えた


「え?戦うの!?」


「戦うも何も、扉は閉まってるしな·····」


「っ·····」


リオが振り返って言葉を失っている

俺達がゴチャゴチャしてる間も、フレイムドラゴンは俺達を見下して動かない


「リオ、やらないなら扉の方に下がってろよ!初っ端から本気で行くから」


そう言って、闘気を発動させると、体がから黒い湯気が上がる

血刀に魔素を流すと、刃が赤黒く変化していく

準備が完了して、フレイムドラゴンの方を見ると、目が合った


『ガァルァアアア!!!』

俺を敵とみなしたのか、咆哮を上げて、手で薙ぎ払うように振り回してきた

でかい手が一瞬で俺の横まで迫る

俺は、咄嗟に、魔素血刀に魔素を込めれるだけ込めてガードした

一瞬、すごい衝撃を受けた気がしたが、すぐ横を黒い影が通り抜けた


『ドサッ』

「ん?」


近くで何かが落ちる音がしたので、そちらを見ると、巨大な手が落ちていた


『グオァアアアア!!!』

フレイムドラゴンの咆哮が聞こえた

俺がフレイムドラゴンの方を見ると、俺に背を向けてマグマの方を向いていた

手の平から先を斬り落とされて、俺に恐怖したらしい


「案外柔らかいんだな·····逃がさないよ?っと」


俺は縮地と闘気の脚力で一気に距離を詰めて、首筋を魔素血刀で両断しようと、構えた瞬間

フレイムドラゴンがこちらを向いて、口を大きく開けた、

口の中には赤い塊があり、強く発光し始めた

俺は頭をガードするように、手をクロスさせた


「え·····ジンくーん!!」


リオがバリアを張ろうと、手を突き出しながら叫んでいる、10m以上離れているので、届くはずがない

俺は一瞬で炎に包まれた

ブレスは一直線に伸びて、この部屋の壁まで届いていた

壁は熱で溶けて、溶岩のようにドロドロになっていた


フレイムドラゴンのブレスが細くなっていき、消えた

そこには、俺の姿は無かった·····


「ジ、ジン·····くん·····?、ジンくん?」


リオが一点を見つめて俺の名前を呟いている

フレイムドラゴンは勝ち誇った様な顔つきで、リオの方を見て、固まった



「ドラゴンって本当に口から火を吐くんだな·····」


「ジンくん!?」


俺は無傷で、リオの横に立っていた


「いきなりだったから、ビックリしたが、ブレスって大したことないんだな·····」


俺は魔素血刀を構えて、フレイムドラゴンの首元まで距離を詰めた


『ガルゥァ!?』

「そこからじゃブレスは吐けないもんな?」


俺は一気にフレイムドラゴンの首を切り落とした




「ねぇ!どうしてあんな攻撃当たって無事なの!?」


俺がフレイムドラゴンをアイテムボックスに収納していると、リオが聞いてきた


「ん?魔素で体を包んだら無傷だった、まぁ吹き飛ばされはしたけどな」


ブレスに当たる瞬間、咄嗟に魔素を制御して体全体を包んだ

ブレスがぶつかった反動で壁まで吹き飛ばされたが、ブレスからは逃れられたので、そのまま地面に着地して、リオの傍まで移動して様子を見ていた


「って感じだな、リオがすごいショックを受けていたから声をかけづらかったんだよな·····」


「生きてるなら、生きてるって言ってよ!死んじゃったと思って·····わたし·····」


リオが涙を溜めた目で睨んできた、かと思えば地べたに座り込んで、俯いてしまった


「俺がそう簡単に死ぬわけないだろ?····まぁ、心配させて悪かった·····」


俺は、座り込んだリオの頭を撫でながら言った


「·····うん、ほんと、心配した·····私をー」


リオが、少し上を向きながら返事をして、言葉を詰まらせた


「私を?」


「ううん、なんでもない·····」


「そうか?なんでもないならいいが」


気にはなるが、なんでもないなら深くは聞かないでおくことにした


「それはそうと、フレイムドラゴンは倒せたことだし、このダンジョンの守護者に会いに行くか!」


無理やり話を変えた俺は、リオの手を引いて、立ち上がらせた


俺達は祭壇へ向かった

祭壇の本に魔力を込めると、扉が5層に繋がった


「行くか·····」


「うん·····やっと南のダンジョンも終わりだね」


俺達は守護者が待つ、5層の異空間へと向かった




◆第5層 守護者の部屋


「ここも真っ黒なんだな」


「そうだね·····見た感じ、守護者は見当たらないけど」


俺はマップで守護者がいないか確認した

俺達のマーカーに重なるように、マーカーがひとつあった


「上か!」


「おっきぃー!」


俺が上を見上げると、真上に巨大な鳥がいた

鳥は旋回しながら、俺達の前に降りてきた


大きさは、亀と同じぐらいだろうか、大きな鳥が俺達を見下ろしながら、動かない

鳥は、全身を赤いクリスタルの様な羽根で覆っていて、長い尾羽がキレイに輝いている



「あんたが、ここの守護者か?」


見つめあっていても仕方ないので、俺から声をかけてみる


『そうだ·····亀のやつから話は聞いておる、おかしな人間が来たとな·····』


「おかしな人間ってのは俺の事か?」


『我が思うに、お主よりもおかしな人間が他におるように思えんがな·····魔素を扱えると聞いておったが、誠のようだな』


おかしな人間とは、酷い言われ用だ


「魔素はダンジョンの攻略で手に入れた力だがな」


『だが、まだまだ扱いきれておらんな』


「ん?亀からは魔素制御は聞いて使えるようになったぞ?」


『制御は出来ておるようだが、魔素制御には、その先がある』


「まだ先があるだと?どういうことだ?」

いつも閲覧ありがとうございます!

読みにくい文章でほんと、すみません


『面白い』

『続きが気になる』


と、思っていただいた方·····

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