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第103話 暗殺者


いつも、読んで頂き、ありがとうございます

ブクマ、評価は励みになるので、どうかよろしくお願いしますm(_ _)m


「そろそろ、来るみたいだぞ」


「やっと来たのね……」


 俺達は真っ暗な部屋で、マップを確かめながら、息を潜めていた。

 こんなことをしているのは、夕食に盛られていた毒が原因だ……3時間程前──。

 

 ※ ※ ※ ※


「この飯に毒が盛られていたということは、誰かが俺達を暗殺しに来ていると考えて、間違いないだろう」


「でも、動きが早過ぎない?

私たちが東のダンジョンを攻略したのは、今日の昼前だよ?」


「たぶん、事前にカタクで待ち伏せしてたんだろうな」


「守護者が集う場所が、西の森なんて、攻略した私たちしか知らないのに、どうして待ち伏せできるの?」


「少し頭を使えば、西の森だと分かるんだ。

各ダンジョンに向かう時に、カタク付近を通ることが多かっただろ?」


「確かにそうだけど……それでなんで、西の森が集う場所になるの?」


「まだ分からないか?

4つのダンジョンの中心が西の森なんだ」


「え……そうなの?

ちょっと確かめて見るね」


 リオがゲートを開けたり閉じたりしている……


「何やってんだ?」


「えっと……大体なんだけど、距離を測ってるの」


「そんなこと出来たのか?」


「ちゃんとした距離はわからないけど、同じぐらい離れているかは分かるよ……

凄い! ジンくんが言う通り、西の森が丁度真ん中ぐらいだよ!」


 ゲートにそんな使い方があったのか……


「そうか……

まぁ、俺達を襲ってくる奴らは、西の森が守護者の集う場所だとは思っていないだろうが、カタク周辺なのは分かっているはずだ。

だから、事前にカタクで待ち伏せ出来たという事だ」


「でも、捕まえるのは難しそうだね……

カタクに出入りしてる人は、すごい数だし、全員を確認するのは出来ないよ……」


「別に俺達が探す必要はないだろ。

どうせ、向こうから来るだろうからな」


「向こうから来るの?」


「毒で殺せたかどうか、確認に来るはずだ。

それに、寝込みを襲ってくる可能性もあるだろ?」


「それじゃ、今度はこっちが待ち伏せするって事だね!」


「そういう事だ!」


 俺達は食事を済ませた食器を、ドアの前に置いて、部屋の明かりを消した。

 早々に寝たフリをして、暗殺者を待ち伏せすることにした。


 静かに過ごすこと、3時間……やっとマップに動きがあった。なかなか来ないので、異空間に移動してゆっくり寝るか考えたぐらいだ。


「こっちにゆっくり近づいてくるマーカーが、4つあるな。4人共捕縛するからな」


「うん、わかった」


 俺達は闇魔法を使って、姿を消した。

 少しして、ドアの向こうから話し声が聞こえてきた──。



「飯は食ってるな……」


「ってことは死んでるんじゃない?」


「わからねぇぞ……相手はあの化け物だからな、毒でも普通に食いそうだ」


「生きておっても、寝込みを襲えば問題なかろう……ドアを開けるからそこを退け」


「へいへい、それじゃ、静かにお願いしますよ」


「本当に寝てんのか?」


「宿から出てないからな、部屋も監視していたが、3時間前から明かりを消しているから、間違いないだろう」


 4人がゆっくりと、部屋に入ってきた。

 俺はマップで確認していると、4人のマーカーが消えたーー。


「ジンくん、4人とも捕まえたよ?」


「は?」


 俺が構えていると、リオが部屋の明かりを付けながら、言ってきた。


「4人共、別々の狭い異空間に落としたよ」


 どうやら、異空間を作って、ゲートの落とし穴で落としたらしい。するなら始めに言っといてほしかった……


「狭いってどれぐらい狭いんだ?」


「んと、身動きが取れないぐらいかな?」


「ひどいな……とりあえず、ギルドに連れていくか」


「そうだね、この時間だと、閉まってると思うから、ギルドの中にゲートを繋ぐね」


 俺達は、4人の暗殺者をギルドに引渡して、宿に戻って寝ることにした。

 ランディは色々驚いていたが、俺達の事なので、早々に諦めていた。


 ※ ※ ※ ※


 次の日早朝──。


 俺達は、レン達が異空間に来るのを待っていると、異空間にドア型のゲートが現れて、レンとユダが出てきた。


「っ!? どうしたんだ?

ひでぇ顔してるぞ、二人共……」


「もしかして、寝てないんですか?」


「あぁ……ちょっとな、色々あったんだ……」



 俺とリオが、暗殺者4人をギルドに引渡した後、寝ようと布団に入ると、別の暗殺者が部屋に侵入してきた……

 リオに言って、ゲートで異空間に落として、ギルドに引渡したが、その後も次々と寝込みを襲ってくる奴らがいて、殆ど寝れなかった。

 異空間に移動して、寝ればいいと気づいたのは、朝日が昇り始める頃だった……


「って訳だ、暗殺者は合計で47人居た」


「なるほどな……それはひでぇな……」


「別に急いでませんし、少し寝てから向かいますか?」


「そうさせてもらえると、助かる……」


 俺が説明している間に、リオは隣でウトウトして眠り始めていた。俺はリオをベッドに運んで、少し寝かせてもらうことにした。

読んでいただき、ありがとうございます!

読みにくい文章でほんと、すみません


『面白い』

『続きが気になる』


と、思っていただいた方·····

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