そこそこ生きちゃってるんです
「狭い世界で生きている」だなんて 神様が僕を指さし笑っても それも上々なんじゃない?
20才の若者がどデカい成功を手にしたって カップヌードルの箱を投げ捨てる自分も嫌いじゃないです
割り当てられた世界での役目が ゴミ掃除だったとしても
汗を流しては 不敵に笑う そんな心情なんです
対面の富豪が怯むほどの心意気で
ネットの世界で 虚勢を張った連中が 二次元の抱き枕抱いて眠ってること知ってるんです
君は僕の敵じゃない むしろ仲間か親戚さんで いつかは街ですれ違った友達なんでしょう
堪えきれないみじめな涙 清掃人の頬を流れても
唇を噛みしめ 天を射貫くほどの 働きっぷり見せちゃって
向かい側に座る大統領が怯える勢いで
嫌な自分もそう知ってるんです 臆病な自分でさえも
気概だけじゃ生きれないと 誰かが罵っていることも
それでも僕は僕として悪くないんじゃないでしょうか?
挫けそうな自分を叩き起こすための そんな言葉を欲しがって
書いた手紙はいわゆる「愛」で満ち溢れてたんです
そう それだからか ワガママでもある 自分さえさらけ出して
粋がってみせる僕の心根 分かった上でなおさら
神様が背後を恐れて 過去を振り返っちゃうほどに
痛いくらいに僕は強いんです
そう言っちゃうくらいには