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白い蝶
学校帰りのプラットフォームだったと思います。
暗闇に突然浮き出たように
ひとひらの蝶が 静かに落ちて来た
大きく息づく羽
その向こうが透けて見えた
すべての無垢をそなえているようであり
欲望をすかせて見せているようでもある
羽・・・・
その繊細な白の上に血管が黒く浮きで
それはピクピクとふるえた
夜のホームに風が舞った
ブルンと震えた羽が飛び立った瞬間
足早にゆきすぎた青年の下で
life life life
砕け散った・・・・
それは
一切れの紙片・・・・
赤ん坊の泣き声が鋭く辺りに響いていた
《書評》第二連を練り直しなさい。
すると最後の一文が生きてくる。
【感想】書評で言われたことをやっていないというていたらく(笑)
昔も今もめんどくさがりは変わりません。
短すぎたので、投稿できないかと焦りました。(笑)