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プロローグ

初投稿です。

適度に更新していきたいと思っています。

 ボクはごく普通の学生だった

 ごく普通の夫婦の下に

 ごく普通の顔

 ごく普通の体躯で産まれ

 ごく普通に成長し

 ごく普通に学校に通い

 ごく普通の成績をおさめ

 ごく普通の友達と

 ごく普通に青春を謳歌していた


 ごく普通のボクは

 ごく普通のある日

 ごく普通にマンホールに落ちて

 ごく普通に…命を落としたのだ




 気がつけばボクはモノクロの世界にいた。

 視界に映る天地の全てが黒と白のコントラストで埋めつくされている。

 ボクはゆらりゆらりと宙を漂っていた。


 ここは天国? それとも地獄…?

 魂となったボクは自問自答を繰り返す。


 モノクロームの世界に僕の意識だけが浮かんでいた。




 そんな状態からどれくらいの時が経っただろう?

 一週間、一ヶ月、一年、もう数十年は経ったんじゃないかとも思えば五分も経ってないような気もする。

 白い空と黒い大地が延々と続く空間にひとりぼっち。

 退屈と孤独で死にそうです。


『貴方は死にました。』


 あぁ、もう死んだんだ…っけ?


『転生しますか?』


  …誰? 神様? はじめましてこんにちは!


『…こんにちは。転生しますか?』


 転生…? ボクは生まれ変わるの?


『しませんか? 転生されない場合、あなたの存在は混沌へ還ります。』


 混沌へ還る? それってどういう…?


『転生されないのであればあなたの存在は完全に消滅します。転生しません…ね?』


 完全消滅…!? やだ! 転生する! するするっ! すごくする! 転生します! 今すぐ転生します! はい!


『承認しました。選択肢を全て破棄し転生プロセスに進みます』


 え…?



・あなたの転生先


・世界 ランダム

・種族 ランダム

・固有能力 ランダム



 ちょっ、もしかして色々選べた?

 今すぐ転生するって言ったからランダム表記になってるの!?


『はい』


 さらりといい返事の直後ボクの前方に光が溢れだす。

 光に呑まれ、ボクの視界が溶けていく…。


 やりなおしっ! 設定のやりなおしをー…………


『新たなる世界、新たなる貴方の進む道がどうか幸福であらんことを…』

プロローグでした。

主人公は何に転生したんでしょうね?

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