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7話 人ってなんなんだろ

「・・・・・・・・って事でこの夏は勝負!!みんな頑張ってね」と、大崎が言った。


そのとき[ジリリリリリリリ]とベルが鳴り日直が号令が言った。


「起立!さようなら!」


その瞬間、ワァアアと騒がしくなった。全く。と俺は苦笑しつつ帰ろうとした、そのとき仙田が話しかけてきた。


「今日お前ん家行ってもいい?」なんか頭に引っかかるがまぁいいだろう。


「ああ2時ごろこいよ」


実は今日から夏休み♪冬華は先に牧野とかと帰っている。全く、すぐなじむヤツだ。


俺はゆっくりと幸先などと帰ろうとしたら声が聞こえた。


「私も行ってもいいのかな」


うわっ!!という叫びとともに俺と仙田、幸先は後ろを振り向いた。下田だ。


「なんだ下田かよ・・・・あぁいいぜ」


「じゃあまた後で」というと瞬く間に下田は消えてった。なんなんだ?アイツ。


そうして俺は仙田、幸先ともわかれ(幸先は今日用事があるらしい)家に向かった。


そして俺が鍵をあけ家に帰ると。



牧野が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ポカンとして俺を見る牧野。あわてる冬華、目を見開いてる俺。


追い討ちをかけるかのように。


[ピンポ〜ン]「いや〜下田と会ってさぁ〜ちょっと早く来ちまった、あれ?牧野と神崎も来てんの?」


すると牧野が言った。


「何言ってんのよ仙田!ここは冬華の家!!1人暮らししてんだって!」


「はぁ?ここは昔から翔太の家だぜ?何言ってんの?」


・・・・・・・・・・・・・気まずい沈黙。


「「どうなってんだよ!!!!!!」」2人が一斉に言った、こ、怖ェ・・・・・。


しかしその沈黙をぶち破ったのは下田だった。


「なるほど2人は同棲しているというわけだな」


「えええええええええええええええええええええええ!」これ牧野。


「てめえええええええええええええええええええええ!」これ仙田。


「い、いやその・・・・・・・・・・・」と怖気ずく俺たちに、殺気場しった目で近づく2人。


俺らは2人を止めた下田らにしっかり(もうそれはもうしっかりと)話をした。


「ふ〜ん、そういうこと」やっと納得してくれたか・・・・。


「そういうことだ、で、遊ぶんだろ。ゲーセンか?」


「いや下田と話し合った結果・・・・・」


と、言うと2人は俺をびしっと指差した。


「工藤翔太改造計画!!!!!!!」はぁ!!!!!!?


「なんだよそれ」


「お前の外見を変えようということだ、つまりその髪を切る」下田が言った。


「はぁ?ちょっと待て、そんなこと・・・」


「翔太、髪切んなさい」冬華が突然言った。


「あと小学校時代の翔太に戻りなさい」


「それはお前の頼みでも無理」さすがにな


「じゃああんたのPS3売るからね、私のものなんだから」そうだった。


俺は血の気が引いた。それは・・・・・。


「まってそれは止めて!!お願いだから!!!ねっ冬華ちゃん!!」


「みんなで売りにでも行こうか?」


さすがにもう1度PS3を買うのはきつい。


「わかった〜髪切るから〜かえして〜」


「そういえばいいの」あんた鬼だよ・・・・・・・・・。


そういう(強引な)もと、俺は改造されることとなった・・・。


ちなみに俺の外見は。


めがね(超ださい)仕方ないだろ!!安かったんだから!


顔(あまり、つーかほとんど見えない)だって髪きんねぇもん。


身長(高くてやせてる、はっきり言ってこれだけいい)うっせーな。


キモいもういやだ・・・・・(T_T)


と、いうことで俺は仙田、下田、冬華、牧野と共に街に行くこととなった。


「工藤君って小学校の頃どうだったの?」牧野が突然聞いた。


「そうそうそのめがねの下も気になるよなぁ」仙田も言った。


そういえば俺はこいつらにめがねをはずしたところを見られたことがなかった。


「え、なかなかかっこいいって評判だったよ」冬華がこともなげに言った。


「「うそだー!」」2人(下田以外)が声をそろえて俺を指差した。


そういっている間に美容室に、ここはイケてる兄ちゃんしかいないって評判の所だ。


「ここかよ」正直俺はこういうところは苦手・・・・・。


まぁ入ってみるか。と、入ると俺はすぐさま店員につれてかれ、希望を聞かれた。


「今日はどうします?」


「短くしてください、後それ染めてるんで脱色も」俺じゃなく冬華が言った。


「ふ〜ん。あれ、彼女?」店員がからかうように言った。


「違いますよっ!!」俺はそれだけ言ってなすがままにされていた。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


翔太が髪を切っている間、冬華たちはさっきの冬華の言葉に関心を示していた。


「翔太のあの髪は染めていたのか?」下田が言った。


「そうそうどんな髪の色だよ?」仙田も翔太の髪の切りざまを見てから言った。


「あいつはもとは軽く金髪入ってる茶髪だよ」


「うっそー!!そうなの?」牧野が驚いた様子で言った。


「うんアイツのお父さんがねハーフっていったかなぁ?」


「「「まじで(か)!!!!!!」」」


「うん、アメリカかなぁ」3人のあんぐり口を開けても続けた(下田までもが)。


「そうだったのか、しかし翔太がなぜそのようなことをしていたのか?」


「さぁ下田が言ったように私もわかんないんだよねぇ?」


そうこうしている間にも終わった。4人は話に夢中で忘れていた翔太のこと・・・。


「ほら」という翔太を(後ろ姿)を見て3人(冬華除く)はまた口を開けた。


何よりそのきれいな髪。少し上につんつんとしている髪の色はまさに冬華が言った通りだった。


「ストップ!!翔太!!」冬華が振り向こうとした翔太を止めた。


「なんだよ?」翔太はめんどくさそうに言った。


「めがねも取ってね」


「はいはい、ど〜せ伊達めがねだし」さらに3人に衝撃が走った。


そして翔太は振り向いた。

はんぱなかった・・・。人間こうも変われるくらいかというほどだった。

その髪に合った少し細い眉。整った顔立ち。芸能人なんか比べ物にならないくらいかっこよかった。


「お・・・・・・・・・・・・お前」仙田はがくがくと体を震えながら翔太を見た。


つーか店員や女性客みんなが翔太について話していた。


(何あの子?めっちゃかっこいい〜!!!)


(なんかモデルでもやってんのかなぁ〜)


「へ、変かなぁ?」


3人声がそろった。


「お前はなんなんだぁ!!!!!!!!!!!!」



「工藤翔太改造計画」

終了!!!!!!!






お疲れ様です。テストさんざん・・・・。死にたい・・・。

さて次回は暇だから外に出かけた翔太。そこでみたものは!後決戦!3人の男。

次回「そんなにこんなにどーなるのっ!」です。

あと仙田が「千田」と表記されてしまいました。

それは脳内変換で「仙田」としてください。

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