2話 どーしてこうなるの!
「おまえ・・・・冬華」
「まさか翔太?」
2人は見詰め合った。そして翔太は言った。
「何でお前がここにいるんだよ!」思いっきり叫んだ。
その言葉に少女はむかっとしたのか。
「それはこっちのセリフよ!何であんたがここのいんのよ!」
「おまぇなぁ〜!こっちが聞いてんだよ!お前あそこじゃなかったのか!」
「しょうがないしょお父さんがここに転校しなって言うんだから」
「なんだよやんのか!」もうけんか腰だ。
「ええ今度こそ決着を・・・・・」
「はいそこまでぇ〜」はっと2人は担任の先生のほうを向いた。
担任の「大崎和歌子」が立っていた。まだ27歳。生徒に人気がある。
「工藤君?知り合いなの?」
「どうもこうも・・・・・・・」
「幼なじみです」代わりに冬華が言った。
ザワザワ・・・・・ザワザワ・・・・・
バ、バカ!こんなこと言ったら。
「まぁいいわ神崎さん席について」仙田の隣の席だ。
「よろしく」あぁその笑顔、仙田はもうくらっときてる。
「よろしく・・・・・あの」
「翔太!」仙田の言葉が終わらないうちに冬華が言った。
「なんだよ」俺はぶっきらぼうに答えた。
「何よその態度!」やべぇキレル。
「あのー」仙田が言った。
「なに(なんだよ)仙田君?(仙田!)」2人同時に聞いた。
「お前らどういう関係?」
あぁ・・・・・と俺は話し始めた。
では読者の皆さんにも説明を。
俺と冬華は生まれは同じ病院。新生児室も母さんの病室も一緒だった。俺より冬華のほうが5日遅い生まれだ。
そこから知り合った中だ。ちなみにそこはある県の病院。家も近くだったという強運だった。
そこで俺は小6まで一緒。どこでも一緒だった。ところが小6になって父さんが死んだ爺さんの後をついでアメリカの本社の社長になったというわけ。ということで俺もアメリカに行く予定だった。しかし俺は断固拒否した。
そして「おれは1人暮らしでも行かないからな」といったら親父が
「中学でも1人暮らしができるな」という1言で決定した。
そして俺は東京に移り住んだ。1人で母さんも親父についてった。あのバカ夫婦。
確か冬華の両親もその後ドイツかフランスに行ったと聞いた。冬華も行ってたと思ったんだが・・・・・・。
「というわけだ」と俺はげんなりして言った。いつしか周りの連中も聞いている。
「そうか」といいつつ仙田は疑惑の目を向ける、怖い・・・・・。
「で、翔太」冬華が言った。
「はい?」おれはみんなの敵視している目を感じながら言った。
「1時間目終わったら学校の中案内してよ」
今。クラスの男子を敵にまわした瞬間だった。
「え、それは・・・・・・・」
「いいよね♪」冬華の目が笑ってない・・・拒否すれば間違いなくキレる。
「はい・・・・」もういやだ。死にたい。
つーか女子といけよっ!!!!!!!!!!!
えーまたまた真龍です。
冬華の性格・・・・まぁこれから良くなるのかな。
ちなみに冬華は翔太との腐れ縁でもあるわけです。
そういえばGET DREAM3000アクセスでした。
ありがとう!そして・・・・・
ごめんなさいm(_ _)m
いやほんとごめんなさいm(_ _)m
さて次回冬華が住む家に引越しの手伝いに行くがそこは・・・・・・?
次回「親父への殺意」です。