14話 すれ違う2人(サイドA)
些細なことだった・・・。
冬華と喧嘩した。
売り言葉に買い言葉だった・・・。
「もういいよ!!バカッ!!!」
バシッ!!俺の腹に拳をぶち込んで部屋に閉じこもった。
これは冬華の誕生日までの3日間を描いたストーリーだ。(24風に)
1日目
「あらら〜?今日は2人で登校じゃないの?」
仙田の冷やかしを背に俺は席に着いた。
「なんかあったのか?」
また下田が音もなく近づいてきた。
「まぁな」
俺はそれ以上は言わなかった。言いたくもなかったので俺は寝た。視界の隅に冬華の姿があったが無視しよう。
俺だって冬華と仲直りしたい、俺は冬華と顔を合わさないってのもいやだ、今は気まずいしなぁ。
仙田だって牧野となんかあったんじゃないかぁ。そう思いながら俺は眠りに落ちていった。
特に何もない1日だった・・・(夕飯がなかった・・・カップ麺って人間のすばらしい文化だね☆)
まぁ明日になれば仲直りできるだろう・・・。
2日目
別に何もない・・・。と思ったが・・・牧野が話しかけてきた。
「ねぇ明日何の日か知ってる?」
「ああ?知らないな」
「ばか!冬華の誕生日じゃない!」
ああそうか、俺は早く仲直りしたい気持ちでいっぱいだった。
うう・・・苦痛でしかない・・・。何か誕生日プレゼントぐらい・・・あ!
俺はある考えを思いついた
俺は午前授業だったのを幸いに家に猛スピードで帰り財布をつかんだ。
前にあるアクセサリーショップで見かけたネックレスがあった。
ゲッ!高い!!ま、まあしょうがないか。え?ペアしかないの?・・・・。
う・・・今月の小遣いが・・・・。
結局・・・。
俺はホクホク顔で店を出た。これなら冬華も喜ぶだろう。
おれは冬華の喜ぶ顔を想像してにやけてしまった。こら、そこ!キモイとか言うなっ!!
3日目
俺は何もないが、冬華が俺の顔を見て終始してやったり顔だった。なんなんだよいったい。
俺は家に帰って冬華へのプレゼントを・・・・・ない・・・・・ないぞ。
ど、どうして?俺はここに・・・。
後ろに気配を感じ振り返ると冬華が悪魔の笑顔でたっていた。
俺に対する本当に悪魔のような言葉を吐いて・・・。
どーも受験で疲れる真龍です・・・。
今回は短編調です。時間がないって言ったらないしまぁ時間があったらロングバージョンも書きたいなぁ。
最近はそうですねエヴァ熱が再起動中です。
加持さん「葛城、真実は君とともにある迷わず進んでくれ」ビビッっときましたねぇ!
さて次回、今度は冬華サイド。です。どうぞ☆次回