迷車両で行こう16
うP主:どうも。皆さんおはこんばんちは。うP主の永島光です。今日はある作品からの登場人物。近畿真利さんを連れてきました。近畿さん。おはこんばんちは。
近:おはこんばんちは。ワラワラ。
うP主:今日はどんな車両のこと紹介してくれるんですか。
近:説明面倒なんで、本人を連れてきました。どうぞ。221系です。
「みなさんおはこんばんちは。221系です。今日は僕のこと紹介するね。」
うP主:221系ですか。221系はJR西日本発足当時。そのハッスル精神で投入したフラッグシップですよね。
「はい。私はJR西日本が発足してすぐに次期に作られました。当時JR西日本は京阪神の大手私鉄。名前を挙げるとしたら、京阪、近鉄、阪急、阪神、南海とデットヒート。ていうか、負けていました。この状況はいけない。一番稼げる場所で人が流出しちゃったら、発足してすぐにJR西日本はすぐにつぶれる。JR西日本は危機感を覚えて、117系先輩で運転されていた新快速列車のサービス向上のために私を制作しました。車内は117系先輩のような転換クロスシートを採用。界磁チョッパ制御で、私は時速120キロまで出せる設計になっています。」
うP主:JR西日本。やる気満々ですね。
「はい。そのやる気が満ち満ちていたのか。私はアメニティーライナーという名前をもらいました。それは、先に走っていた117系先輩が「シティーライナー」。113系先輩が「ブルーライナー」という愛称を持っていたからでした。そのおかげで、先輩たちの愛称の好評ぶりから、JR西日本は名前を付けたら狙えるんじゃねというわけで、つけてもらったこの「名前」なんですが。ほとんどの人は私を「アメニティーライナー」なんて呼びませんでした。どう読んだかって言ったら、新型電車とか。新しい電車とか。とにかく私は新しいということぐらいでしか、浸透せず、「アメニティーライナー」なんて長い名前はJR西日本の社員の間でも自然消滅。この名前。つけてそれで終わりかよ。なんだ。親が子供産むのと引き換えに母親死亡っていうものすごいドラマパターン化。と思われた。」
うP主:でも、知っている方にはちゃんと浸透したよ。「アメニティーライナー」。近畿君だって221系の呼び方は「アメニティーライナー」。草津君の呼び方は「アメニティー」。だから、「アメニティーライナー」という愛称自体は完全な死語ではない。
近:でも、アメニティーライナーと言う愛称が消滅しなかったとしても、そのアメニティーライナーという愛称は新快速の運用がなくなるとともに益々、死語の状態に近くなっていく。後継の223系が大量投入されたため、221系は仕事場を移すことを決定。現在は「大和路快速」、「みやこ路快速」と「アメニティーライナー」という名前とは完全に関係がない京都府、奈良県で活躍している。だが、仕事場が変わっても221系の書かやキハ衰えていない。221系は「大和路快速」、「みやこ路快速」として今日も元気に飛ばしている。その飛ばし方は「アメニティーライナー」とできるだけ多くの人に読んでもらいたいと思っていたあの新快速時代と変わらないものである。
うP主:・・・。アメニティーライナーか。私もその言葉をちゃんと覚えたのはここ最近だよ。
「覚えてくれるだけでもありがたいです。僕はもっとみんなにアメニティーライナーって呼んでもらいたいです。そして、映画「アメニティーライナーの逆襲」とか「アメニティーライナーの復讐」でも製作しようかなって考えています。」
うP主:・・・それって完全にあの映画のタイトルですよね。
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