夜に傷ついて
突然話は、飛んで埼玉並みに飛ぶが、彼の仕事が転勤属であり、転勤により私の住む県へやって来たのもあり、夜のデビューをした。右も左もわからない異世界への突入と、彼が転勤してもついて行きたいと言う思いで、アパレル終わったら、夜の仕事と、2つ仕事をかけ持ちしだした。本当に、お酒飲めない私が、果たしてこの異世界の夜のラウンジとやらでやって行ける!?と疑問の中、当時スカウトされたママさんはじめ、ボーイのお兄さん、キャストの先輩に、お酒の作り方からの練習のスタートである。最初は毎日夜が出勤ではなく、スムーズに夜の仕事に溶け込んだ。夜働いてる女性の方のイメージを悪く思いがちだが、普通に、ちゃんと、しんどい、細やかな動きが、お客様の前で普通に出来る女性しか無理な仕事だと思うし、お客様の心理を読み取り話の振り方一つで、場の雰囲気も変わる、要はそのお客様が何を求めているか!!という事だ、気は抜けない。あとは、すべての歌を歌える技術も必要だし、歌詞は、覚えて当然の世界だ。「この歌、歌えません」通用しない。この仕事が、天職に化けるとは考えてもいなかった。私はアパレル終わったら、車運転中、コンビニのおにぎり食べながら、夜の仕事へと出勤するスタイル。今はキャバ嬢とかあるが、私の時代はなかったし、枕営業もない、ただお客様の心を満たす女性へと変わった。彼は帰宅すれば寝ている当然だ、しかし他のキャストの女の子は、彼氏に迎えに来てもらっている場を目にしたら、疲れと共に涙が出てくる帰りの寂しさ 「夜に傷ついて」♫この歌好きなの。人の世には永遠などありはしない…まさにその通り…続く




