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凡庸  作者: 雪涼
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最悪であります。

家に帰るとそりゃ当たり前に真っ暗でした。ただでさえ冷えきった家族関係であるのに視界的にもそれを見せつけられているようで心が空くばかりです


深夜1時をすぎましたのでそろそろいつものルーティンを始めます。実は意外かもしれませんがこの瞬間が一日の中で1番好きなのです。

1人ゴシゴシ腕を動かす。いわば漢磨きでしょうか

気持ち良いのです。ただただ無心で振り続け5分も経ちますとそろそろ終わりを自覚するのです

あぁ、今日も一日生き延びれたなと。

年齢的に白いものが服に着いたらお茶目では済まなそうなのでもう終わりますか。

僕は洗面台へ向かい口いっぱいに水を含み全て吐き出した。キュッキュッと音のなりそうな白き歯。これだけが誇りであります

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