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【終われないエッセイ】潰瘍性大腸炎って、マジ?【実録のんびり闘病記録】  作者: 薄氷恋


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78.番外編・なにをするきさまらー!!【追記あり】

今回は吐き気回です。お食事中の方はお気をつけてお読みください。

(そんなにリアルではないですが)

毎度お馴染み!うすらいさんへの拷問コーナー。


今日は鼻から入れる用の胃カメラを口から飲んで酷い目に遭ってきたので、ご報告。


前日21時前までにうどんを食べて、結局夕飯のうどんは2玉。

その後はお茶やスポドリで誤魔化していましたが、21時を過ぎたら「まどドラ」をプレイしながら寝落ち。


30分後「なんて言ったらいいんやろ?」という自分の寝言で起きる。

(なんも言わずに寝てろ)


パートナーが私の空腹を心配するも、私は案外ケロッとしてて22時頃またしても「まどドラ」をプレイしながら寝落ち。

勝ったのか負けたのかわからない。負けても問題なしだけど。


1晩で2回は尿意で目が覚める私は早期高齢者???(なんだそれ)

そして朝起きたら7時半でした。


通院介助の方は9時半に来てくれる約束なので割とナイスタイミング!

空腹もそんなにひどくなかったのが幸い。


そんな訳でいつもの総合病院へGo!

放射線科ブースで少し待たされたあと、別室で問診。

血圧を測ろうとする男性看護師さん。

(いいお髭でした)

ところが手動の血圧計では並のサイズの巻くやつでは長さが足りず。

私の腕は太いんですよ。

機械血圧計のある場所に移動して、デッカイサイズの巻くやつを持ってきてもらって血圧測定。上139/下81でした。


さて、そこで飲まされたのが、悪食うすらいにも微妙な味の胃の泡を消す薬。

まあ、飲めない事もない。


続いて口にシリンジで突っ込まれたのが、バニラ味の透明な麻酔。

男性看護師「5分間口に含んでてねー。喉が痺れてきて飲み込んでも大丈夫だよ」と言い残して彼は去った。

悪食うすらいにはバニラ味なのは美味しかったけど段々痺れてくる喉と口の中。

喉がむず痒くなり、終いには「オエッ」と、嘔吐(えず)く始末。


女性の看護師さんがやってきて「大丈夫ですか?」と訊くので「1回えずきました」と答えると「そんなものだから大丈夫だよ」と言われてその場から去られました。

(そんなものなのか……)

と思ってたらまた待合室に戻されて、すぐに内視鏡室へ案内されました。


そこには女性看護師1名、男性インターン1名、男性技師1名、消化器内科医の4名が!


うすらい は にげだした!

しかし まわりこまれてしまった!

(ドラ〇エジョークです。逃げてません)

(この後逃げたくなる目に遭うけど)


靴を脱いで診察台に横たわる。

何故か女性看護師がタオルと不織布を重ねて私の体にかけてくる。


マウスピースを噛まされる。

私の口には、少し大きくていつもより口を大きく開けねばならないのが少し辛かった。

マウスピースを固定する為、紙テープを唇に貼られる。


男性技師は胃カメラを調整している。


うすらいはまだ気付いていなかった。

地獄の苦しみがもうすぐそこで待っている事に。

もはやうすらいは自分で俎板(まないた)に乗った鯉だった。


消化器内科医「ほな始めるでー」

私「あい」

消化器内科医「喋らんといてな」


口に苦い麻酔?をワンプッシュしてくる消化器内科医。

私「!!」

女性看護師「苦いね。落ち着いてね」

私は右手の親指を立てて「GJサイン」を出した。大丈夫、と言いたかったのだが、看護師はその親指にスポッとサチレーション(?酸素濃度測るやつ)を嵌めた。

看護師にとって渡りに船だったのだろうが、私にとっては肩透かしもいいところだ。


口から胃カメラを挿入される。

すぐに嘔吐く私。跳ねる背中を女性看護師が、不織布とバスタオル越しに撫で撫でさすさすしてくれる。

しかしなんでそんなに力一杯撫でさするの?


4度ばかり嘔吐(えず)いて、苦しみのあまり両目から涙を流しながらも落ち着いたうすらい。


これあれだ。古い時代劇で悪代官が町娘に乱暴して、町娘は舌を噛んで自害。

町娘は綺麗な涙を流し、血を口から吐いて〇んでいくやつや。

私の場合、乱暴(に喉を蹂躙)されて口から血の代わりに胃カメラのコードを垂らしてるだけの違いや。


(早く終わらないかなー)と思いながら頭上のモニターを見てたら看護師が「もうちょっと顎を引いてね」と邪魔する。

もう!見えないじゃないか!


なんとか顎を引きながら私が見た範囲では肌色の粘膜が映っている。

なんともなさそうな気がするが……?


消化器内科医「今、十二指腸見てるからなー」

私「えふぇ!?(ええっ!?)」

消化器内科医「喋らんといてなー」


なんでそんな奥まで。

確かに私の叔母は十二指腸潰瘍に何度も罹ってたが、そんなことひとことも言ってないぞ?


とりあえず十二指腸を見られ、そのまま胃に空気を入れられ細部まで観察される。

ピピッというシャッターを切った音も絶えず聞こえる。

空気でパンパンに膨らまされた胃が痛い。


最後に消化器内科医はこう言った。


消化器内科医「なんもないです。ほな空気抜いて終わるでー」

私「えふぉっ!?」

消化器内科医「喋らんといてな」


管を抜く時も嘔吐いた。


あまりにも苦しかったので、私の第一声は

「なにをす……!」だった。


なにをするきさまらー!と、あの有名な「ロマンシング・サガ」のガラハドの台詞を言おうとしたが、診てくださった医療従事者の方々に「きさまらー!」は無いなと思い、言い直した。


私「なにを、したんですか? 最後の」

消化器内科医「空気抜いたんや。見たところなんもないです」

私「ありがとうございました………」


私がフラフラになりながらお礼を言ったのには訳がある。


ロマンシング・サガのガラハドの台詞は

「ついにねんがんのアイスソードをてにいれたぞ!」で、

それに対する主人公側の選択肢が

「たのむ!ゆずってくれ!」と

「ころしてでもうばいとる」なのだ。

そして「ころしてでもうばいとる」を選択するとガラハドは「なにをするきさまらー!!」と言い、アイスソード(氷の剣です)が手に入る……筈。

消されてるよね、ガラハド。


折角いい結果を得られたのに医療従事者の誰かが元ネタを知ってたら怖い。

普通に怖い。特に消化器内科医がロマおじだったらかなり怖い。

脂肪肝の脂肪をころしてでもうばいとる!されたら終わりである。今回は無かったがポリープでも怖い。(ジョークです)


◆◆◆


こうして私は胃カメラの拷問から解放された。

胃に空気を入れられたせいでオナラとげっぷが止まらない。


あれだ。ここの医療従事者は「見れるもんなら奥まで見ておこう」が主義らしい。

そこは外科のS先生も消化器内科医も変わらないようだ。


とりあえず…………疲れた。腹が痛い。

結局、なんで嘔吐くのかわかんないなー。

訪問看護師さんが言ってた「湿布の貼りすぎ」が原因かな?

大量の鎮痛剤を経皮吸収してる訳だから、吐き気がしてもおかしくないと言われてるんですよね。

真実はいつも1つ!?

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