表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【終われないエッセイ】潰瘍性大腸炎って、マジ?【実録のんびり闘病記録】  作者: 薄氷恋


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

69/73

69.私「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!(絶叫)」

汚い話と、私にとって残酷表現がございます。

お食事中の方はお気を付けください。

11月後半、ちょっと特別な日がありました。なので、ちょっと奮発して幕の内弁当を買ってパートナーと食べました。

しかしボリュームたっぷりのお弁当だった為、翌日お尻が裂肛する程のお通じが!

(弁当とお通じを一文に並べるな)


という訳でパートナーの出番です。

お尻に止血特化のへモレックス軟膏を塗ってもらい、軟膏を……。


そーっ(挿れた音)


私「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!痛ァイぃぃぃぃ!!!!!!!」


以前上げた絶叫の更に3倍増しの絶叫が口から漏れました。身体はガタガタ震え、痛みをなんとか逃がそうとします。ここまで痔が痛いものなんて思ってもみなかった。


パートナー「痛かったね、ごめんね」

私「ハァハァ……10ペイン中の10ペイン」

100点中の〇点みたいな言い方の痛み度数です。パートナーは私を気遣いながらもこう言いました。

パートナー「ノズルを挿れた時の手応えがね、【ザリザリザリザリ……】って感じだったの。中の粘膜がガサガサに傷付いてるんじゃないかな」

私「:( ; 'ㅂ';):ヒッ」


そーっと挿れてあの痛み?

粘膜がガサガサに傷ついた原因はお弁当しかないので自業自得です。

それでもメンタルも体力もガリガリに削られる日々が続きました。


へモレックス軟膏を挿れてもらう度に左手の人差し指を噛んで痛みを堪えました。

つい近日まで指を噛んでも悲鳴をこらえきれず「いひゃあぃ(痛い)……!」と叫んだ事もあります。

それでも私達は治療を続けました。

訪問看護師さんにノズルに軟膏を纏わせれば少しマシになると教わったからです。


しかし、11月28日。お尻に異変が。

何度ウォシュレットを使って、トイレットペーパーで拭いて、パートナーにケアしてもらっても、数分後にはお尻が汚れているのです。

これが下痢の時に出る腸液というやつでしょうか。たまに腸液に便が混じる事もありました。(パートナー談)

そのままではヒリヒリと痛いので、ケアしてもらう回数が格段に増えました。


へモレックス軟膏を挿れる時もパートナーは細心の注意を払ってくれました。


パートナー「痛かったでしょ?」

私「2ペインかな」


またある時は


パートナー「よく頑張ったね」

私「0ペインだからだよ」

パートナー「良かった!」


二人三脚の裂肛ケアの日々が続きましたが、ようやく! ようやく昨日、総合病院の外科・S先生の診察に行けたので書いていきます。


◆◆◆


2025年12月1日(月曜日)。

朝6時、パートナーに起こされました。

しかし前日まで「一緒に行く!」と息巻いていた割には寝不足らしく、ウトウトと寝ぐずりモードなパートナー。

私「今日は1人で行く」

パートナー「うう……そうしてくれる? 朝4時起きだから眠くって……」

私「そりゃ眠いわ」

パートナー「寝付きは良かったのよ? ただ寝起きが早かっただけで」

私「お留守番頼む」

パートナー「本当にいいの? ついて行かなくて」

私「いいよ。寝てなー。寝ぐずってるだろ」

パートナー「なんで分かるのぉ~? 体調悪いって」

私「(体調まで悪かったんかい)」


そんなこんなでソロで病院へ。

移動支援の運転手のお姉さんとちいかわの話題に。

朝、ちいかわがメロンパン被ってるスタンプを送ったら「ちいかわ可愛い」と。

可愛いだけだと思ったら大間違いですぞ。

ナガノ先生はたまに(?)闇を出して来るからな。という話をしてる間に病院に着きました。


今日も調査兵団採血部隊は大忙し。

隊長に当たらないかな~って思ってたら隊長が居るはずのブースに呼ばれました。

しかし衝立の向こうにはハンジさんポジのお姉さんが。

(採血しづらい患者さんが隣に来て、直前に担当が入れ替わったらしい)

残念だったねぇ私!

でもハンジさんポジのお姉さんも腕前はいいのです。ただ、ここんとこ隊長に会えてないからちょい寂しかった。


採血終了後、休憩を入れずに栄養指導へ行き、暫く待つと栄養士さんが来ました。


栄養士さんには11月丸々S先生の診察が無かった事を伝え、食べたものノートを見せました。


あすけんのアドバイスが潰瘍性大腸炎の私にとって見当違いで、更に「あと〇〇kcalしか食べられないと思うと、余計に追い詰められて馬鹿食いしてしまう」のであすけんの有料会員を辞めた事を伝えると、心なしか残念そうなお顔に。


そこで栄養士さんが取り出したのは一冊の本。

「カロリーダウンのコツ」でした。

栄養士さんはこう続けます。


栄養士さん「お肉でもバラや肩ロースよりモモ肉を選んだ方がカロリーダウン出来ますし、調理法も揚げるより茹でた方が100kcal近くダウンさせられます」


私の食生活だと鶏肉、豚肉中心なので、鶏肉なら皮を剥がすだけで100kcalダウン。

豚肉もしゃぶしゃぶならOKと言われました。

(こないだしゃぶしゃぶデビューしたばかり)


意外だったのは刺身より、焼き魚の方がカロリーが低い事。

これも栄養士さんいわくサーモンとかトロとかの部位によって決まるもので、刺身は大体盛り合わせになっているから焼き魚単体の方がカロリーが低いのだそう。

あとは脂が焼いてるうちに多少落ちるからだそうです。

一つ勉強になりました。


栄養士さんとはまた来年に会う事になり、少し早いけど「よいお年を」とお互いに言って相談室から退室しました。


そして買い食いの時間です←

今日は俵おにぎり弁当(小)を選びました。

おかずにシュウマイが入っていたからです←(シュウマイ好き)

ところが、俵おにぎりとおかずを交互に食べていき、最後にシュウマイに齧り付いたら何故か甘辛いタレが着いていて()せそうになりました。罠かよ。

(多分、おかずの鶏つくねのタレが片寄ってたんだと思う)

うう、酷い罠だ。


外科ブースに行き、しばらく待つと順番が来ました。


私「おはようございます」

S先生「おはようございます」

私「あすけん、辞めました」

S先生「え……辞めたの?」

前回(前々回?)、あすけんで痩せてきた、と伝えたからでしょうか?

S先生は失望の色を声音に乗せてます。


私「食べた物を記録していたら、あと何kcal

しか食べられない!ってストレスが溜まって却って馬鹿食いしちゃうんです」

S先生「なるほどね。体重は?」

私「106.3kgです。先日まで107.6kgありました」

S先生(無言でキーボードカタカタ(記録))


私「あと、お尻が頻繁に汚れるんですが、腸液ってやつですか? 時々便も出てるとパートナーが言ってまして」

S先生「そうだね。先生、今からキツイ事言うよ? お腹が大きく出てる人は腹圧で漏れたりします。これは当然の事だから、うすらいさんには30kg痩せて欲しいんだけど、そうもいかないよね」

私「はい……(食べたものノートを見せる)」

S先生「これは……食べる量を半減しないとダメね。【これ】買うのやめましょう」


S先生が手で指し示したのは、食べたもんノートの1ページ全部。


私「え」

S先生「食材を減らして買って節約。浮いたお金で野菜や、いいお魚を買うの。どう?」


いや、どう?じゃないです。

そんな事したら食糧が秒で尽きます。


私「…………」

S先生「エンゲル係数見直した方がいいよ。エンゲル係数。食費の割合がうすらいさん宅、かなり占めてると思うから家計簿見直して……」

私「家計簿付けてません(食い気味)」

S先生「付けましょう」

私「嫌です」

(うちは別々に収入(障害年金)があり、それを握ってるのは今の所パートナーだから)


S先生「痩せたら全部解決するの! 薬の効きも良くなり、手術も楽に出来る、節約にもなる、いい事ずくめだよ! このまま痩せなかったら薬の選択肢も狭まって手術(※先生は言わなかったけど多分、大腸摘出手術)になって、ここでは出来ないから別の病院に移る事になるよ」


渋い顔になる私。

値踏みするようなS先生の瞳。


S先生「それに手術(大腸摘出)となれば、うすらいさんのお腹だとかなり大変になるよ?」

どんだけ脂肪(アブラ)切っても届かない的な?


私「でも箇条書きだから多く見えるだけでそんなに食べてないですよ! 間食だってカロリーの低いものをパートナーが選んでくれて……あ、食べたもの写真の一部見ます?」

S先生は写真を一瞥(いちべつ)するや否や指をさしました。


S先生「朝はこれ、昼は『これ』、夜は【これ】。終わり。どう?」


朝のこれは、トーストとコーンスープ。

昼の『これ』は、おじやうどん。

夜の【これ】は、おじやうどん。


私「えええええええ( д) ゜ ゜」

間食ゼロ????

驚き過ぎて目玉がどっか行った。


すると、S先生は話の鉾先を変えて来ました。

S先生「うすらいさんには空腹を紛らわせるような趣味は無いの? ゲームでも、ほら、アニメでも」


私「うーん……ダイヤモンドアートですかね。キャンバスにビーズを貼って絵を仕立てるんですが、これやってると2時間でも3時間でも「お腹すいたぁ」って言いながらも貼り続けられるんですよ(オタク特有の早口)」

S先生「それいいやん、やろう」


私「でもね、今期の11月11日の【独身の日セール】っていう最大の80パーセントOFFセールを逃したんですよ。タンスが壊れて買ったので予算が無くなり、図案が買えなくて在庫があと3枚かな?(オタク特有の早口)」

55年物の木のタンス(半壊状態)を、北欧系布タンスに変えたんですよね。1万円吹き飛びました。

1万円あったら図案が15、6枚買えただろうに。


S先生「どうにかして節約してやろう」


私「そうは言っても電気代は3万行くからケチってるし、ガス代も高いし、水道代も1万近いし……」


S先生・看護師Yさん「え!? 水道代そんなにする!?」

私「え?二ヶ月分ですよ?」


S先生「Yさん、もっと人数多い家庭ですよね? そんなにします?」

Yさん「(頭を横に振る)」


私「え!?」

S先生「ちなみに私、一人暮らしですけど二ヶ月で2000円です。勿論毎日シャワー浴びるし、洗濯も洗い物もするし、ずぼらだからシンク洗う時も水流しっ放しだけど2000円。これでも上がった方で前は1400円」

私「ええ!?」


S先生「1回なにもかも見直してみて?【なにかがおかしい】。絶対【なにかがおかしい】」

推理ゲームの広告みたいに言わないで(笑)


S先生「何の診察か分からなくなっちゃったね(笑)」

全くです。


S先生「さあ、次に【わたしに怒られに来る日】はいつにする?(笑)」

私「12月……(言いかけ)」

S先生「おやおや? お正月大丈夫だった?って聞きたいから1月5日にしようね」

半強制的です。


炎症止めのアズノール3本と、へモレックス軟膏、ペンタサ顆粒とジセレカをゲットして終わりました。


それにしてもCRPが0.04、血沈(けっちん)は1時間後13、2時間後29でここまで怒られるとは思ってなかったなぁ。


あ、「良いお年を」ってS先生に言い忘れた。

よくよく考えたらウチの家は一戸建て賃貸です。

もしかしてS先生とYさんのお家はマンションかも。

だから水道代が違うのでは???

うーん、わからん!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ