表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【終われないエッセイ】潰瘍性大腸炎って、マジ?【実録のんびり闘病記録】  作者: 薄氷恋


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

48/73

48.全部体重のせい

つうこんのいちげき!

うすらいさん に 255のダメージ!(瀕死)

前回のS先生の診察から5週間が経過しました。

町内会費の集金で行く先々で井戸端会議に巻き込まれて凍え、4月17日頃からお通じの回数も状態も良くありませんでした。


更に昨日(4月20日/日曜日)、お通じ回数は13回を記録し、その殆どが血便。

お腹もお尻も痛くて七転八倒。呼吸は乱れて常時、ハアハアゼエゼエと荒い息を吐き続け、パートナーにお尻を温めるクッションをあてがってもらう始末。


よっぽど救急外来に行こうかと思いましたが、先にかかりつけの総合救急病院に電話をパートナーにしてもらい、外科医が居るかチェック。

居たのは脳外科医だけでしたので、行くのをやめました。

黙れ、小僧!!脳外科医に痔持ちのUCが救えるか!? そんなレベルの畑違いです。


なので、本日4月21日(月曜日)、S先生に診てもらうぞ〜と【朝食を抜いて】通院。

朝食を抜いたのは【食べるともれなくお通じがもりもり出るから】です。

昨日は午前中だけで7回のお通じ記録でしたからね。お尻は痛くなるし、脱水症状にもなりかねないですし、移動中に催すのも嫌でしたから。

という訳で午前中に口にしたのはエナジードリンク系ゼリー飲料「速攻元気」と、経口補水液「アクアソリタゼリー」のみ。


今日は頼み込んで移動支援のお姉さんの車に片道だけ乗せてもらい、無事病院に到着。

この時点で8時56分。

再診受付をし、外科ブロックへ行き、問診票を書いて、更に【一週間待てずに早く来た理由】なる手書きのメモを添えました。


【一週間待てずに早く来た理由】には大きく分けて4つの問題点を書きました。


『1、回避不可の町内会班長がプレッシャーである。来年はまた別の役割がある。

2、ラーメンを食べました。10回くらい食べました。(食生活の乱れをそのまんま書いた)

3、19日の異様な暑さで汗をかき→エアコンを付けて体を冷やして下痢ラッシュ→体が冷えるのが怖い→夏自体がトラウマ。

4、昨日、七転八倒する痛みに襲われた事。

以上をふまえて血液検査とショートファイバーをGW前にお願いします』と添えて、提出。

問診の看護師さんが来たので、血圧と酸素を測り、おなじみの汚い写真集も見てもらい、「お待ちください」と言われ……。


その後、どうなったかというと。

外科看護師さんが通りかかり

「今日、めちゃ混みだよ。待ってもらえるなら先生に診てもらえるけど、大丈夫?」

と囁くほど。

「大丈夫です」と答えたものの……


10時50分頃に採血に回されるまで放置プレイ。


なので腹を空かせながら家で掃除してるパートナーとLINEしてました。

丁度昨日買った『様子のおかしい長船(おさふね)パラダイス』という刀剣乱舞LINEスタンプが大活躍。『様子のおかしい一文字』も『様子のおかしいチーム上杉刀』も欲しい(笑)

(刀剣乱舞では長船派と一文字派推し)


採血を済ませたのは11時。お昼どきなので食堂でいつも売り切れてるちゃんぽんを初めて注文。

空腹は最高のスパイスと言いますが、それ抜きでも美味しかった。また食べたい。

コンビニに寄り、そういや昨夜パートナーがドーナツを食べたいって言ってたな、と思い出してドーナツ(108円)を2つ買い込み。


外科ブロックに戻ると……。

更に1時間待たされ、ようやく診察。

この時点で待ち時間4時間。

「めちゃ混み」の意味を骨の髄まで理解。


さて、診察ですが。

S先生「おまたせしてすみません」

私「いえいえ。先生、ごはん食べましたか?」

S先生「食べてないよぅ。 それどころじゃないです。うすらいさんの後にまだ患者さんいます」

私「(絶句)」


まずはお通じ写真集を見てもらい、「あ、これ切れてるね」と診断。

次に食べたものノート(お通じ回数と酸化マグネシウム回数、ラジオ体操回数付き)を見せたら、S先生は昨日の欄(雑炊だらけ)を見てニッコリした後、ページを遡ってガックリしてました。


S先生「あらあらあら。ちょっとこれは……駄目だよ、チキンラーメンとか。ラーメン多くない?」

私「チキンラーメンはともかく、お取り寄せしたとんこつラーメンが美味しくて……スープは飲んでないんですけどね。あと、袋ラーメンも買いまして」

S先生「確かにねー、簡単に作れるしー、コスパもいいしー、でもー、あんまり沢山食べるのは駄目だよー」

私「はい、もう暫くは食べません」

しばらくは、な?

S先生「じゃあ、お尻の診察しようか」

私「(( 'ω')ギャァァァァァァ)……ふぁい……お尻痛いんですけど……」

S先生「経皮麻酔のキシロカインゼリー使うね」


しぶしぶ診察台に上がる私。


S先生「外側にまずキシロカインを塗るねー」

私「はい…(ドキドキ)」

S先生「スキンタグ言われて見たら随分大きいね。……小指を挿れますねー」

私「痛っ……」

S先生「大丈夫? この状態でステイ。(20秒後)指を変えてもう少し拡げます」

私「痛いっ、痛いです!」

小指の時点でもう瀕死。というか、外科医でピカイチ指が細いS先生の小指を挿れた時点で血が出てたらしい。

そして人差し指を突っ込まれ、グリグリグリとゼリーを塗り込む先生。

息も絶え絶えの私。

S先生「はい、少し休憩」

そして麻酔が効いてきたころに肛門鏡を挿れようとした先生が。

S先生「入らない!入らないよ!!?」

私「痛い!痛いです!【そこじゃない】!」

肛門の皮膚のたるみであるスキンタグと肛門狭窄のせいでなかなか入らない肛門鏡。

……無理くり挿れられました。

掠れ声で絶叫する私。脚は味わったことの無い激痛でビクビク跳ねてたりする。

S先生「ごめんよォ……(奥に向かって)誰かガーゼ取ってー!」

ガーゼ!? 何!?

暫くガーゼを探してウロウロするいつもの看護師さんじゃない看護師、慌ててる様子のS先生。ガーゼを手に入れた先生は尻に入ってる肛門鏡の辺りを拭き拭き。

いや待って。お尻の診察で流血沙汰とか。


お尻の診察が終わった先生は項垂れてました。

S先生「うすらいさん、貧血を心配しなきゃいけないレベルで肛門裂肛してる…。多分ね……全部体重のせい。今までの食事量でラジオ体操したから筋肉付いて体重増えたんだと思う。あとね、キシロカインも効いてない」

効いてねーのかよ! 聞いてねーぞw

私「もうずっと雑炊食べます」

S先生「タンパク質も摂って!潰瘍性大腸炎の患者さんには鶏ムネとササミが1番いい。ササミはパサパサするから調理大変だけど大丈夫?」

私「ササミおいしい。明日買い物、ササミ買います。髪も切る。先生とお揃いの髪型」

S先生「え!お揃い?嬉しいー!」

さっきの激痛のショックで、カタコトのロボットになってる私を不安そうに見てた先生ですが、髪型がお揃いになると聞いて笑顔になりました。何故だよ。

私「肛門裂肛の手術って縫うんです?」←落ち着いてきた私

S先生「あのね……縫うんじゃなくて、逆に【傷口を切るの】。そして、切った場所を覆うように側の皮膚を持ってきてひだを作って縫って、最後にお尻の圧を逃がす為に近くに切り込みを入れるんだけど、うすらいさんの今の体重じゃ、手術も出来ない。だから、あと20kg痩せよう? 痩せたら肛門裂肛の手術も出来るし、痔も格段にマシになるし、薬の効きもよくなるから」

私「うへえ……痛そう。でも痩せたい、です。ラジオ体操座ってやってもいいですか?」

S先生「勿論!ラジオ体操のいいところは座っててもちゃんと効果ある所だよ! 頑張ろう、うすらいさん!」

私「はい。ところでスキンタグの切除手術って痩せたら出来ますかね?」

S先生「あれはね、単なる皮膚のたるみだから美容整形になるの。保険適用外になるの。勿論、肛門裂肛の手術の時に邪魔だったら【ついでに】切って保険適用内にするけど」

ありがてえなぁ。


私「酸化マグネシウムはどう飲んだらいいですか?」

S先生「あのね。うすらいさんは元々お通じ柔らかいの。え?固かった日もあった?なるほどね。それで酸化マグネシウム出てトドメ刺したのね。酸化マグネシウムやめよう!」

トドメ……。自力で何回トドメ刺したら気が済むの私。


結局来週の診察はなくなり、5月12日診察になりました。

お薬もゲット。


最後に私はS先生に握手を求めました。

何故そんな事をしたのかわからない。

医師として指導してくれて共に戦う先生に何故だか決意表明みたいなのをしたかったのかな?

うえぇぇぇん、と声に出し、涙目になる私に先生は「うすらいさん頑張ってくれてるのわかってるよ!」と「一緒に頑張ろうね!」と声を掛けてくれました。


ホンマに痛かったんや、今回ばかりは。

ちなみにCRPは0.19。血沈は1時間後21と2時間後43と、潰瘍性大腸炎もちょっと悪くなりました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ