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【終われないエッセイ】潰瘍性大腸炎って、マジ?【実録のんびり闘病記録】  作者: 薄氷恋


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45/73

45.「力むのやめて。このままでは死んでしまう」

残酷描写ありです(私の尻にとって)

前半は、うすらいさんがまた酷い目に遭ってるんで聞いてください。


◆1つめの悲劇


いつだったか忘れましたが2月の末か、3月すぐぐらいの寒波の時。

下痢に悩まされました。

するとガスの回数が酷くて酷くて。

ガス……ええい! 私にしては上品がすぎる!

屁をこくごとに、屁が肛門に滲みるという惨劇に見舞われました。

一晩で収まりましたが、生きた心地がしなかった。

寝ながらも含めて一晩で30回くらい屁を放ち、それがことごとく肛門を刺激するんだからたまったもんじゃなかったよ。



◆2つめの悲劇


最近、肉料理が増えたんですが、そうなる起きる、厄介な痔主のUCが一番なったらアカンヤツ。

それは便秘。

ちょっと前までは野菜を多く摂ってたんで普通にお通じが出てたのに、最近便秘気味なんですよ。

それでかなり前は排便時に強制的に(りき)まされていた私の尻ですが、最近は(りき)まないと出ない!

なのに出そうで困る!

なので(りき)む!


そうすると、左耳が真っ赤になって火照る のです。それこそ氷枕のお世話にならなきゃいけないくらい。

(今まさに冷やしてるんですけどね)

これ、耳の血管とか脳の血管ヤバくない?って、パートナーに話したら。


パートナー「前は強制的に(りき)んじゃったんだよね? 今は違うの? 自分の意思で(りき)んでる? なら、『ちょっとトイレにこもるよ』とでも言ってから30分でも便座に座ってゲームでもしながらゆっくりしたらいいじゃない。本当は痔主は5分で切り上げるのが理想だけど、このまま(りき)み続けたら君が死んじゃう。私、君が死ぬの嫌よ」


まさに真理。

UCから大腸がんなどに進化する前に脳出血などの疾患で死ぬとこでした。


ちなみにパートナーはなかなかの胆力(たんりょく)の持ち主なので、私がトイレに立てこもってる間にもよおしたらどうするのかと思ったら、扉をノックして急かすか、【風呂場で済ませる】と言い切りました。

やだ、姐御肌パートナー。一生愛す。



◆3つめ(番外編の悲劇)

2月に誕生日を迎え、44歳児になりました。

が!!!

その日に限って右手首に激痛が走りました。

丁度、水曜日。木曜日は整形外科はやってない……。金曜日まで待つか?

いや、待てぬ!!!

という訳で急遽、訪問看護師さんの予定をキャンセルして整形外科に飛び込みました。

時刻は11時少し前。

人気の整形外科なので、待つ。

ひたすら待つ。

やっと順番が来て二診に通されたと思ったら30分放置プレイ。

ようやく先生が来たと思ったら痛い手首をグニグニされ「腱鞘炎(けんしょうえん)やね」と言われ、「隣の一診の方がエコーの精度がいいから空くまで待ってね」と言われ、廊下に放り出されました。

一診が空き、手首にエコーをかけながらの注射は30秒。

帰宅したら13時半。

30秒の治療に待ち時間とタクシー5分で2時間半とか長旅過ぎてツツ ウラ ウラ(ちい〇わ・うさぎ)

でもあの先生、名医なの。

通うのやめられない、とめられない。

もうちょっと待ち時間短ければなー。

あと診察室に入ってから30分の放置は流石にどうかと。


あ、でもいい事もありました。

両手指の関節炎の緩和の為の装具が取れました。

わーい、ダイヤモンドアートやりやすーい!

(関節炎でもダイヤモンドアートしてた人)



◆4つめの悲劇


明日はいよいよ外科の診察日となった3月16日。

また下痢。

14時20分時点で6回の排便。うち4回が下痢。

痛いのよ。滲みるのよ。

一昨日と昨日、カレーライス食べ放題したのが悪かったのか、それとも昨日と今日、牛乳を入れた珈琲を飲んだのが悪かったのか(←乳糖不耐症気味の人)……真相は不明。


◆◆◆


さて、2025年3月17日。外科の診察の日がやってきました。

昨日の続きでお尻はめちゃめちゃ痛いまま。

とりあえず採血ブースに行くと、私の順番は45番。

は? 9時なんですけど。

電光掲示板に出ている採血呼び出し番号は22番。

は? 混みすぎで笑うしかない。


ちなみに今日の調査兵団採血部隊の担当はリーダー格のおじ様でした。

ハゲヴィン隊長と密かに呼んでるのは内緒。

リーダーは刺客みたいに迷いなくプスッと採血針を刺すので楽ちん。

リーダーに何年くらい採血やってるか訊いたら「短いよ?」と言われ「ええ?」と思ったんですが、詳しく話を聞くと以前は入院病棟の、採血が難しい患者さんから採血する担当だったらしい。

まさに最後の砦。

道理で上手いと思ったよ。

それと同時に何年勤めてその域に達したのか知りたい様な知りたくないような……。

(そこは教えてもらえなかった)

達人なのは間違いない。


血を抜かれて、次は栄養指導です。

どうですか?と訊かれ、食事量が増えていると言ったら、「運動しましょうか」と言われました。体重も103.6kg。

中足骨頭痛と喘息と便失禁があるので、散歩は難しいと伝えたら「Switchで……」と言われたので、持ってませんと答える。

買えるもんなら欲しいよ、Switchとリングフィットアドベンチャー。

あれ、Switch本体じゃないと出来ないんだよね? 知らんけど。

「家の中に運動器具は無し」とメモに書かれる悲しみよ。


そこで栄養士さん、スマホを取り出してくる。

栄養士さん「僕ね、面白いアプリ見つけたんですよ。『継続する技術』っていうアプリなんですが、僕の場合『夜9時以降は食べない』と目標を設定してます。面白いことに通知も来ます。で、達成したらこの丸い大きなボタンの真ん中を押す。これでOK。最大30日間続けられますけど、たまにズルしたりして記録伸ばしてます(笑)」

私「へー!面白いですね! ダウンロードします!(スマホ取り出しダウンロード)」

栄養士さん「うすらいさんはどんな目標にしますか?」

私「えーと、食後30分以内にわざと運動したらダイエットにはいいんですよね?」

栄養士さん「はい」

私「じゃあ『夕食後にラジオ体操第一をやる』にします」

栄養士さん「素晴らしい!」


食事量とか食事内容には匙を投げられてるので褒められるところ、そこしかない私。


最後にダイヤモンドアートの作品写真を見せて栄養士さんとお別れしました。

と、いうのも前にも書きましたが今の栄養士さん、4月から勤務曜日が変わるらしい。私の外科は月曜日固定。

でも完全なお別れではなく「新しく月曜日担当になる栄養士が休みの時は僕が入ります」と、言ってくださったので希望のあるお別れでした。

春は別れの季節よのう。


(ちなみに18時半、早速「継続する技術」を使ったところ、「ラジオ体操をやっていません。【やったれ】」と「ファイブスター物語」の暴風三王女みたいなガラの悪い通知が来て笑った。なのでちゃんとラジオ体操第一をやりました。こういうちまちま続けるアプリ好き)


さてさて、間食の時間です。

私が食べたのは何度も腹を壊しているエビグラタン!(いい加減懲りろ)

その後速攻でトイレに行ったら、便器が血塗れになりました。あちゃー。

切れたかな? それとも…さ・い・ね・ん? 再燃は嫌ー!


そんなこんなで外科の待合室に行くと……

電光掲示板にパッと「1時間遅れ」の文字が点灯する瞬間を見てしまった。

何事? と思ってたら普通に私の番号が出ました。


外科診察室に入ると咳をしているS先生が。

S先生「お待たせしてすみません。今日のSは咳が大変酷いのでのど飴を舐めさせてもらってます」

567疑惑で検査してて、ついでにのど飴も準備してて遅くなったんだろうな、と推測。

勿論、診察室にいるって事は陰性だったんだろう。でも止まらない咳をのど飴舐めて鎮めてまで診察しなきゃいけない医療従事者って偉大すぎる……(´;ω;`)


診察開始。

まずはお通じの写真をどーん。

先程の鮮血画像を一目見て先生は「あ、これ痔の出血だね」と言い切りました。これで安心だー。

S先生「というのもね、うすらいさん。今回も血液検査すごくいいのよ!」

私「やったー!」


結果表を見てみると炎症の値のCRPは0.04。

もうひとつの炎症の値の血沈(けっちん)は1時間後11!更に2時間後も24!


S先生「うすらいさんってUC悪くなると途端に血沈悪くなるんだけど、今回も凄い優秀! うすらいさんが食べてるものは割と脂っこかったり量が多かったりするけど、自分で加減を解ってくれてるのか血沈に影響出ないんだよね」

お褒めの言葉ありがとうございますー!

私、にっこにこ。

S先生「アザニンも50mgから25mgに減らして平均赤血球容積も減ってきてるし、白血球も多くなってきてる! うすらいさんにはアザニンは50mgじゃなくて25mgが丁度いいみたいね」

私「はい」

S先生「これすごいよ! お薬はペンタサとアザニン半錠だけで寛解維持出来てるから!コストもいい! あとは痩せたらワンチャンUCも良くなるかもだから、頑張ろう!」

私「あ、さっき栄養士さんからいいアプリを教えてもらったんですよー」

そこでまだ使ってもないのに「継続する技術」を紹介。

S先生も「へー、面白ーい。頑張ってラジオ体操やろう!」と応援してくれました。


最後にS先生は「次のステップに移ります」と言いました。


S先生「今まで4週間隔で診察してましたが、6週間隔にします。長い期間寛解を維持出来るようにしていきます」


うわーん!S先生と看護師さんに会える日が遠くなったよー。


という訳で次回診察は4月28日!



咳してるS先生に結局、何故に屁をこくと尻が痛むのか聞けなかった(´・ω・`)


あと、継続する技術が好きな理由。

平沢進の「救済の技法」に似てるから。

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