20.リアルダからペンタサへ
今回の調査兵団血液検査部隊の番号は49。
新兵もとい、新人の男の子でした。
散々肘の内側の血管を探してたので、痛くないから(嘘)と誘導して手の甲から採血してもらいました。
痛かったですが1発で採血出来たので将来楽しみな新人さんです。
泣いた翌々日(2024年7月22日)、外科と泌尿器科へ。
本当はエッセイの19話目を印刷してあって、それを各お医者様に見せるつもりが忘れて行きました。
読まれるのは恥ずかしいから、まぁいっか。
特にS先生にこのエッセイ突き止められたらかなり嫌だ。 あれやこれやの暴食がバレてしまうw
そんな訳ですが、リアルダはもう嫌だとハッキリ言いました。
お薬の量も把握してるんで口頭で説明。
S先生「うすらいさん、確かにお薬多いよね」
私「なのでリアルダからペンタサ1錠に変えてもらえませんか?」
ペンタサもリアルダと同じメサラジン配合薬で、潰瘍性大腸炎やクローン病患者さんに出されます。
前にS先生からリアルダからペンタサに変える事も提案されていたから名前を知っていました。
エッセイを書く前は「ペ……なんとかに変えて貰う!」と、名前を忘れていましたが、幸いにも私のスマホに「ぺ」と打ち込んだら「ペンタサ」と変換してくれました。
どんだけ潰瘍性大腸炎患者向けに特化してしまったんだ、myスマホ……。
S先生「うーん……。ペンタサはね、1錠500mgなのよ。だから錠剤にすると……」
S先生「8錠」
私「8錠?」
薬が増えるんじゃ意味がありません。
S先生「なのでペンタサの顆粒が高濃度なのでそちらにしましょう。顆粒だけど飲みやすいよ」
私「顆粒…(また顆粒の薬増えるんかい。まぁ、リアルダとオサラバ出来るなら……)分かりました。その薬に変えてください」
S先生「ペンタサ顆粒一包で2000mgメサラジンが入ってるから二包出すね。朝1回でいいかな? リアルダよりはメサラジンが少なくなるけど…5-ASA製剤としてはリアルダより弱いのよね」
私「あ、じゃあペンタサ顆粒二包とペンタサ一錠で4500mgって手はダメなんですか?」
S先生「ペンタサは4000mgまでと決まってるの。だから効き目重視ならみんなMax4800mg飲めるリアルダにするの」
成程。でももうリアルダは嫌でした。
一錠ずつしか飲めないから水分摂りすぎちゃうもん。
私「あ、あと6月に過活動膀胱で尿失禁を繰り返したので、泌尿器科でイミダフェナシンという過活動膀胱のお薬をもらったんですが、これが潰瘍性大腸炎患者には【慎重投与】で……」
私が言うなり、S先生はお薬を調べ始めました。
S先生「なるほどね。この血液検査の結果もそういう事か」
今日の血液検査の結果はCRPこそ0.04と低めですが、血沈が1時間後19、2時間後42と高めでした。(2時間後血沈数値、間違いにつき修正済み)
私「イミダフェナシンは普通1回2錠処方なんですが、私の場合先に出して貰ってたべオーバというお薬と併せて使うので1回1錠処方です」
S先生「なるほどね」
S先生の口癖は「なるほどね」です。
S先生「【禁忌】じゃないから続けてもいいけど、腸の具合が悪くなるならやめてもらいます。今のお通じの写真見る限りお尻が切れてるだけみたいだから」
私「はい」
S先生「それからステロイドは2.5mg…0.5錠に減らします。次は8月5日に受診です。その時にはステロイドを切ります。……今まで本当に頑張ってくれました」
私「そう、言って頂けたら、報われます」
少し、私の言葉が詰まりました。
泣きそうで先生から目を逸らしました。
S先生「ステロイドが切れたらアザニンとペンタサだけだよ。本当に良く頑張ったよ。4月からだもんね」
私「はい!」
S先生「でも寛解したら受診の間隔が空くから何か異変があったらすぐ来てね。うすらいさんはすぐ来る人だと分かってるけど」
理解られてるww
最後にペンタサとリアルダで駄目なら生物学的製剤になる事と、次回の診察前になんか珍しい血液検査をやっておくとか??
外注だから1回で検査結果が出ないヤツらしい。
……NUDT15遺伝子検査の時もそうだったな。まさかね。
今回の診察は以上!
パートナーとは、寛解したら4ヶ月頑張ったご褒美に鰻でも食べようかと話しています。
でもたまにだけ油物を食べるから腸が耐えてくれるのは、もう痛いほど解ったので、寛解しても暴飲暴食は止めて穏やかな食生活で過ごそうと思います。
次回は8月6日~7日頃更新だと思います。
寛解してるかな? 楽しみだな。
ちなみにペンタサは味も無く量も少なく、本当に飲みやすかったです。いいお薬。