開幕 レストラン対決
レストラン「もる・もる~ず」は 徐々にお客さんが増え始めたの。
みんなのミスが減ったし 仕事を楽しめるって色々といいことがあるみたい。
そして 実は 最初に勤めていたリゾットのレストラン「カラスの止まり木」が治安兵に捕まったの。
VPにしか注文できないおかしな裏メニューがあったらしいわね。
それで お客が流れ込んできているみたいで
午前中が営業のメインだったレストラン「もる・もる~ず」も 夜の営業を始めることになったのよ。
でも 私は夜はほんのちょっとしか働けない決りになっているから グレイスに協力してもらってお店の一角で占い師の仕事を始めて 色々なお客さんの相談に乗りながら珍事件が繰り広げられるんだけど・・・・
あ! やっと お店に着いたわ。早速 みんなに元気な挨拶をしようと思ってドアを開けたけど
でも レストランの中では 見慣れた光景があった。
ミリア「あははははは グレイス あんたも好きねぇ~」
私は肩を落としたわ
また グレイスをイス事つり上げて ブランコごっこをしていたの。
グレイス「だから 違うんですってば・・」
全身の力を緩め切ったグレイスを横目に コツコツと木製の床を歩いてミリアが私の前に立った。
首を少し傾げて 「ごきげんよう」って表情をしてきた
でも 声と正確は その逆なのよね。
ミリア「お店の景気がいいみたいじゃない?このお店が変わったのはあなたが来てからよね?
モルモットレースのことといい、二度もやってくれたわね! でも 今日は素敵なお知らせを持ってきたの。
ミリアね、お父様に悔しいの!ってお願いをしたら
このお店の向かへに お父様のチェーン店をオープンさせてくれることになったのよ。素敵でしょ?
オープンまでは1ヵ月もないわよ。楽しみにしていてね」
ミリアが去ると お店のみんなが厨房から出てきた。
でも ため息をつきながら肩をすくめたり イスに座りこんじゃったり表情が重かったわ
どうしたのかしら?
みんな どうしちゃったの??
グレイス「私が説明しよう。。 」
吊るされたグレイスは 語り始めた。
グレイスは自分のお店をよくするためにいろいろなレストランを回っていたのね。
それで スパイダーのお店にも行ったことがあるらしいのよ
グレイス「スパイダーのお店は・・そっ、その ウエイトレスが全員、網タイツなのです・・・」
パンキーは頭を抱えてしまったけど。
ミーシャが鼻歌混じりにお花にお水をあげだしてしまったわ。
それがどのくらいの脅威なのかは私にはわからないけど もしかしたら魔法のかかった特殊装備なのかもしれないし
お店がオープンするまでの間に 「伝説のハンバーグ」は完成できるか心配になってきたわ。
ハンバーグの試作自体はいくつか候補ができてきたし ハンバーグ以外の翻訳の方も進んでいるのだけど
方向性が欲しいところなのよね?
そうだ メアリーに聞いてみると言うのはどうかしら?
でも 街の外には強い魔物がいるって バールが言っていたし私とモコちゃんだけでは無理かしら。
その夜。。。
モコちゃんの顔を見てから宿へ帰ろうと門の入り口の近くにあるモル小屋へ向かう途中に事件が起きたわ。
「グルルルル」
「グルルルル」
モル小屋から 警戒する声が聞こえてきたの。
何があったのかしら?モル小屋に気を取られていると
「きゃー!!」
私の目の前は 真っ暗になって麻の袋のようなものをかぶせられたとわかったわ
そして 馬車に乗せられたのね。
馬の足音と 門を通過して外の道を走っている音がしたの。
しばらく進んで 馬車は止められたわ。
早く逃げなきゃ でも袋が縛られていて開かないの。
助けて。。ピョンタ
「おい お前らはもう 帰っていいぞ ほら これが報酬だ」
「あんたも好きだねぇ まあ それが人族のいいところだがな ははは」
少しの間 静寂があってそして袋が開いたの。
「す~ はぁ~ ああ なんて、いい匂いだぁ 袋の中がお花畑みたいじゃないか。
や やっあ 久しぶりだね。ボクに黙って「カラスの止まり木」を辞めちゃうなんて
ひっひどいんだな。また ボクのために チ、、チーズの歌 歌ってよ。そうしたら ほ~ら この金貨100枚もしたダイヤの指輪を きっきみにプレゼントするんだな。
トモちゃんさん!!失って気づきました。ボクと結婚しよう へへへ」
私は 袋から飛び出して逃げようとしたの。
上手く飛び出せたと思ったけど 私の体が袋から半分くらい出たところで アイツが袋の日もを引っ張ったのにね
出られたのは上半身だけのようだわ。
でも 這ってでも 逃げなきゃいけない。
ヒジを すりむいても関係ない
息は荒くなるけど 袋の日もがグイグイと引っ張られて胸を締め付ける・・息が苦しい
手足が体が震えてきたわ ホントに私の体は動いているのかしら?
「そんなことをしても 袋のヒモを持っているんだから にっ逃げても無駄なんだな」
アイツは私に覆いかぶさろうとしてきた。
もうダメ!!
私は叫んだ
「やめて!!!!!!」
・・・。
・・。
「はっ はい・・・わかりました」
「え?」
アイツを見ると 上下に少しフラフラしている。
「プイプイプイプイ」
ドン!!!
「モコちゃん!!」
モコちゃんはアイツを突き飛ばし 私の腰を咥えて、ひょいっと背中に乗せて逃げ出した。
「モコちゃんのおかげで助かったわ。だけど さっきのは何だったのかしら?」
「プイプイ♪ プイプイ♪」
「やめてよぉ~ くすぐったいんだから あははは」
私たちはメアリーのいる占いの館を目指した。
ギュ? ギュルルル・・・・




