第48.5話 遠交近攻って何?
※ 本編にはあまり関係ないですので、興味がある方のみお読みください。
大田勇介と藤田吉郎の対話コーナーの第49弾です。
今回のテーマは、遠交近攻って何?です。
第49話に出てきた遠交近攻についての説明です。
ナレーション
さぁ、始まりました!親友ふたりによる、夢のひととき。今回のお題は・・・「遠交近攻って何?」です!!では、おふたり、お願いします。
藤田吉郎
第49話で出てきたな。遠くのヤツと仲良くして、近所のヤツとケンカするんやっけ?
大田勇介
そうそう。バッチリ意味わかってるやん!!
ヨシロー
けど、現実にそんなことしてるヤツが近所におったら、面倒くさくってかなわんな・・・。
マタスケ
まぁな。あくまで「覇道」と言って、武力で国を支配しようとする考え方の場合に使われる対外方針やから、やっぱコワモテの感じするよな。
ヨシロー
ちなみに、逆の場合は何て言うん?
マタスケ
「善隣外交」かな。隣近所とは仲良くやっていきましょう!ってことやから。「覇道」の反対なら「王道」やな。仁徳でもって国を治め、コソコソと悪巧みをせず、公正な政治を行うってこと。
ヨシロー
なるほど。で、これもやっぱ中国由来なん?
マタスケ
そう。中国の戦国時代、「秦」の国がとった対外政策がもとやな。当時の秦は中国一の超大国やってんけど、対外政策はハッキリ固まってなかった。だから、隣の「韓」・「魏」・「趙」といった国を飛び越し、遠い「斉」の国を攻めたりしてた。これはあまり賢い方法とは言えん。
ヨシロー
何でや!?
マタスケ
本国から離れた飛び地を持ってしまうと、守るのが難しい。敵に攻められたとき、援軍を送りにくいから。それにこの場合、間の土地は他国の領土やから、いつ裏切られるかわからん。
ヨシロー
そういうことか。
マタスケ
そう。范雎という名宰相が就任し、政策の大転換をした。遠くの国と関係を改善し、隣の「韓」・「魏」・「趙」を攻撃したんよ。それによって秦の拡大のスピードは増し、後の中華統一につながった。
ヨシロー
よう分かったわ。遠近両用、めっちゃ大事やな!!
マタスケ
いや・・・遠近両用って・・・。遠交近攻やし。
ナレーション
お後がよろしいようで。




