第44.5話 信長の六人衆って何なん?
※本編にはあまり関係ないですので、興味がある方のみお読みください。
大田勇介と藤田吉郎の対話コーナーの第45弾です。
今回のテーマは、信長の六人衆って何なん?です。
今作の主人公・太田牛一は、信長の六人衆のひとりでしたが、それについての説明です。
ナレーション
さぁ、始まりました!親友ふたりによる、夢のひととき。今回のお題は・・・「信長の六人衆って何なん?」です!!では、おふたり、お願いします。
藤田吉郎
また地味なテーマやな。
大田勇介
うん。今後このコーナーでは、こういう地味なテーマが増えると思う。本編でヨシローと絡む展開が増えるからな。
ヨシロー
で、六人衆って何なん?
マタスケ
信長には親衛隊として馬廻りや小姓たちがいるんやけど、六人衆は親衛隊のなかの親衛隊って位置付けやな。精鋭として弓と槍の精鋭が3人ずつが選ばれ、常に信長の周囲を固めていた。
ヨシロー
ふうん。どんなメンツなん?
マタスケ
弓の名人である三張は、浅野長勝、太田又介、堀田孫七の3人。槍の達人である三本は伊東清蔵、城戸小左衛門、堀田左内の3人やな。
ヨシロー
ん?太田又介って、マタスケが転生した主人公ちゃうん!?
マタスケ
そやで!若い頃の太田牛一は、親衛隊として得意の弓矢で信長に仕えたんや。
ヨシロー
そうなんや。ほんで、本編で主人公が弓使う話がちょいちょい出てくるんやな。他の人は初めて見る名前っぽいけど、どんな人なん?
マタスケ
実は堀田孫七、城戸小左衛門、堀田左内の3人は、詳しい経歴がよくわからんねん。信長の身辺警護を任されるくらいやから、弓や槍のスキルだけじゃなく、人柄も信頼できる人物だったと思われるんやけどな。
ヨシロー
他の2人は?
マタスケ
まず、伊東清蔵は槍の名手として戦功を重ね、信長死後は秀吉に仕えた。子孫は江戸時代も大名として存続し、明治維新後は華族(貴族)となった。なかなか逸話の多い人で、兜をかぶるヒマがなく、かわりに編笠をかぶって戦い、信長から「編笠清蔵」とアダ名をつけられたり、なぜか丸腰の状態で戦場に出るハメになり、敵の槍を奪って大活躍したりと、面白い話がいくつも伝わってる。
ヨシロー
この人のエピソードで、小説ができそうやな。
マタスケ
実際、司馬遼太郎さんが『女は遊べ物語』ってタイトルで短編小説書いてるよ!事実とは異なり、「伊藤七蔵政国」って名前になってる。腕は立つけど口下手で、浪費家の奥さんとは口げんかをしたらいつも負け、借金を返すために戦場へ向かう主人公に脚色されてる。登場人物全員のキャラが立ってて、なかなか面白い作品やで!!
ヨシロー
それはオモロそうやな。で、もうひとりの浅野って人はどんな人なん?
マタスケ
この人自身が大活躍したというより、この人の養女や養子が有名人なんや。
ヨシロー
誰なん?
マタスケ
この人の養女は2人いて、姉がねね、妹がやや。妹の夫で浅野家の婿養子となったのが、浅野長政や。
ヨシロー
もうひとつ、ピンとけーへんな。
マタスケ
いやいや、ねねさんは秀吉の奥さんやで!!だから、浅野家と長政の実家・杉原家(木下家)は秀吉の親族になるんや。
ヨシロー
メッチャ身内やん!!
マタスケ
そう。太田牛一は信長→丹羽長秀→秀吉の順番で仕えるんやけど、秀吉との最初の接点は、同僚の親族としてやったんかもしれんな。
ヨシロー
人間、どこでつながりがあるか、わからんな。マジで世間は狭いってやつや。
マタスケ
縁は浅くなかったのさ。浅野だけにな。
ナレーション
お後がよろしいようで。




