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第27.5話 改元って何?

大田勇介マタスケ藤田吉郎ヨシローの対話コーナーの第28弾です。


今回のテーマは、改元って何?です。


第27話に登場した、改元(元号が変わること)について取り上げました。


今後もちょくちょく出てくることですので、ご一読ください。

ナレーション

 さぁ、始まりました!親友ふたりによる、夢のひととき。今回のお題は・・・「改元って何?」です!!では、おふたり、お願いします。


藤田吉郎ヨシロー

 これは俺もちょっとはわかるで!「昭和→平成」みたいなことやろ?


大田勇介マタスケ

 そうそう。第27話では具体的にいつ変わったか書いてへんかったけど、10月23日で天文24年が弘治元年に変わった。年の途中で改元があったんや。


ヨシロー

 何で改元したんや?


マタスケ

 戦乱が続き、なかなか収まらないことを憂い、改元することで世も改まる(良くなる)ことを願ったそうな。弘治の由来は中国の歴史書である『北斉書』の「祇承宝命、志()()体(宝命(ほうめい)祇承(ししょう)し、治体(ちたい)志弘(しこう)す)」という文言を出典としている。天の意志(宝命)をうやうやしく受け止め(祇承)、治体(国の体制)の目的をはっきりと定め、その実現のために努力しようとする気持をひろく共有(志弘)したいというような意味になるかな。俺も漢文の専門家やないから、意味は多少違うかもしれんけど。


ヨシロー

 これも中国か。何でも中国のイメージがあるなぁ。


マタスケ

 現代でこそ、日本だけが使い続けているものやけど、元号じたいは元々中国で始められた制度やからな。今から2100年以上前の中国・漢王朝の第7代皇帝・武帝が「建元(紀元前140年~紀元前135年)」という元号をたてたのが始まりとされてる。それまでは「~王の○○年」とか「~帝の○○年」みたいな表記がされていた。皇帝の職務に暦(単なるカレンダーではなく時空のこと)をつかさどることが含まれるんやけど、それをわかりやすく示したものなんや。


ヨシロー

 よくわからんけど、トップが「俺は時間も支配しとるんやぞ!」って宣言したってことか?


マタスケ

 そうそう。で、日本の天皇もこれをしっかり真似して、日本独自の元号をたてた。日本の最初の元号は「大化(645年~650年)」。有名な「大化の改新」の一環として導入されたと言われている。


ヨシロー

 ってことは、天皇が改元もするってことでええんか?


マタスケ

 そうやね。ただ、古代では最終的に天皇の意思だけで改元を行っていたけど、今作の時代になると武士が実際の政権運営をしているから、幕府のトップである将軍との協議が必要となってる。むしろ、足利将軍家に決定権があったと言っても過言ではない。


ヨシロー

 そう言えば、昭和から平成へ元号変わったときって、天皇陛下が亡くなったからやったような気がするけど、昔は違ったんか?


マタスケ

 皇帝や天皇の代替わりでの改元は昔からメジャーな理由やけど、それだけじゃないねん。「天文→弘治」みたいに世の中の雰囲気が悪いから変える場合もあるし、良いことがあったから変える場合もある。災害や自然現象をきっかけに変わる場合もある。隕石が落ちたとか、龍が現れたからとか。


ヨシロー

 龍とかホンマにいたんか?


マタスケ

 捏造くさいけどな。国や政府の雰囲気を一新するために、色んなとこからの要望を受けて改元が行われたと思っとけばいい。


ヨシロー

 ま、調子悪いときは飲まなしゃーないってことやな。神様もそない言ってるしな。


マタスケ

 いや、それって「カイゲン」は「カイゲン」でも、某カゼ薬のことやがな!


ナレーション

 お後がよろしいようで。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 「~王の○○年」とか「~帝の○○年」みたいな表記、の他に、干支による紀年法が中国ではそれこそ商(殷)代から使われてなかったっけ?(日本でも)
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