表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

53/266

第25.5話 織田信光の死の謎

大田勇介マタスケ藤田吉郎ヨシローの対話コーナーの第26弾です。


今回のテーマは、織田信光の死の謎です。


本編ではサラッと書かれてる信光の死について取り上げました。


知らなくても何の問題もない細かい話なんで、本当に興味がある方は、ご一読ください。

ナレーション

 さぁ、始まりました!親友ふたりによる、夢のひととき。今回のお題は・・・「織田信光の死の謎」です!!では、おふたり、お願いします。


藤田吉郎ヨシロー

 ん?織田信光の死って何か謎あんの?


大田勇介マタスケ

 うん。そもそも、『信長公記』では不慮の死を遂げたとしか書かれてなくて、何で死んだかわからん。


ヨシロー

 あれ?本文では側近に殺されたってなってたけど!?


マタスケ

 あれは小瀬甫庵が書いた『信長記』の記述を参考にした。けど、第11.5話でも話したとおり、『信長記』はだいぶ話盛ってる本やから、事実と違う可能性が捨てきれん。


ヨシロー

 そうなんや。謎ってそれだけ?


マタスケ

 いやいや。どうやら殺された可能性が高いらしいんやけど、誰の差し金で殺されたのかって疑惑があるねん。


ヨシロー

 側近とちゃうの?


マタスケ

 手を下したのが側近やったとしても、黒幕がいるんちゃうかってな。主な説では2人の甥、信長か達成のどちらかが黒幕やったってされてる。


ヨシロー

 身内に殺されたってことか。実際のとこ、どうなん?


マタスケ

 両方とも可能性はあるけど、今作では筆者はどちらの説もとってない。


ヨシロー

 それは何で?


マタスケ

 まず、信長黒幕説の場合、信長に長期的にはともかく、短期的にはメリットがない。信光は毎回信長に対して援軍を出してくれてるし、最も頼りになる味方と言っていい。急激に勢力を伸ばした信光に脅威を感じたからとか、邪魔になったからとか動機が取り沙汰されてるけど、裏づけがないんよね。


ヨシロー

 動機がないってことやな。


マタスケ

 そやな。よっぽど短期間で信光が調子に乗り出したとかならわからんでもないけど、そんな記録もないしな。


ヨシロー

 じゃあ、達成の方は?


マタスケ

 こっちの方が可能性はあるかな。信長を排除して当主になろうとしてたと考えられるから、信長の強力な味方である信光は邪魔だったろうし。


ヨシロー

 それなら、なんで達成黒幕説を使わんかったん?


マタスケ

 最後まで悩んだけど、達成をそこまで陰謀に長けた人物に思えなくて、筆者は不採用にしたそうな。


ヨシロー

 何か腹黒な感じに描かれてたけど?


マタスケ

 腹黒やけど、どちらかと言えば「担がれてる」観が強いんよね。ネタバレになるから詳しくは書けんけど、あんまり先頭切って動いてる感じがない。動の信長に対して、どちらかと言えば静のイメージ。


ヨシロー

 で、側近の単独犯ってことか。


マタスケ

 そう。何のひねりもないけど。ただ、この時期の弾正忠家の内部はわかりにくくて、なるべくシンプルにしたいという思惑もあるんよね。破天荒な信長に対して、意外と反発が少ないように見える。モメてるんか仲良いんか、正直よくわからん。


ヨシロー

 そのわりに、信長はずっと戦ってる感じやな。


マタスケ

 合間が意外とあいてるから、実際は戦いにつぐ戦いって感じでもないんやで!勝ち続けたからか、信光や達成、斎藤利政らが軍事的な援助のおかげか、今作のこの時点での信長の支配は安定しているように思える。


ヨシロー

 しかし、信光叔父さんがいなくなって、風向き変わりそうやな。


マタスケ

 せや!兄弟仲が急速にギクシャクしていく。その辺の展開も、なかなかわかりにくい部分があるんやけど、なるべく丁寧に描いていきたいというのが、筆者の考えやな。


ヨシロー

 夫婦喧嘩は犬も食わんっちゅーけど、兄弟喧嘩はどうやろな?


マタスケ

 えぐい規模の喧嘩やったら、それはもう事件やからな。犬どころか、()も食いつくやろ。


ヨシロー

 それって、野次()ってやつやがな!!


ナレーション

 お後がよろしいようで。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ