馬鹿でアホな6人の幻想入り 5
「とりあえず、そろそろどうにかするか。スペルカード 操符「操り人形」」すると四季の動きが止まる。
「止めないで!」「うるさいなぁ、十分やったでしょ」と軽くあしらう。
「・・・ちっ、わかったわよ」「そうそう、素直が一番、それじゃあおにぎり、宜しく」「ハイハイ、スペルカード発動「白米の加護」」そう言うと司の元に白米が召喚される。
司はそれで、おにぎりを作り、四季にわたす。
「ほい、これでも食え」「ありがとう、ごめんなさいね」「謝るぐらいならしないでね」「本当にごめんなさい」「ハイハイ」なんだかんだ言って仲は良い。
「終わったのか?」と後ろから声がする。鬼銃たちだ。
「ええ、まだ、後処理がまだだけど」「それは、俺に任せて?」朔羅が名乗り出る。
「おけ、任せた」「うーい、じゃあスペルカード発動「悪役若人の催眠術」はい、今から君たちは、今のこのチームを解散します。そして、あなた達は他の仲間と共に殺し合いを始めます。それは、周りから認知されません」朔羅がそういうと、男たちは、「はい」といって、その場を去っていった。
「うわぁ、えっぐ」「何でうちの人間はヤベェ奴しかいないんですかねぇ」「お前がいうな」
総ツッコミである。
「まぁ、とりあえず、かえr」「まって、スペルカード発動「テキサスタワーの殺人鬼」」
記夜は皆を止め、スペルを宣言した。すると、いつの間にか手に持っていたスナイパーライフルを構える。後ろには時計のような魔法陣がカチカチと音をならす。
「3,2,1、ファイヤー」といって引き金を引いた。
「どうした?」「いや、邪魔なゴミが居ただけだよ」「なるほど」皆がそんな話をしていると、
「用事がすんだのなら、早く帰るわよ」という声が聞こえる。
「おけ、やることは終わったしお願い」「分かったわ」皆が帰ろうとした瞬間。
「待ちなさい、あんたたち」という声が空から聞こえるのだった。