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ライバルに認められ、飽くなき戦いへと進む
「‥‥‥あの時の男だな、お前」
凶次は英雄に向かい言った。
「誰だ、君は‥‥‥」
「誰でも構わないだろ、正義の味方」
凶次の言葉に英雄が身を強ばらせた。
「お前は面白い、この弱者しか居ない世界においてな」
ニヤリと笑みを浮かべる凶次。
おやっさんが、そんな雰囲気を和ませようとフレンチトーストとコーヒーを出した。
何も言わず受け取り、食し始める凶次。
静まり返った空気の中、食べ終った凶次は改めて英雄を見る。
「今日の所は挨拶だ、何れ我等【ネオ=クリムゾン】が貴様を叩き潰すだろう」
そこまで言って凶次は、背中を見せ出口へと向かう。
出口の扉を開いた所で、凶次は足を止めて背中を見せたまま英雄に話し掛けた。
「‥‥‥いつかお前と決着をつける時まで殺られるなよ、弟よ」
そう言い残してその場を去った凶次。
「ま、まさか死んだはずの兄さん!?」
英雄が叫ぶが既に凶次は居なくなっていた。
おやっさんとボロンゴ少年団が心配する中、英雄は思った。
これが、俺がこの世界に来た本当の理由なんだ、と。
英雄とネオ=クリムゾン、そして兄、凶次との死闘が幕を開けるのであった。
その結末は、其々が決めて欲しい。
その何れもが、本当の結末であるのだから。
【魔法?時代は変身でしょ?】完




