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アシュタリアのぶらり亜世界散歩 その2

「やっと、このときが来たな……」


 舞台はアカシア城。照明のない真っ暗な城内の一室で、2人の男が対峙していた。


「既にこの城は、我がアヴァロニアの兵士たちが完全に包囲している。この城内の騎士たちも、俺たちの『力』によって取り押さえられている……。もう、この城が落ちるのも、時間の問題だ……」

 その1人は、アウグスト・ノヴァールス。

 漆黒の鎧に身を包み、血がベッタリとついた長剣をもう1人の金髪の男の喉元に向けている。

「あなたは何も分かっていない!」

 剣を向けられているのは、七嶋アリサを『亜世界』へと召喚した張本人である、アカシニア・シュル・ロワールだ。

「こんな……こんなことをしても自分の首を絞めるだけだということが、どうしてわからないのですか!?」

「ふ……」

 必死にアウグストに訴えかけようとするアカシニアだったが、その声は彼には届かない。

「負け犬ほどよく吠える、と俺に言ったのは、お前だったか……それとも、お前の父親だったかな……」

「今すぐ、こんなことはやめるんです! そうでなければ、あなただってヤツラに……うぐっ!?」

 そこで、暗闇の中から無数の手が伸びてきて、アカシニアの口をふさいでしまった。アウグストは彼のそんな無様な様子に、妖しい笑みを浮かべずにはいられない。

「おっと……あまり、俺の仲間のことを悪く言ってくれるなよ……? 今のお前を生かしているのは、『彼女』なのだからな……」


 視点をアウグストの背後に移すと、そこには、彼ら以外にもう1人の人物がいることが分かる。まるで修道女のような黒いローブを着ており、頭もベールですっぽりとおおわれている。背丈から判断するなら、まだ幼い子供といったところだろうか。

 しかし……『それ』は実際には子供ではなく、それどころか、人間ですらなかった。


「アシュタリア……喋らせてやれ」

 アウグストがそう言うと、そのローブの「彼女」は小さく頷いて片手を軽く上げる。すると、それに合わせて、アカシニアの口を塞いでいた手たちも消えた。

 しかし、アカシニアの体には別の手が絡み付いており、彼の自由は既に完全に奪われていた。

「くく……素晴らしいだろう……? これが、俺とモンスターのアシュタリアが作り出した『力』だ……。この『亜世界』はおろか、どこの『亜世界』にも存在しなかった、俺たちだけの力……『管理者』のお前にさえ対抗できる、最強の力……。全てを蹂躙し、支配する力だっ!」

「なんて……げほっ……愚かな……」

 アカシニアは、身動きがとれない状態でこれまで相当痛め付けられていたらしく、時おり咳き込んでは吐血する。

「あなたのしようとしていることは……ごほっ……僕たち歴代の『管理者』の努力を、無に帰す愚行だ! ここで僕が死んでしまったら……僕たち『人間の男』は、異世界を統べる『神』に消される……あなたは今、この『亜世界』の人間全員に剣を向けているんだっ!」

「ふん……憐れなものだな」

 アウグストは長剣を一振りし、剣に付着していた血を払った。それは、彼がここに来るまでに殺害してきた人間たちの血だった。

「お前たちが信じる神というのは、今まで散々信仰心を捧げてきた信者の危機に、奇跡の1つも起こしてくれないのか……」

 そうして、彼はアカシニアに対して剣を大きく振りかぶった。

「アカシニアの坊や……神に見放された今、お前は最期に誰に祈るんだ?」

「あなたは、本当に愚かな男だ……こんなことをしたら、もう全てが取り返しがつかないのに……」

「安心しろ……。お前が死んだら、この国は、俺たちがもらってやるさ……」

「国なんてどうでもいい! それよりも、僕たち『人間男』が、『過去の罪から逃れられなくなる』ことの方が、問題なんだっ! 僕らの『亜世界』が1番でなくては……。他の『亜世界』を吸収し、僕らの『亜世界』を消せない既成事実を作らなくては……」

「ふん……」

 退屈そうに、アウグストは言葉を遮る。

「ごちゃごちゃ言ったって無駄だ。俺は今まで、お前を殺すことだけを考えてきたんだ。こうやってお前を追い詰める瞬間だけを糧に、今まで生きてきたんだ。今さら、下らない戯言に惑わされるはずがないだろう? それでもどうしても生きたいっていうなら、命乞いの1つもしてみろ。涙を流して、俺にひれ伏して見せろ!」

「あなたが目を覚ましてくれるなら……そんなこと……いくらでもして見せますよ……。今すぐ、モンスターなんかと協力関係を解消して、僕たちにとっての理想の世界をつくると約束するなら……」

「最後まで、つまらない男だな……」

 アウグストはもう、無駄な話をするのはやめたようだった。

「続きは、地獄で聞いてやるよ……先に行ってろ」

 そう言って一歩踏み込み、振りかぶった剣をアカシニアに振り下ろした。アカシニアは死を覚悟し、体を硬直させて目をつむった。


 しかし……。


「……何!?」

 次の瞬間に驚きの声をあげたのは、アウグストだった。

 確かに彼の剣は、アカシニアの体目掛けてまっすぐに振り下ろされていた。百戦錬磨のアウグストが動けない相手に対して攻撃を外すはずはなく、アカシニアの死は、火を見るよりも明らかだったはずなのだ。しかし彼は今、アウグストの剣に引き裂かれてはいなかった。

 相対していたアカシニアとアウグストの間に、黒い霧のようなものがたちこめている。アウグストの振り下ろした剣の刀身は途中からその霧の中に飲み込まれてしまって、ターゲットまで届いていなかったのだ。


「貴っ様ぁ……」

 アウグストは、激しい憎悪の表情で後ろのアシュタリアに振り向く。

 彼はすぐに気が付いた。その黒い霧の正体が闇魔法であること。自分がそれを使用していない自覚がある以上、その使用者は、アシュタリアしかいないこと。

 そして、その黒い霧は彼の剣だけでなく、既に彼の足元をも覆い尽くしていたことも。

「裏切ったな!?」

「ふふん……裏切った、じゃと?」

 アシュタリアはベールを脱いで、ボサボサの黒髪を出す。そして、まるで猫や犬がやるようにぶるぶるっと頭を振った。

「それは、ひどい言いがかりというものじゃなー。私はお前のことを、1ミリたりとも裏切ったつもりはないぞよー」

「ふ……ざける……な……!」

 黒い霧はどんどん大きくなっていき、アウグストの体や顔を覆っていく。まるで彼は水の中で溺れるように、その霧の中から逃れようと必死にもがいている。しかし、そこもまた水の中と同じで、もがけばもがくほど彼の体は霧に包まれていくのだ。

 アシュタリアはゆっくりと霧の方へと近づいていき、もはや顔が出ているだけになってしまったアウグストに、そっと手を添えた。

「おぬしと私の契約は、『管理者を越えるほどの力を手に入れること』だったはずじゃろー? そして、その契約は既に果たされておる。おぬしは私と協力して、そこの『管理者』を完全に圧倒する力を手に入れた。……じゃからもう、私はお前の味方をする理由はないのじゃー」

「そんな……バカな、話が……!」

 先程までの殺意を、今はアシュタリアに向けているアウグスト。そんな彼に対して、アシュタリアは完全に余裕ぶっている。

「うむうむ……。やはりおぬしは、そうやって怒りに燃えている表情が、よく似合うのー」

「……」

 一方で、アカシニアはそんな2人を深刻な面持ちで見つめていた。

 命を奪われたかと思ったが、敵の2人が仲間割れのようなものを始めたので、なんとか助かった。それは、確かに彼にとっては歓迎すべき展開のはずだ。しかしそのときの彼が考えていたのは、その事ではなかった。

 彼が考えていたのは、敵の1人がアシュタリアだということ。つまり、自分が『亜世界』同士の契約によって弱体化したはずのモンスターだということだ。そのモンスターが、自分と同じ人間のアウグストを、ああも簡単に制圧してしまったということは……。

「くそっ! ……くそがぁっ!」

 顔だけとなっても、アウグストは狂犬のように暴れまわって抵抗している。しかし今のアシュタリアにとっては、そんな彼も、いたいけな仔犬同然だった。

 それはまるで、かつてのアシュタリアと人間たちの力の差を見ているようだった。


「この『亜世界』は、ほんに、面白いのー?」

 アシュタリアはにやりと、青い肌から真っ白な犬歯をのぞかせて、言った。

「かつての私の『亜世界』では、強くなろうと思ったら自分以外の誰かを殺さなくてはいけなかった。強さとは、『それだけ誰かを殺した』ということを証明する、絶対的に公平な称号じゃった。じゃから、敵を殺していないということは、ただ弱いということ、それ以外の意味などなかったのじゃ。……しかしこの『亜世界』では、そうではないのじゃー。

じゃって、この『亜世界』には『自主練習』というものがあるからのー? 誰かを殺さなくても、誰かを傷つけなくても、自分の意志と努力次第で体と心を鍛え、強くなることが出来る。たった1人でも、いくらでもレベルを上げることが出来る。……『弱体化させられた分』だって、取り戻すことが出来るくらいになー」

「な、何……!?」

「『モンスター女の亜世界』が、この『亜世界』に結合されてしまったとき、私たちは確かに弱体化した。そこで転がっておる『管理者』の言葉を借りるなら、私の『亜世界』とこの『亜世界』で、強さ(レベル)比率(レート)が勝手に決められてしまったのじゃ。

つまり……私の『亜世界』では、全てのモンスターはレベル1でうまれ、最大レベル100まで上げることが出来たが、この『人間男の亜世界』では、人間はレベル100で産まれ、そこから際限なくレベルを上げることが出来る……という風にな。

じゃから私たちモンスターは、私たちの『亜世界』でどれだけ強かった者でも、この『亜世界』の赤子よりも力が弱くなってしまった、という話だった訳じゃが……」

 アシュタリアはそこで軽く右手を上げて、そこにイメージを集中させた。途端、凄まじい早さでその手の回りに闇のエネルギーが集まり出した。それは全てを飲み込むようなブラックホールのようでもあり、また、周囲に闇を撒き散らす漆黒の太陽のようでもある。それは、アウグストがかつてアシュタリアを助けたときに見よう見まねでやった闇魔法はもちろん、彼女がこれまでに見せたどんな魔法よりも、大きなエネルギーを放っていた。

 しかしそんな凄まじいエネルギーを、次の瞬間に彼女は片手で簡単に握りつぶして、消滅させてしまった。

「じゃが、それはあくまでも『結合した当初はそうだった』というだけじゃ。結合によってモンスターがこの『亜世界』のルールに縛られるようになったということは、裏を返せば、モンスターもこの『亜世界』の住人になったということ。私たちのレベル上限は、100ではなくなったということじゃ。今のレベルが赤子以下でしかないというなら、それを上げればいいだけのこと。レベル100をレベル200に、200を300に、更に、もっと大きく……。そんな風に、『自己練』してレベル上げをしまくればよいだけなのじゃ! 私たちはこれまで、『モンスター女の亜世界』で散々命を懸けて戦い続けてきたのじゃぞ? それに比べたら、『自己練』なぞ子供の遊びみたいなものじゃ!」そこでアシュタリアはえっへんと平らな胸を張って、たからかに宣言した。「今の私は、かつての私よりもずっとずっと強くなっておる! ざっと見積もって、レベル20000位はあるはずじゃー!」


「あ、ああ……なんてことだ」

 アカシニアは、自分の危惧していた事が現実になっていると悟った。せっかく自分が、人間以外を弱体化させたのに……。人間男を最強にすることで、この『亜世界』と人間男を、世界の中心にしようとしたのに……。

「これでもう……全てが、終わりだ……」

 僕らは、モンスターたちに追い付かれてしまった……。

 人間はモンスター以下の価値しかないと、この『亜世界』に定義されてしまった……。僕らが他の種族より優位でないのなら、『神』は僕らを『裁く』ことを躊躇しないだろう……。僕らの『罪』を、見逃したりしないだろう……。

 いや、それどころかこのままなら、野蛮なモンスターたちに僕らは全滅させられて……。


 そんな、アカシニアの心の絶望が伝わったかのように。

 アシュタリアは補足する。

「あ、あー、ちなみに安心してよいぞ? 私が今使っているこの黒い霧は、攻撃魔法ではなく転送魔法じゃ。私にもどこに行くかは分からんが……おぬしを傷つけたりはせん。だだ、この『亜世界』のどこかに飛ばすだけじゃー」

「!?」

「私はなにも、おぬしを殺すつもりはないのじゃー。

……というか、誰も殺すつもりなんてないのじゃ! じゃって、その方が何かと面白いからのー」

「く……くそ……がっ!」

「さっきも言った通り、私の『亜世界』では、自分以外の他人は自分が倒すための『敵』に過ぎんかった。じゃから私も、他人が何を考えているかということなど、今まで気にしてこんかった。気にする必要がなかったのじゃ。それが『公平』であり、ルール上の『正義』じゃったのじゃー。

……しかし、この『亜世界』ではそれは違う。この『亜世界』では、他者は殺さなくてもよい。対話して、協力して、分かり合ってもよいのじゃ。しかも、自分以外の他者と話し、触れ合うことで、今まで存在しなかったものを産み出すことが出来たりもする。更には、今まで考えもしなかった発想にたどり着くことだってあるかもしれん。それは、ほんに、面白いのじゃー」

 アシュタリアがまた、霧に飲まれていくアウグストに手を伸ばして、彼の頬に触れようとする。しかしそこで彼が、最後の抵抗とでも言うように、彼女の指に思いっきり噛みついた。

「ふふん……」

 アシュタリアは動じない。

「もちろん……触れ合った末に、相手と常に分かり合えるとは限らん。意見が食い違うこともあるじゃろう。敵同士になってしまうこともあるじゃろう。でも、それでもよいのじゃ。この『亜世界』は、それを禁止してはおらん。分かり合えてもよいし、反発してもよい。……そんな、緩くて自由な世界じゃから、面白いのじゃなー」

 彼女はあっさりと自分の指をアウグストから引き抜くと、歯形の形に血がにじむ指を舐めた。

「アウグストよ……。おぬしには、世話になったのー? おぬしがあのとき助けくれていなければ、私はとっくに死んでおったわ。……まあそうなっても、私以外のモンスターが今の私と同じことをしていただけじゃろうが……しかし、私が今こうして生きていられるのは、間違いなくおぬしのお陰じゃー」

「覚えて、いろよ……アシュタリア……! 俺は……俺をコケにしたやつを……絶対に忘れない……! 必ず、貴様を……」

「おお、そうじゃな。もっともっと強くなって、今度はこんな弱っちょろい『管理者』などではなく、私のところに復讐しに来い。私は逃げも隠れもせんで、お前を待っているぞ? ああ、その日が来るのが今から楽しみじゃなー」

「殺す……! 必ず、殺して……」

 既に顔も半分以上は霧の中に飲み込まれてしまっているアウグスト。アシュタリアは最後に、幼い顔にぴったりの満面の笑みを浮かべて、彼にこう囁いた。

「こういう約束をする関係を、おぬしら人間は、『友達』と言うのではないのか? のう? ……アウグストちゃん?」

「……っ!?」

 その瞬間に黒い霧は完全にアウグストを覆い尽くし、大きな黒い固まりとなった。そして、すぐにただの煙のように曖昧になって、風に流されて消えてしまった。



「さて……」

 それからアシュタリアは、その場に残されたアカシニアの方を振り向く。彼の体には相変わらず無数の手が絡み付いたままで、体の自由は取り戻せていない。

「これでとりあえず、おぬしたち2人をどちらも殺さずに、この場をおさめることが出来たわけじゃな? 良かった良かった。ああ、城を取り囲んでいる我が『力』も、もうすぐ無力化してやるぞ。アヴァロニアのゴロツキどもを道連れにしてな」

「お、お前は、一体何を企んでいるんだ……?」

 どれだけ自分に都合のいいことを言われても、彼はさっきまで自分を追い詰めていたアシュタリアを信用することが出来ない。

「僕を殺して、この『亜世界』を乗っ取るつもりじゃないのか……」

「じゃからのう……。おぬしらを殺すつもりはないと、さっきも言ったじゃろー? だいいち、アウグストちゃんがやった分は別じゃが……少なくとも例の『力』では、私はここにくるまでに1人の人間も殺してはおらんのじゃ。せいぜい、ちょっと気絶させたくらいでのー」

「ば、バカな……!」

 アシュタリアは、何か愛おしいものを思い出すように、目をつむって微笑む。

「私には、正直まだよく分からんのじゃが……誰かを殺してしまうと、それを悲しむ者がおるじゃろ? 私にとってはそれがどれだけ正しいことだったとしても、別の者にとってはただの悲劇に過ぎない、ということがあるやもしれんということじゃ。

……じゃから今の私は、なるべく誰も殺さないようにしておるのじゃ。自分と違う『世界』に生きる者も、なるべく殺さずに、理解してやろうと思っとるのじゃー」

「お、お前は、何を言ってるんだ……」


 アカシニアには、彼女の言葉は意味が分からなかった。

 自分を撹乱させようとしているのかと思ったが、だとしても、意味不明過ぎる……。

 まさか、本当にこいつはこんなことを……?


「『あやつ』は、こんな考えにたどり着いた私のことを、どう思うかのー……。出会ったばかりの私にも優しくしてくれたような、ちっとも公平(フェア)でないあやつならば……」

 それからアシュタリアは、茫然としているアカシニアの目の前までやって来ると、笑顔のまま言った。

「これは、脅迫でも契約でも交渉でもない。だだのお願いじゃー。

私を、『私のもう1人の友達』に会わせてくれんかのー? 今まで何度も『あやつ』を転送してきたおぬしなら、そんなに難しくはないはずじゃぞー?」

 妖しく光る、彼女の黒と黄色の目。

 アカシニアには、その要求を断ることは出来なかった。


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