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百合する亜世界召喚 ~Hello, A-World!~  作者: 紙月三角
chapter05. Alisa in A-priori World
52/110

10'

 いや……。


 ……いや……いやいやいや!? 違う! 違うよねっ!?

 脱力していた私は、突然浮かんだ思いつきによって考えを改めて、勢いよく顔を上げた。

「違うじゃんっ! あーみんが犯人じゃないなんて、まだ、全然決まってないじゃんっ!」

「……」

 今思いついたばかりのことまではさすがに分からないらしく、アナは急に態度の変わった私に少し驚いたようだ。でも、すぐにもう一度心のスキャンを行って私の考えていることを把握すると、あきれたように小さくため息をついた。

「アリサちゃん……君はまだ、そんなことを……」

「だってそうでしょっ!? 確かにアナの言う通り、さっきの休憩ではあーみんはステージからは動かなかったのかもしれない。20分もライブを中断していたのは、花火の準備をしてたからなのかもしれないよ? でもそれって、『さっきだけ』の話じゃんっ! 『これから』のことは何も分からない。2回目の休憩では、あーみんは何もしなかったのかもしれないけど、これからの休憩では、どうなるかなんて分かんないじゃんっ!」

 そうだ。

 さっきはアナの雰囲気に飲まれて危うくスルーしちゃうところだったけど、よく考えたらそうだ。

 何も、あーみんがエア様を手にかけるチャンスは、さっきの休憩1回だけじゃない。むしろ、私が『1周目』にエア様の死体を見つけた6時くらいまでの間、これからあーみんにはずっとチャンスがあるんだ。だから、さっき何もしなかったからといってあーみんの無実が保証されたわけじゃないし、エア様の危険も全然解消してないってことなんだ。

「危なかったーっ! アナが『安心していい』なんて言うから、うっかりその可能性に気付かないで、このままバカみたいに眠っちゃうところだったよ私。そんなことになったら、またエア様が殺されちゃってたかもしれないのにさっ! あー良かった!」

「アリサちゃん……」

「ってか私、やっぱりこれからエア様の部屋に行くね!? そんで、そこで1晩中エア様のことを守らせてもらうんだっ! あー、なんで早く気が付かなかったんだろー!? もともとあーみんを監視するために徹夜するつもりではいたんだけどさ、だったら最初っから、エア様のそばにいたほうが確実だったよね! 被害者になる人は最初っからエア様だって分かってるんだから、監視すべきは容疑者の1人でしかないあーみんじゃなくって、エア様の方だったんだよ。だってこれなら、犯人が誰だろうが関係ないもん!」

 そして私は早速(これで何度目だ、っていう感じだけど)、エア様の部屋に行こうと『亜世界樹』の幹に手を触れた。

「うーん……でも、そうなると必然的に眠ってるエア様と私が、密室で1晩中2人っきり的な状況になっちゃうわけだよねー……うわー、マジかー? 大丈夫かなー、私…………って、いやいやいや! 『大丈夫か』ってどういう意味よ!? それじゃあまるで、眠ってるエア様に私が変なことするかもしれないみたいじゃんっ!? そんなわけないでしょー! もう、何言ってんのー!? バカだなー!」

「あ、アリサちゃん……?」

「……ま、まあ? 一応エア様の生死を確認するために、胸に耳をあてて心音聞いたり? ちゃんと呼吸してるかどうか調べるために、エア様の口に顔を近づけてみたりはするかもしれないよ? でも、それは必要なことだからやってるってだけで、変な意味とかはないし! むしろ、私的にはホントはそんなことしたくないんだけど、やらないわけにはいかないから仕方なくやるってわけで……。そりゃ、ちょっとはドキドキしたり、興奮したりはするかもしれないけどさー」

「ね、ねえ……アリサちゃん……?」

「あ、あとはそ、その……そ、添い寝……とか? やっぱり、犯人からエア様のことを守るためには、眠っているエア様の1番近くにいるのがいいわけだし……。そうなってくると、必然的に……そ、そ、添い寝的な行為も? 必要? になってきちゃったりするのかなー……なーんて……ま、まあ、最悪そうなってもしょうがないかぁー!? ま、まいったなー! 私って全然ノーマルなのに、こーんなことになっちゃってー……でへ……でへへ……」

 ぐい……。

 そのとき。あくまで紳士的に、でも確かな力を込めて、私の手が引っ張られた。またしても、アナがエア様の部屋に行こうとした私の邪魔をしたらしい。

「アリサちゃん……。悪いけど、君を姉さんの部屋に行かせるわけにはいかないよ……」

「な、何でよっ!? 私はエア様を助けようとしてるんだよっ!? 邪魔しないでよねっ」

 見ると、さっきまでは常にゆるやかな弧を描いていたアナの糸目が、まっすぐに伸びて真剣な表情になっていた。

 私はドキッとして、思わず目をそらしてしまう。

「な、何よ? そんな風に私のこと見たりして……あ! も、もしかしてアナ、また私の心を読んだんでしょっ!? だから、私のことエア様の部屋に行かさないって言ってるんだ!? もう! いい加減止めてよね、そういうのっ! 勝手に私のプライバシー覗かないでよっ! ち、違うんだからねっ!? さ、さっきの『添い寝』とかそういうのは私の心の奥に眠っている闇の部分で……。だ、誰にでもあるでしょっ!? そういう、深層心理的な……!」

「いや……さっきの話は、アリサちゃんが全部自分で声に出して言ってたよ……? 闇の部分、全然眠ってなかったよ……?」

「え……ま、マジ?」

「ま、まあ……何か悩みがあるのなら、聞いてあげるからね……?」

 う、う、う、うわあああぁぁぁぁ…………。

 恥ずかしさで顔が真っ赤になる私。アナの表情は、また笑顔に戻っていた。



「そ、それでとにかく……。アリサちゃんにちゃんと伝わってなかったみたいだから、もう1度説明するけどさ……」

 やがて。

 私が少しだけ落ち着いてきたことを確認すると、アナはさっきの話を続けた。

「僕はさっき、芸術家は犯人じゃない、姉さんを殺したりしないって言ったよね……? でもそれは、『これから』のことだって含んでいるんだよ……。だって僕は、毎日分析家として皆の心を『分析』しているのだもの……。だから、もしも誰かが誰かに殺意を抱いたり、誰かが姉さんのことを殺そうだなんてことを企てたりしていたら、僕にはそれがすぐにわかるようになってるんだよ……」

「それは、知ってるけど……」

 その話は、『1周目』にアナ本人から聞いていた。

「その僕が、断言しているんだ……。芸術家だけじゃなく、僕たち妹たちは誰1人として姉さんを傷つけたりなんかしない、するはずがないんだって……。心の精霊に嘘はつけない。だから、これは確かなことなんだよ……。それでも君はまだ、姉さんの部屋に行くことが必要だって言うのかい……? 今もまだ、芸術家を追ってここに走ってきたときと、気持ちは変わっていないっていうのかい……?」

 また真剣な表情。

 もちろん、私だって今の私の行為がどんな意味を持っているのかは、分かっているつもりだ。

 他の娘たちの心を読むことが出来る職能を持っていて、今日まで毎日その能力を使ってあーみんやその他の娘たちの心の悩みを聞いてきたのがアナだ。つまり、アナにしてみればあーみんや他の娘たちは、自分という心理カウンセラーが担当している患者たちなわけで、彼女は皆の精神状態に対して責任を負っているということになる。だから、その患者の中に殺人者がいると疑っている今の私は、アナの職能を疑っていることと同じなんだ。アナの職能じゃあ、これから人殺しをしようとしている娘の心の闇も見つけることが出来ない、って言っていることになるんだ。でも……。

 それでも、やっぱり私の心は変わったりはしなかった。

「うん、もう決めたんだ。私はこれから、エア様の部屋に行く。アナに何て言われてもね」

「アリサちゃん……」

「私は、エア様を守りたいの。今それが出来るのは、『今日』を繰り返すことの出来る能力を持ってる、私だけ。私が守らなくちゃ、エア様が死んじゃうかもしれない、私のせいでエア様が傷つけられちゃうかもしれない。そう思ったら、何もしないでなんていられないんだよ。本当は、アナのこと信じてあげたいけど……でも、それを信じたせいでエア様が殺されるかもしれないっていうのなら、私は貴女を裏切ってでも、エア様を守るよ」

 私は強く宣言した。それは、まぎれもない私の本心だった。

「アリサちゃん……君は……」

 私を見つめるアナ。

 今の彼女は、また職能を使って私の心を読んでいるのかもしれない。でも、仮にそうだったとしても、読み取れるのはさっき自分の口で言った台詞と全く同じことだけだ。私には、その自信があった。

 しばらくして、どれだけ心を読んでも今の私を説得することは出来ないということが分かってもらえたのだろうか。顔を少し困ったような表情にさせて、アナが言った。

「君は、どうあっても芸術家が……僕たち妹たちの誰かが、姉さんを殺すと思っているんだね……?」

「……今は、それ以外の可能性は考えられない」

「やれやれ……」軽く首を振る。「ひどいなあ……どうして、僕たちのことを信じてくれないのかなあ……」

 少し胸を刺されるような気持ちがしたけれど、私はひるまずに返した。

「……私はもう、『1周目』みたいなことが起こって欲しくないだけだよ」


 そうだ。

 ひどい事っていうなら、それは私じゃない。本当にひどいのは、『1周目』にエア様を死なせた犯人の方だ。その犯人を見つけられるなら、私はなんだってする。

 たとえアナに邪魔されても、妹ちゃんたち全員から嫌われたとしても。私は、エア様を守りたいんだ。



「分かったよ……」

 やがて、観念したようにアナはそういうと、私を通り越して『亜世界樹』の前に歩み出た。

「え……?」

「アリサちゃんの意志が固いことは、よく分かった……。本当は、僕のことを信じてもらえれば、それが1番よかったんだけどね……」

 言葉とは裏腹に、そのときのアナの顔は、とても安らかで優しいものだった。そのとき、私は初めて「仮面」に隠されていた彼女の本当の顔を見たような気がした。

 そして彼女は、言った。

「姉さんの部屋へ……」


「え……?」

 彼女の言葉とともに、『亜世界樹』の幹に穴が開いていく。エレベーターが現れる。

「ど、どういうこと……? アナは、私をエア様の部屋に行かせたくないんじゃあ……?」

 彼女は無言で、最初に私をエレベーターの外に出させたときのように紳士的に手を取って、今度はエレベーターの中に入らせる。そして自分も、私に続いてその「うろ」の中に入った。入口はゆっくりと閉じて、小さな駆動音とともにエレベーターは上昇を始めた。


 狭くて真っ暗な密室の中、すぐ近くにアナが立っている気配がする。このエレベーターに2人で乗ったのは、エア様以外ではアナが初めてだ。彼女の身長がエア様よりは小さいからか(胸もだけど)、比較的エア様のときよりは窮屈さは感じない。でも、なんだかエア様の時とは別の感じに、ドキドキしてしまう自分がいた。

 エア様のときにはまだ、ふざけたり変なことを考えたりする余裕があったのに、今はそれはない。彼女のルックスが男性的なことが何か関係しているのだろうか? 今の私はただ、無言でアナの体に触れないように自分の体を壁に押し付けて、黙っているだけだった。

 木に囲まれた室内では、あーみんのライブの音声もうっすらしか届かない。そんな、図書館に流れるBGMのようなかすかな音楽の中で、やはりつぶやくようにささやかな音量で、アナは私に説明を始めた。


「きっとあそこで話を続けていても、君は気持ちを変えることはなかっただろうね……。僕としては、やはり姉さんの部屋には行かないで欲しかったのだけど……仕方ないね。どうせ、僕が眠ってしまったあとに姉さんの部屋に行くことになるのなら……ちゃんと起きているうちに連れて行ってあげて、『説明』してあげたいと思ったんだよ……」

「眠る、って?」

「もうすぐ、2時になるよね……? 僕が眠りにつかなくちゃいけない時間だ……」

「あ、そうか……」

 そういわれて、私は時間のことを思い出した。

 そう言えば、あーみんが休憩に入ったのが1時半くらいだったから、そろそろ2時。昨日の午後5時に起きたアナにしてみれば、そろそろ9時間が経過してシフトが終わる時間になる。

「もうあまり時間がないからね……。言葉で説明を続けるには、少し時間が足りない……。だから、実際に経験してもらった方が早いと思ったんだよ……」

「経験……?」

「アリサちゃんは、芸術家や、僕のことをあまり信用してくれていないみたいだけど……。でも実は、元からそんな必要はないんだ……。僕らのことを信用してくれてなくても、僕らが姉さんを殺すはずがないってこと、『殺せるはずがない』ってことは、信じないわけにはいかないのだから……」

「え……殺せるはずがない? そ、そんなことないでしょ? だって少なくとも『アリバイ』のない3人は、犯人であってもおかしくないはずで……」

 真っ暗な中で、「ふふ……」と笑う声が漏れる。

「実は姉さんの部屋には、『鍵』がかかっているんだよ……。妹の僕たちには絶対に開けることのできない、鍵が……」

 そして、次の瞬間……。


 ガクンッ!


 突然、前触れも何もなく、エレベーターが何かにぶつかったかのように大きく揺れた。

 そんなこと予想してなかった私は、驚いてバランスを崩して、反対側の壁にたたきつけられそうになる。でも、揺れることが初めから分かっていたらしいアナがしっかりと抱きかかえてくれたため、なんとか無事でいられた。

「な、何っ!?」

 エレベーターの故障か何かかと思って、周囲を見渡す私。もちろん、室内は相変わらず真っ暗で何も見えない。でも、真っ暗で『亜世界樹』の外につながる切れ目とかが入ってないってことが、逆に故障や事故の類じゃないようにも思えた。やがて、エレベーターは何事もなかったかのように、地上へ向かって「下降」を始めた。

「あ、あれ? まだエア様の部屋についてないのに、戻っちゃってる……? もしかして、通り過ぎちゃったの? エア様の部屋より上に上がっちゃったっから、Uターンしてるっていう……」

 でも、そうじゃなかった。

 しばらくするとエレベーターは制止してその出口を開く。そこは、さっき私たちがエレベーターに乗り込んだ、地上だった。エレベーターはエア様の部屋どころかどこにも到着することなく、元の場所まで戻ってきてしまったんだ。


「ど、どういうこと……?」

 エレベーターの外で、火の精霊の揺らめく光に照らされたアナに尋ねる。彼女は、相変わらずの微笑みで答えた。

「言ったろう……? 姉さんの部屋には、鍵がかかっているって……。あの人は、自分が出入りするとき以外は、部屋に必ず鍵をかけるんだよ。精霊を使った、部屋全体を『固定』する鍵をね……。だから僕たちは、どうやっても姉さんの部屋に入ることなんて出来ないのさ……」

「精霊が……鍵? 部屋全体を『固定』……え? 意味わかんないんだけど……?」

「部屋に鍵がかかっている以上、誰が犯人であろうと、眠っている姉さんの元に行くことなんて出来ない……。そして、姉さんが今日食べた物は、全部毒見済みなんだよね……? ということは、僕らは殺そうと思っても、姉さんを殺すなんて物理的に不可能な状況なんだよ……。はは……こんなこと言うのは、僕の分析家としての『亜世界の異変を察知する能力』を姉さんが信用してくれてないって、認めちゃうことになるからさ……。あんまり知られたくはなかったのだけど……。頑固なアリサちゃんには、敵わないな……」

 そう言って、アナは私に背を向けて、『亜世界樹』の幹に手をかける。

「ちょ、ちょっと待ってよっ!? どうして精霊で鍵がかけられるのっ!? どうして、エレベーターじゃ部屋に入れなくなるのっ!? まだ説明が足りないってばっ! ちょ、ちょっと……」

「分析家の部屋へ……」

 自分の部屋に戻るために、彼女はエレベーターを起動したんだ。その中に入りながら、私に申し訳なさそうに軽く頭を下げる。

「ごめんね……。詳しい理屈は、僕も知らないんだよ……。この仕組みを考えたのは研究者だからね……だから説明は、彼女から聞くといいよ……」

「ちょ、ちょっと待ってってば……!」

「お休み……。また、明日ね……」

 そして、そう言ったのを最後にエレベーターの扉が閉じてしまい、アナは私の前から消えてしまった。




 それから。

 1人残された私は、アナに言われた通りにでみ子ちゃんのところに行って「鍵」の説明を聞こうと思ったのだけど……。

 「こんな時間に不作法だ」とか、「暇人の貴女と違って、私は今仕事で忙しい」とか、「こんなに夜更かしするから、胸が不様なほど貧相なんだ」とか言われて(最後のはいらないでしょ……)、話を聞いてもらうことは出来なかった。

 それで、その話を聞くのは明日にすることにして、あーみんのステージに行って、最初の予定通り彼女を監視するのに戻った。でもそれ以降は、彼女も休憩時間を破ることはなく、休憩室から逃げ出すようなそぶりを見せたりもなく、私は普通にアイドルライブを見ただけだった。1度、休憩中に休憩室の様子を見に行ったらちょうど彼女が着替え中で、下着姿を見ちゃって滅茶苦茶キレられたりもしたけど……(ちなみに、彼女はホントに胸にめいっぱいのパッドを入れていた……)それ以外には特にアクシデントもなく、時間は過ぎて行った。


 そして時間は朝の5時半くらいになって、さすがにこれからあーみんが何かするようにも思えなかったので、私はステージを抜け出して自分の部屋に戻って眠ることにした(ホントに彼女はオールナイトでライブをやり切ったわけだ。純粋に、凄い……)。

 そして『亜世界樹』のところまで行って、エレベーターを起動しようとしたとき、ちょっとした思いつきで……私は自分の部屋ではなく「エア様の部屋」を行き先に告げてみた。

 きっと、アナのときのように途中で何かにぶつかって戻ってしまうのだろう。多分あれがアナの言っていた「鍵」なんだろうから。……と思ったんだけど、何故かそうはならず。そのときは、他の部屋に行くときと同じように『亜世界樹』の中でエレベーターの口が開いて、私はエア様の部屋に入ることが出来てしまった。


 そしてそこで、体や手脚がバラバラに切断されている、エア様の死体を発見した。


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