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私の思い出話

作者: LOVE田

はじめまして、お嬢様。


俺のバカっぽい小説を見てくださるのですか?


ありがとうございます。では、ゆっくりお楽しみください。

「……少し思いで話をしようか。


2年前の9月18日私たちの先輩が私たちを守ってくれたその日の話を。


そのとき私は高校1年生だった。

その日は学園祭の2日目だった。事件はその夕方に起きた。私たちの学校はエリートたちが多く集まる学校だった。私たちに負けたどこかの学校の生徒と親がメンヘラ化し私たちの学校を襲撃した。襲撃した人数は約50名全員武器を持って武装していたんだ。ド素人とはいえ武装済みでいろんなところがイっちゃっているのが50人。私たちは強いとはいえ丸腰+学園祭で体力が尽きかけている生徒+お客さん。

結果だけ話してしまうと、死者8名、負傷者約50名だ。


あの日は普通にお店を出したり舞台で能力を使ったパフォーマンスが普通に行われてた。学園祭って名目ではあったけど3年生の思いで作りという目的でもあった。

2日目学園最終日が終わり片付等をしておたんだ。まだお客さんは少し残っていたりもした。

そうしたら突然ドッカーン、っていうすごい音がしてなにかと思ったら校庭の端から火柱ががっている。どうにかして消さないとって思って外に出ようとしたら、武装した人たちが立っていたんだ。

その人たちは、ちょうど外にいて帰ろうとしていた小学生5年生の子2人を人質にしてたんだ。メンヘラのくせにそこら辺がちゃんとしてて憎かっな。

関係ない子供を人質に取られて私たちは言うことを聞くしかなかった。

持っていた携帯とかも全部取り上げられて、どうなるんだろうってずっと思ってた。

そのとき武装集団のリーダーっぽい人が口を開いた。

敵「これから鬼ごっこをしよう!明日のこの時間までお前たちが生きていればお前らの勝ち死んだらオレたちの勝ちだ、ここにいる客たちもだ!」

はぁ?って言いたくなったのを我慢して最後まで話を聞いていた。

敵「それじゃあ今から15分後にスタートだ。範囲はこの学園内だけ、外に出たりしたら悪いけどこの学園爆発するからよろしくね」

そのと気づいたんだ外で上がったのは爆弾だって。

後でわかったことだがメンヘラの中の一人がどっかの有名大学の科学?かなんかを専攻していたらしくて爆弾作れたらしい。

とにかく私たちは校庭で慌てていたとき一瞬だけ輪になっていた8人の先輩たちが会議してたらしい3年生たちが大声を上げた。


カオル

「お前たちよく聞け!!」

アヤメ

「これは絶対約束だよ!」

マヒロ

「破ったらラリアットしゃすまないからね!」

イツキ

「明日のこの時間、5時、死んでも部屋から出るな!」

ツバサ

「今から全員を四階の教室にバラして監禁する」

ショウト

「なにかが聴こえても見えても絶対出てくるなよ」

アキラ

「いい?約束だよ?破ったらわかってるよね?」

モモ

「できるよね!皆なら!」


有限を言わせない先輩たちの迫力に私たちは黙ってうなずくしかなかった。

あの時「嫌だ」って言ってれば。

「先輩たちはどうするんですか?」って聞けばなにか変わったかもしれないのに…


それから私たちは残りの3年とお客さんとシャッフルされて5部屋に監禁れた。

先輩たちはアヤメさんとモモさんは私たちのいる4階に残ってたらしい。

3階にはショウトさんとイツキさん、マヒロさんツバサさん、カオルさんアキラさんが残った。

能力を使いこなせる先輩たちはショウトさんの『会話』の能力を使って何とか話をしていたらしい。

外の声もよく聴こえる、そんな状況の中鬼ごっこが始まった。


鬼ごっこが始まったのは15時。私たちは気が気じゃなくなって、錯乱状態ってことをいうって感じたった。

先輩たちを助けにいかなきゃいけない。

だけど腰が震えて歩けないし、腰が抜けて立てもしない。

どうしよう、どうしようって思ってたのになにもできなかった。


鬼ごっこが始まって40分、悲鳴が聞こえた

それからは何時間たっても、時折聞こえる悲鳴と怒号、それからなにかが壊れる音だけ。

いい加減気が変になりそうになりながら、私たちは各部屋で全員て手を繋いで待っていた。鬼ごっこが始まって9時間。確か朝の3時頃だったと思う。

なんかすごい音がして、どうしようとみんな外に出かかった。

でも、そこに聴こえてきたのは聞きなれた優しい声。アヤメさんの声だった。

アヤメ

「出てきちゃダメだって言ったでしょ!」


少しだけ扉を開いたマサトが見たのは、血まみれのアヤメさんとモモさんだった。

背中合わせになってメンヘラ3人を相手してたみたい。二人の手にも武器らしいモップを持ってたっていってた。

アヤメさんの怒声を聞いたマサトはそのまま扉を閉めて部屋にいた全員で扉の前に寄りかかって鍵が壊されても開かないようにしたって言ってた。


「アイツらも死ぬのによく頑張るね」

アヤメ

「えっ?私たちの大切な後輩たちの命は絶対あげないよ?」

「君たちが死んでも、かな?」

モモ

「うーん、そうだね!」

「いいのかい?アイツらのために命を捨てて。もったいないよ?」

アヤメ

「バカなこと言わないでよアホ。あの子達守って死ぬならね」

モモ

「私たちの本望だ!」


そんな声が聞こえた、

マサトがいた部屋にいた人たち全員、そう言ってた。

だからこれは一言一句間違えない言葉だと思う。




それから2時間たった朝5時。

私たちは全員一緒に外に出た。

4階は階段の前だけ血がこぼれたあとがあったけど何もなかった。

3階はそこらじゅうが血まみれだった。いろんなものが壊れていたけど何もない。2階と1階も3階とほぼ同じ状況だった。

先輩たちは何処だろう、そう思い探しまくっていたら体育館の扉の前に全員いたんだ。

駆け寄った私たちは認めたくなかった……

身体中に刺し傷や切り傷とかあってボロボロだった。

……………息、してなかったんだ。


体育館の中から音がする、と思って窓から覗いてみたらメンヘラたちが拘束されて詰め込まれてたんだ。

先輩たちはこの朝を迎えるまで、私たちを、息が止まってもなお、守ってくれたんだ。


それからすぐに、警察がきた。

この状況でに頭おかしくなりそうになりながらも、警察の人や先生たちがいろんなことをやってくれた。

一週間私たちはまともに話すことも考えることもできなかったんだ。でもただひとつだけ考えたことがあった『なぜ、先輩たちはメンヘラたちを殺さなかったのだろう?』と……

そして少し動けるようになった頃、マサトが私たちを招集した。


マサト

「先輩たちがしてくれたことを全部知らなきゃいけないと思うんだ!」


そう言って。

私たちは先輩たちが死んだことがまだ受け入れなくて、吐いたり泣いたりしたけど、それでもマサトのっていることは理解できたから、知ることにした。


私たちの学園は防犯カメラがあって、それが全部語ってた。


3階の映像、先輩たちがメンヘラたちとやりあってる。


「君たちがあの思うように、私たちもこの子たちが大事なのよ」

「だから悪いけど、この子たちの願いを叶えるためにあなたたちを殺すわ」


これはひどい馬鹿親って今なら言えるけど、当時はただの怒りしかなかった。

ケンヤやリンとかはそこら辺にあったものを蹴ったり殴ったりしてた。他のナツキやチヨとかは不思議な呪文いってたり泣いてたりしてた。

だけど、私たちの目に映って、耳に聞こえたのはやっぱり先輩たちの声だった。


ショウト

「あんまり馬鹿なことは言わないほうがいいよぉ~」

イツキ

「私たちを殺したって、アイツらの命はあげない」

ショウト

「お前らもいろーんな覚悟決めて俺たち殺しにきたんでしょー?」

イツキ

「なら、私たちも死ぬ気でいかないとね」

ショウト

「たとえ俺たちが死んでもお前らを殺しても」

イツキ

「アイツらは私たちが守り抜く!」

ショウト

「行くよ~イツキ!」

イツキ

「任せてショウ」


先輩たちは8人そろって親友なんだけどその中でもコンビ認定されているセットがあった。

アヤメさんとモモさん、ショウトさんとイツキさん、マヒロさんとツバサさん、カオルさんとアキラさんのコンビね。

このコンビは思考かいろほとんど同じだったから、どうもセットでずっと動いてたみたいなんだよね。


2階の映像


カオル

「アキラ!」

アキラ

「いってぇ……」

カオル

「動ける?」

アキラ

「あったりまえだ…死んでも動いてやるよ」カオル

「さっすがぁー!」

アキラ

「お前だって同じようなもんだろ!」

カオル

「まぁねっ☆」

アキラ

「とりあえず飛び道具手に入れたいところだな、」

カオル

「銃器はゲットできたからいいでしょ!」

カオル

「骨折るくらいはいいだろ?」

アキラ

「それくらい許されるでしょ!」

カオル

「ま、俺たちが決めたことをらぶらないほどに」

アキラ

「そうだね、じゃあいこうか!」

カオル

「おうよ」


この時は先輩たちの決めていたことが分からなかった。

全部見てやっと分かった。


1階の映像

マヒロ

「こっから先は通さないよ!」

ツバサ

「マヒー!!こっちー!!」

マヒロ

「これでも食らえ!」


メンヘラたちの影を操り火災報知器かなにかを発動させて、あたり一面を水びたしにしたツバサさん。

そうしたらいきなりなにかを巻いて、それからコンセント使って何かしたみたい。よく考えたら、たぶん塩をまいて電気を通しやすくしたマヒロさん。



倒れたり、なんだりしたメンヘラたちを先輩たちはどこからかどこからか持ってきた紐みたいなのにグルグル巻きにして体育館に運んでいって。

朝4時くらいの映像、体育館のまえに全員が揃っていた。


マヒロ

「あー………しんど………」

ツバサ

「でも、これで全員…………でしょ」

ショウト

「あとちょい、だね……」

イツキ

「一時間って結構長い……」

アキラ

「マジカルバナナする?……」

カオル

「あー…そうだな……」

モモ

「マジカルバナナ…バナナといったら黄色…」

アヤメ

「黄色といったら…笑顔……」

マヒロ

「笑顔…といったら……後輩」

ツバサ

「後輩といったら………」

3年組

「「だいすき……」」


体育館の入り口って3段くらいの階段があってさ、そこに先輩たちは座りこんで。


みんな息上がってたし、喋るのも辛そうだった。

マジカルバナナしてた先輩たちさ、5時になった瞬間、プツン、と糸が切れたみたいに話さなくなったんだ。

あとから聞いたら、全員どうして動けたのか不思議なくらいにいろんなところの骨も折れてたし、腱も切れてたし、身体の中も損傷してたんだって。

本当に気合いと根性だけで動いてたんだろう、って。

君たちを守るって気持ちだけで動いていたんだろう、って。

だから鬼ごっこ終了の5時になった瞬間、気合いで動いてた力が尽きて全員一緒に、亡くなったんだろう、って。

お医者さんからそれ聞いて、私たちは号泣した。


映像を見終わった私たちは放心状態だった。

だけど、その中で口を開いたのはミズキだった。

ミズキ

「…あの人たちどんだけカッコいい人たちなんだろ…」

シュウヤ

「……どういうこと?…ミズキ?」

ミズキ

「…決めたこと、カオル先輩言ってたでしょ?」

シュウヤ

「…………うん」

ミズキ

「……相手を殺さないって決めてたでしょ……!自分達が死んでも……!」

私たち

「……!」

「そっか、」

シュウヤ

「どうしたの?」

「違和感がずっと残ってたんだよ」

セイヤ

「確かに先輩たちの攻撃はダメージ大きいだろうけど、急所を狙ったものはひとつもなかった……!」

リン

「負傷者とは言ってたけど、メンヘラの中で死んだ人はいなかった。」

「先輩たちの馬鹿……元からだけどホントに馬鹿だね…!」

チヨ

「ユイの言うとうりだよ!」

トキヤ

「でもさ……」

マサト

「何?トキヤ?」

トキヤ

「オレはあの人たちの後輩でいられて嬉しい!」

私たち

「「…トキヤ…」」

トキヤ

「オレはあの人たちの後輩で、良かった。守ってもらったんだ。生かしてももらったんだ。だからオレたちがすることは決まってるだろ?違うか?」

シュウヤ

「……そうですね」


私たちは全員、あの日決めた。

先輩たちの後輩であることを誇りをもっていきるって。

くだらないことを全力でやって、ばか騒ぎして、そして寿命で死んでやるって……!」



見ててくださいね、先輩たち!!




思い出してたら涙出てきちゃった。 」


[でも楽しかったありがとうございました。]

最後にふっと聞こえた声あれはきっと先輩たちの声だろう…………



『生きててくれてありがとう。』














どうでしたか?


ちなみに俺はbadendしか書けません☆


え?うざい?あざとい?w


ありがとう☆褒め言葉だよお嬢様方♡

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