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第八章まとめ④【門の世界と門番編】
■第四の───
溶岩の部屋。固有の領地を持っていない補欠のタゴスの為に、わざわざ召喚してきた。門の中ではない。ぶっちゃけスイキョウの尻拭いなので、用意が万端ではない。
それでも、戦力を削ぐために助っ人も用意した。
勿論拘束も監視もあるけどね。
◎補欠 タゴス
実はサラマンダー族で、南の大陸の生き残りの一人。
とあるものを探して城に侵入し、探っていたが、南の大陸の故郷が滅ぼされて取り乱した所で魔族とバレ、強制的に使い魔契約を結ばされた。といっても、主がウローダス(裏)なので、表のウロには直属の部下になったみたいなうすぼんやりとしか自覚がなく比較的自由だった。
が、ウローダスが出てたときに拘束が強まり、更に首に隷属の印を施され、チヴァヘナによって魅了支配を掛けられた。
結構ギリギリまで抵抗していたが、やはり下位種族。
どうにかしてライハ達への負担軽減を望んで動いていたが、最後は邪魔な意識までも刈り取られた。
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現在の状況。
コノン?が現れたのだが、さっき以上に様子がおかしい。