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ライラス少年の受難3



 細い指の間を褐色の糸がするすると通り抜けていく。

 大きく波打ちながら背中まで伸びた艶やかな髪は結われる事もなく流されたままだ。

 その横の一筋を先ほどから指で遊びながら、カトゥラは深いため息を吐いた。髪の毛は時折その指先に絡みつき、ふわりと舞い上がるような動きを見せている。

 空気が乾燥し、髪の毛も乾いてきている証だ。こうなってくるとカトゥラの細い髪は扱いづらくなり、切れて傷んだりしてしまう。だから彼女にとって冬はあまりありがたくない季節だった。

 だが今彼女の心を悩ませているのは、その事ではなかった。


「……醜態だわ」

 みっともないところを見せてしまった、とカトゥラは深く後悔していた。

 おまけに逃げるように喫茶店から立ち去ってきてしまった。

「大体、何であんな態度とっちゃったのかしら」

 始まりが修羅場だったせいか、いつなら男子には見せないはずの素に近い態度で彼に接してしまった事も後悔している。

「言いたい事の順番も間違ってるし……駄目じゃない」

 本当はもっと先に言わなければいけない事があったのに、結局彼女はそれも言えなかった。

 後悔が重く背中にのしかかるような気分で、カトゥラは部屋の机に突っ伏した。

 寮の部屋には当たり前だが彼女一人しかいない。もしこの場にカトゥラの友人がいたら、常にないその姿にきっと驚いた事だろう。もっとも、親しい友人が少ない彼女はこの部屋に人を入れた事は殆どなかった。

 一人の部屋は静かで、その静寂がカトゥラをかえって落ち着かなくさせていた。

 部屋が静かなせいで昼間の事を何度も何度も考えてしまう。

 ライラスに対する己の言動を振り返ると、色々と失敗したのではないかと不安ばかりがカトゥラの胸に募る。

 不安は何度目かのため息となって、目の前の机に吸い込まれた。


「どうも調子が狂うのよね……」

 聞く人もいない部屋の中にカトゥラの呟きがこぼれる。

 ライラスは同年代の他の男子生徒と少し違っている気がして、カトゥラは彼に対する態度を今ひとつ決めかねていた。

 彼は他の男子生徒の大半のように、彼女に色を含んだ目を向けてこないのだ。

 触れたり近づいたりすれば年相応に赤くなったり困ったりしているが、それには色というよりも困惑が多分に含まれていた。その純朴な様が何だか新鮮で不思議だった。

 もちろん、男の全てがカトゥラを見るという訳ではないが、様々な意味でも彼女は人の目を集めやすい。

 欲や憧れ、下品な好奇心や邪推、あるいは軽侮のような、影を含んだ多くの視線を向けられる事にカトゥラはもう慣れきっている。

 だから、そんな影を欠片も滲ませず、ただ視線を向けられたのは久しぶりだったのだ。

 彼女に向ける目よりも、壊れた魔具に向けた視線の方が遥かに熱を帯びていたのには少々許しがたい気持ちが湧いたが。


「家は代々魔技師だって言ってたけど……魔技師って皆ああなのかしら?」

 カトゥラにほとんど興味を示さず、魔技師や魔具について楽しげに語るその姿は、少し前に彼女が戦ったあの少女と共通する部分があるようだった。

 誇り高い探求者のようなその真摯な姿勢に、羨ましいような気持ちが胸の奥に少しだけ湧く。


 カトゥラは机から身を起こして頬杖をつき、窓の外に目を向けた。薄いカーテン越しに見た窓の向こうはもうすっかり暗闇に覆われていた。

 遠くにぽつぽつと明かりが見えるが、別に何か見たいものがあるわけではない。

 ただその明かりが、女子寮と向かい合わせに建てられている男子寮のものだと言う事だけが彼女の意識の端に引っかかる。

 あのどれかに、楽しそうに魔技師を目指す平凡な少年がいるのだ。

 彼からは、魔技師を目指す事の喜びや誇りがにじみ出ているようだった。

 あんなに魔技師が嫌いだったはずなのに、何故彼に髪飾りの修理を依頼しようと思ったのか、カトゥラは自分がわからなかった。

 修理だけならそれこそ街の魔具屋で金を払って頼めば済んだ話だ。

 あの護符が市販のものよりも遥かによく出来ていたからかもしれないが、それでもそれは理由としてはさほど大きくはない。

 本当はただ借りた護符を返すだけのつもりだったのだ。

 それなのに――


 不意に、カトゥラの胸に一つの声が蘇った。


『可愛いカティ、僕の――』


 途端にその白い頬に朱が上る。

「……馬鹿じゃないのかしら。あんな事を口癖みたいに言ってたなんて恥ずかしいったら! 信じられないわ!」

 母から聞いたこと以外、思い出した事もなかったその声と言葉が、カトゥラを苛立たせる。

 遥か過去に聞いたのだろうその声はひどく優しく、忘れようとすればするほど何度も彼女を呼んだ。


「なんで今更思い出すのよ……」

 それは覚えていなかったはずの声だ。

 覚えていなかったから、あんなに憎めたのだ。

 思い出してしまった優しい声が、彼女の視界をじわりと歪ませる。

「そうよ。魔技師なんて、嫌いよ。道具だけ見てればいいんだわ。髪飾りだって……別に直らなくても」

 いい――というその呟きは、唇から発せられることなく、喉の奥で掻き消えた。

 言葉の変わりに唇からこぼれたのは、ひどく苦しげなため息だった。






「……という訳で、これがそうなんだけど」

 コトン、と小さな音を立てて木のテーブルに小さな髪飾りが置かれた。

 アーシャはそれを手にとってくるりと回してみる。壊れていたという話の留め金はもう丁寧に修復され、金具や髪飾りの表面も綺麗に磨きなおされている。彼らしい丁寧な仕事ぶりだ。

 少女は顔を上げて、困ったような顔をしている少年に目を向けた。

 

 

 二日後の放課後、ライラスはアーシャの家を訪ねていた。

 事情を話して髪飾りの修理を手伝って貰おうと考えた為だ。アーシャは話を聞くと快くライラスを迎えてくれた。

「綺麗に直ってるみたいに見えるけど……中の方が難しいの?」

「ああ。中の陣がどうもこの辺のと様式が違っててさ。ちょっと見て欲しいんだ。これ、鍵の言葉」

 アーシャは小さな紙切れを受け取るとそれをぺらりと開いた。

 ライラスはその紙片に書かれた言葉を見る度、何となく苦いような気持ちになる。

 

 あの喫茶店での一件以来、実に不本意な噂が彼の周りを飛び交っているのだ。あの時は気づかなかったが、どうやらあの時あの店に、ライラスかカトゥラの知り合いがいたらしい。

 曰く、魔技科のライラス・バルドがあのカトゥラ・マグルールを泣かせていた――つまりは、彼は身の程知らずにも彼女を振ったらしい、と。

 クラスメイトに囲まれて弁解に追われた昨日を思い出して、ライラスは盛大なため息を吐いた。最近どうもため息が増える一方だ。

 目の前ではアーシャが面白そうな顔で紙片を覗き込んでいる。

 少女はライラスの憂鬱など露知らず、髪飾りに指を当てて鍵の言葉を唱えた。

 

「可愛いカティ 僕の愛しい水の女神」

 

 何度聞いてもものすごく恥ずかしい言葉だ、とライラスの顔に苦笑いが浮かぶ。確かにこの言葉を口頭で伝えるのは難しいだろう。

 そんな事を考えながらライラスが見守っていると、少女の手元に魔法陣が展開された。

 それは青い色をした、美しい魔法陣だった。

「へぇ……面白い。随分と、凝ってるね」

「ああ。だから困ってるんだ。そんな装飾の多い様式、うちの流儀じゃなくてさ。読み解くのも一苦労だよ」

 展開された魔法陣は三重の円に様々な文字や記号が書き込まれている。

 だがそのどれもが流れるような装飾的な書体で描かれ、非常に読みにくいのだ。

 その上、円陣を作っている帯の部分にも文字が入っていて、細かく書かれすぎていて判読が難しい。

 全体的に見るとまるで大輪の花のようで実に美しいのだが、そこから途切れている部分を探して修復するとなると、学生の手には余るような仕事だった。

 

「綺麗だね。水の大陸が芸術の大陸って呼ばれてるのも、わかる気がするや」

「そりゃ同感だけど、だからってこんなとこまで装飾する必要ないだろうに……。あ、これ、一応読み取れる分を書き写した奴」

 差し出された紙にはライラスが書き写した魔法陣が書かれていた。

 アーシャはそれと目の前の陣を見比べながら細部に目を走らせていく。

「こことここが違うかな。あ、こっちも。この第三陣、十五番目の文字もかな。あと、この円陣の中の花模様みたいなのも文字で書かれているから、それも読まないと駄目だよ」

「えっ? この細い帯が!?」

 円陣の中の空間を細かく区切るように走る線は、全体を見ると大輪の花を描いているように見える。三重の円の中の三重の花びらといったところだ。

 そしてそれを描く帯の幅はほんの小指の爪の先程度しかない。

 だが少女に言われてよくよく見れば、帯は平坦な一繋がりのものではなく、規則正しく切れ間があって長方形を並べて繋いだようにも見えた。

「文字の形を多少変えてあるみたいだけど、この小さい四角一つ一つが古代文字になってるよ。幾つか不自然に間があいてるところがあるから、そこも壊れている部分じゃないかな」

「……眩暈がしてきた」

「机の下の箱の中に紙の束とペンがあるからとってくれるかな。書き写すよ」

 ライラスが言われたとおりに紙とペンを渡すと、アーシャは魔法陣をじっと見ながらサラサラと手を動かしていく。

 ライラスは感心しながらその手元を見ていた。

 

 古代文字は文字自体が非常に複雑に出来ていて、その数も桁違いに多い。

 ライラスは幼い頃からそれらを学んできているが、それでもバルド工房で使っている範囲の言葉や定型文くらいしか覚えていない。

 大陸が違えば文字の書き方や陣の組み方にも様式の違いが出るように、よく使われる文にも違いがある。

 例えばこの大陸で作られる護符の類は光の加護を願う物が比較的多いが、水の大陸では水の加護を願う物が増えるのだ。当然良く使われる言葉もそれに準じたものになる。

 加えてカトゥラの父親はかなり古代文字を扱いなれた人だったらしく、通常よりも複雑な文が多く書き込まれていた。

 そんな風な様々な違いが立ちはだかり、ライラスではこの魔法陣の文字を見たままに書き写すのが精一杯だったのだ。

 大会のために一緒に作業をしていた時から感じていたが、この少女は本当に古代文字に精通している。

 ライラスのように文字を写してから意味を考えるのではなく、読んだままを書き写していっているのが良くわかる。

 

 ライラスが少し悔しさを感じながら見つめる目の前で、少女は三重の花を構成する言葉を写し終えようとしていた。

 ついでにライラスが書き写した箇所にも幾つか修正を加えていく。

 一通りの作業が終わるとアーシャはもう一度魔法陣と紙を丁寧に見比べ、それから魔法陣を一旦閉じた。

 そして、紙をじっと眺めて首を傾げた。

「なんか……これを作った魔技師って、変な人だね」

「……お前もそう思う?」

「うん。なんか、無意味に見える言葉が沢山入ってたよ。腕はすごく良いみたいなのに、変なの。水の大陸の人はそうなのかな」

「俺はそこら辺、文字一つ一つの大体の意味と、定型文になってる奴しかぱっと見ただけじゃわかんないんだけどさ……。この辺とか、なんか変な事が書いてある気がするんだけど、読めたか?」

 ライラスは細々と書かれた三番目の円と、そのすぐ内側の文字を指差した。アーシャは一つ頷くと、魔法陣の頂点に当たる部分から時計回りにそれを読んでいく。


「可愛いカティ、僕の愛しい水の女神。その髪にこの髪飾りが似合うようになる頃には、きっと君は美しく花開いている事だろう。どうか君に悪い虫が付きませんように。君の瞳の色は僕の母に良く似ている。広い海のような包容力のある人だった。君もきっとそうなる事だろう。流れる水が大地を潤すように君の瞳の煌きが……」

「……もういいから」

 

 聞いているだけで体のあちこちが痒くなるような文面に、ライラスは激しい脱力感を覚えた。

 しかも少女は口語体に訳したので小難しい古代語で書かれた文も、はっきり言ってラブレターのようにしか聞こえない。

 ライラスは、これが噂に聞く親ばかという奴かと頭痛がしそうな頭を抑えた。

 そんなライラスの気持ちも知らず、平然とそれを読んでいたアーシャは言葉を止めて首を傾げた。

「うーん……魔法陣に使う文としては、どうでもいい事を綴っているみたいに見えるんだけど、一応ある種の加護を願う意思がこもっているって言う点では、無意味とも言えないのかな」

「ある種の加護って言っても、美人になるとか、虫がつかないようにとか、そういうのって効果あるのか……?」

 現在のカトゥラから考えれば、前者はともかく後者は確実に効果がないと言えるように思える。

「どうかなぁ。とりあえず、修理しようか。細かいところは私が直すよ。大きいところはライラスがやってね」

 

 アーシャはそう言うと一旦部屋を出て、それから道具箱を持って戻ってきた。

 色々な道具が入っている中から取り出されたのは、先端がごく細い針状になっている一本の棒だった。

 棒と言うよりペンに近いような形のそれは、全体が金属で出来ているらしく艶やかな銀色をしていた。本体部分には細かな文字が模様のように掘り込まれている。

「お、良い魔筆だな。どこの?」

「一番街の西の裏通りの魔道具屋で買ったんだ。地の大陸で作られたもので、純銀製だって。芯に鉱石を使ってるから魔力の伝導率がすごくいいよ」

 アーシャは嬉しそうに語り、持ち手に魔力を流した。するとたちまち銀の棒は青く光だし、その光は細く鋭い先端までをふわりと覆う。

 

 魔技師は大抵の魔法陣は自分の指に灯した魔力の光で描くのだが、それがあまりに細かい場合はこうした専用の道具を使うのだ。

 こうした魔筆は指で書く時よりも少々多くの魔力を使うが、それでも便利な道具として普及している。

 アーシャはもう一度髪飾りの石から魔法陣を呼び出し、途切れている部分を探し出してちょいちょいと筆を走らせた。

 ライラスもテーブルの向かい側からその作業に加わった。

 文字の欠片が残る場合は正しい文字を推理しやすいが、完全に欠けている部分は前後の言葉から推理するしかないのでなかなか根気の要る作業だ。

 

「ここは……紡ぐ、じゃないのか?」

「うーん、どっちかって言うと、纏める、だと思う」

 一度作業を始めてしまえば同じ魔技師を目指す者として心は一つだ。

 二人は頭を突き合わせ、一つずつ穴を埋める作業にいつしか没頭していった。

 


「ふぅ、こんなもんかな」

「ああ、上出来だろ。助かったよ、ほんと」

 二時間ほど後、ようやく全ての修復を終えてライラスとアーシャは集中を解いてほっと息を吐いた。

 アーシャはライラスの言葉に軽く手を振って部屋を出て行くと、しばらくしてからお茶を持って戻ってきた。

 仕上がりを確認していた手を止めて、ライラスはそれをありがたく受け取る。

「どう? 魔力吸ってる?」

「ああ。ちゃんと吸収してるし、貯めてるな。効果は……多分ちゃんと機能すると思うけど、俺じゃあ試せないんだよな」

「私もちょっと無理だね。その辺は、実際に使って貰えばすぐわかるんじゃないかな」

「そうだな」

 

 それから二人はしばし黙ってお茶を楽しんだ。

 けれど視線はどうしても目の前の紙へと吸い寄せられる。

 アーシャはそれを見つめながら静かに考え込んでいるようだった。

 ライラスは黙ったままの少女に、先ほどから感じていた疑問を投げた。

「なぁ、この第三陣さ、何でこんな無意味なの書き足したのかなぁ」

 ライラスは花のような魔法陣の三番目の円を指差して呟いた。

 魔法陣を修理していてわかったのだが、魔具としての機能に必要な言葉は第二陣までで全て揃っていたのだ。それなのに蛇足のようにその外側にもう一つ円が作られている。

 そこに書かれた言葉も先ほどアーシャが読んだところによれば、どうやら個人的なメッセージのようだった。加護などを願う言葉が入っていないわけではないがその拘束力はごく弱い。

 そんな物をわざわざ魔具の中に仕込む理由がライラスにはわからなかった。

 だが、アーシャはライラスの疑問には答えず、テーブルの端においてあった普通のペンを手に取った。

「何するんだ?」

「うん、書き写してカトゥラに渡そうと思って」

 そういいながらアーシャは古代語をすらすらと読み解き、それを現代語で新しい紙に記していく。

 

「それってやっぱり、意味のない手紙か何かなのか?」

「んー……手紙って言うよりも、遺言、かな」

「遺言って……こんな、誰かが中を見るかどうかもわからない場所に?」

 疑問を顔に浮かべたライラスにアーシャは頷いた。

「うん。あのね、目に見える形で残したくなかったみたい。途中にそう書いてあったよ。伝わらなくてもいいから、ただ書きたかったのかもね」

「じゃあほんとに、無意味な部分だったのか」

 呆れた声を出したライラスに、アーシャは首を横に振った。

「無意味かどうかはわからないよ。きっとこれを作った人にとっては必要な事だったんだと思うよ。多分、カトゥラにも」

「じゃあ……やっぱりそれを本人に渡すのか?」

「うん、よろしく」

「俺が!?」

 叫ぶように言ったライラスに、アーシャは不思議そうな顔を見せた。

「だって、ライラスが頼まれた事だもん。私からじゃ言えないよ」

 正論を述べられて、ライラスは呻きながら頭を抱えた。

 どんな顔をしてこれを渡せばいいのかライラスには見当も付かない。

 悩むライラスの前でアーシャは気にせず言葉を書き写している。

 その文面にちらりと目をやれば、やはりため息が出るほど恥ずかしい文句が書き連ねられていた。

 渡した時のカトゥラの反応が怖い、とライラスは深い深いため息を吐き出した。



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