エピソード2
短いですけどよろしくお願いします。
「カドレアさん! おはようございます」
「タマキ様、いらっしゃいませ」
朝イチにタマキが来店した。
「今日はどのようなご要件でしょうか? それとそちらのお方は?」
「こちらはレイさん。俺とパーティーを組んでくれたんです!」
「どーも、レイでーす。よろです」
「レイ様ですね、私カドレアという者です。よろしくお願いしますね」
レイ、たしかギルドにひとりぼっちでいた魔法使いだったか。成績としては特に聞いたことがないから無名の冒険者なのかもな。
「それでカドレアさん、今日は俺達に合うスキルを相談したくてきました」
「承知いたしました、ではタマキ様はどのような戦闘スタイルなのでしょうか?」
「俺は剣を使い、距離が空いたら魔法を打っています」
「ふむ……剣術は剣術で、魔法は魔法でそれぞれ特訓いたしましょう。そのために必要なスキルはその都度提案させていただきますね」
「私もいいー?」
「はい、レイ様はどのような戦闘スタイルなのでしょうか?」
「私は遠くから氷を飛ばして戦うよ」
「シンプルで応用がききそうですね。スキルレベルをまずは上げてみましょうか、ちなみに今のスキルレベルはいくつでしょうか?」
「んー、3!」
「では、まず5を目指しましょう。その為に必要なサポートを致しますよ」
「カドレアさん、サポートもしてくれるんですね!」
「えぇ、サポートも相談のうちですから」
タマキたちの特訓はこれからだ!