怪物
⚠︎︎作者は国語が死ぬほど出来ないのでわかりずらいところがあるかもしれないです
僕が能力を使って1ヶ月たった
僕が確認できる範囲では全員が能力を使えるようになっていた。テレビでも能力関係の番組が出てきたりなど、人類は徐々に能力に慣れ始めていた
そして僕はあの日から毎日能力を使う練習をした。おかげでだいぶ使いこなせるようになった
「よし、帰るか」
「れん君〜帰ろ〜かずやが昇降口で待ってるよ〜」
僕が荷物をまとめ、学校から帰ろうと思った時みきの声が聞こえた
「おっけー今行く〜」
僕は昇降口に向かった
「おっきたきた」
そういうかずやの声が聞こえた
「ちょっとれんくん早いよ〜」
みきが息を切らしながらきた
「じゃあ早く帰ろ!」
みきが言った
僕はワープですぐ帰ることは出来るが、わざとやらない
みき達と一緒に帰りたいというのもあるが、まだみき達には能力を言っただけで今の僕がどこまで能力が使えるとかは言っていない
言わない理由は特にない。なんとなくだ
「グルォォォ」
犬のような低い鳴き声が聞こえた
「なんだ?」
かずやが言って鳴き声の方向を見た
『!?』
その方向にいたのは3、4mある巨大な狼だった
「2人とも逃げて!」
みきはしりもちをついた。足をよく見ると震えていた
かずやは完全に思考停止しているように固まっていた
(2人とも恐怖で動けないか...僕が何とかするしかないか...?)
そう考えているうちに狼はみきの方に向かい爪を立て走り出した
「....え?」
みきが混乱しながら狼を見る
(仕方ない!)
「おちろ」
そう言い僕は目の前の狼だけ重力が重くなるイメージをした
その瞬間狼の周りに青白いオーラが出て狼が地面に倒れ込んだ
(生物に使うのは初めてだ...)
狼は重力で動けていない
そして次に僕は狼に槍が刺さるイメージをした
その瞬間動けていない狼に数多くの槍が刺さった
そして狼から重力、槍を外すと狼はもう動かなくなっていた
「2人とも大丈夫?」
そう僕はみき達に言った
押木れん→小学5年生の少年。人一倍冷静で頭が回る
川崎みき→小学5年生の少女。れんの幼なじみで同級生
西木かずや→小学5年生の少年。運動神経がいいが、単純な性格