使用
⚠︎︎作者は国語が死ぬほど出来ないのでわかりずらいところがあるかもしれないです
僕は学校から帰ってSNSを見ながら夜ご飯を食べていた
「あーやっぱりこの能力も人によって個人差があるのか」
どうやらこの能力って言うのも人によって早く使えるようになったり、威力が違ったりするようだ
(多くの人はまだ使えてないみたいだけど)
「よし、じゃあ行くか」
僕は家の鍵を閉めて近くの森へと出かけた
僕の家は両親や兄弟がいない。僕一人だ。
兄弟はそもそもいない。両親は2年前出張先で事故にあい、2人とも死んだ。
引き取り先もいないため、僕は両親が残した家で1人暮らすことにした
幸い両親は遺産が沢山あり、僕が成人するまでぐらいは何やっても困らないぐらいのお金はあった。
だから僕は夜遅くに家を出ることが出来るのだ
「よし、ここら辺でいいかな」
そこは木々が並ぶ森の中だ
(ん〜能力を試すって言ったって何からやればいいかな)
言い忘れていたが、僕の能力は[全能]だ
(それじゃビームでも出してみるか)
…
「ってやり方わかんねぇ!!」
全能だから全ての能力が使えるはずだ。だが、やり方がわからない
(詠唱ってやつやってみるか)
「いけ!ビーーーーム!!!」
シーン
(何も起こらねぇ!!!)
詠唱?をしたところで何か変わるはずもない
(一旦ビームはやめよう。そうだあの木に刺さるような棒を想像して出してみよう)
そうして僕は頭の中で目の前にある木に両端が鋭い棒を刺すイメージをした
そして手を木の方向に向け再び強くイメージをした
「いけッ!!」
バキ
その音と共に目の前の木にはイメージ通り両端が鋭い棒が刺さっていた
「うわぁ!」
自分で出したにもかかわらず驚いてしりもちをついてしまった
「できた....」
(そうださっきできなかったビームもやろう)
そう思いれんは自分の右側の木に当たるようにイメージをした。
そしたら自分の右後ろに魔法陣?のようなものが浮かび、空中出回っている
気にせずれんは木に向かって手を伸ばした
「いけッ!!」
その瞬間眩しい光がれんの右側を瞬時に通り過ぎて行った
「!?」
そして木はバーンと大きな音を立てて倒れた
れんは驚きで少し固まっていた
(すごい...)
その木を見に駆け寄った
「この木の断面、折れたと言うより溶けた...?」
その木の断面は折った時のギザギザした断面ではなく、ビームが通ったような綺麗な断面をしていた
(だが不思議だ...熱で溶けたみたいでは無い。もしかしたら溶けたと言うより消えたって言う方が正しいか?)
その木の断面は熱で溶けたことにより燃えたり赤くなっていたりしていなかったのだ
(とりあえずやり方は分かった。あとは研究しつつ練習かな)
「家に帰るのにワープできるかな?」
そう考えた僕は家からここを結ぶワープをイメージした
そうして僕は目の前に手を伸ばした
そしたらいきなり目の前の空間が歪み初めてれんの家の前の景色が見えてきた
「できた!くぐってみるか…」
そうしてその歪みの中をくぐると正真正銘僕の家の前だった。振り返ると、そこには僕がさっきまでいた場所が映っていた
そして僕がその歪みを閉じるイメージをすると、一瞬にしてその歪みは消えた
(僕...すごいかも...!)
そう思いつつ僕は家の鍵を開けた
押木れん→小学5年生の少年。人一倍冷静で頭が回る
川崎みき→小学5年生の少女。れんの幼なじみで同級生
西木かずや→小学5年生の少年。運動神経がいいが、単純な性格