初陣【前編】
更新途切れ申し訳ないです
あの町_
ヘェルト・ガイランド
俺達の師匠がいる町である
早速ヘェルト・ガイランドに向けて出発する。
徒歩だからかーなーりしんどかった!
その間に俺に起こった事をアンナに説明する。
「なるほどーそれで大罪系スキルを手に入れたって事ね」
いや平然としすぎだろ大罪だそ!大罪
「まぁそういう事だ!」
そうまとめるとアンナが納得した様に頷く。
いやなーもうちょっとびっくりしてもいいんだけどな
そういうたわいもない会話をしていると前方からモンスターが走って来て俺達の前で止まる。
B2級の牛人間だ。しかも5体も居る...
一応アンナの方がランクは高い...が5体は無理だろう。
「あれれー、もしかして...やばい?」
「ああ...」
アンナの問に軽活に答える、
なんせ俺は大罪持ちだ!
そんな中、牛人間が話しかける。
「その女を渡しな!そうすれば命だけは助けてやろう」
その言葉にアンナは俺の後ろに隠れた
のも一瞬アンナが前に出る。
「ルーンを守るって決めてるの!あんた達には負けない!」
威勢はいいが俺の話を聞いていないことが確定した。忘れたのかもしれないが...
そして俺は前に出る、
「ほぅ、面白い!捻り潰してやる」
前線の奴が言う。この群れ(?)は剣士2人、矢兵2人、
そして後ろで斧を持っているボス(仮定)だ。
ここまで歩いてる途中でスキルは大体把握している。
つまり"楽勝"だ!
牛人間の剣士が俺に斬り掛かる
牛の足...人間の手による高速攻撃
そして俺はスキルを発動させる
『業火ノ監獄』
炎を具現化したこのスキルは"対象を閉じ込める"という能力を有している。
かなりの防御性能だ。
俺はそれを自分に放ち、結界の様に使った!
「何ッ!?」
「馬鹿な」
そんな声が聞こえたが俺はお構い無しに攻撃スキルを放つ
『フレイム・ランス」 』
超高温の炎が俺の手から槍状になり奴らを打ち砕いた!
「っっ!」
...絶命を確認し、俺は2つのスキルを解除する
後ろの矢兵は絶句していたがリーダーは何も言わない!
むしろ堂々としている、
「よくも同族を...!」
矢兵がそう言い矢を放つ
戦いは激化していく_