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水月 美雨

作者: ソーダを一杯



       音楽がないと不安で死にそうだった。

       だから僕は急いでSONYのヘッドフォンをつけた。

       外出用の、いつ壊れてもいい奴を。


       曲はなんでも良かった。

       僕の心の(ささや)きと、周囲の笑い声さえ、遮断(シャット・ダウン)できれば。

   

       視線が集まるのを肌で感じる。

       教師の目が信じられないと大きく見開く。

       その隣で、泣いてる水月(みずき)が顔を上げる。


       僕には音楽が必要だった。


       スマホを震える手で操作する。

       プレイリストから曲を選ぶ。

       ヘッドフォンから、音楽が流れ始める。





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― 新着の感想 ―
[一言] 文章が麻薬みたい
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