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3日目 フラーレン
今回は短めです。
評価、
ブックマーク有難うございました。
もっと上手に書ける様
頑張ります。
治療を始めて三日目、
さっき部屋ごと体を洗浄していたときに
ちょっとだけ名無しさんが目を開け
何かつぶやいていた。
思ったより厄介な毒だったようで
一度治ったと思った後も
何度か容態が悪化した。
けれどそれもやっと乗り切ったみたいだ。
おもわず「はあ〜」と声が出る。
名無しさんの血液から血清が作れたのは幸運だった。
これで本当に大丈夫、後はゆっくりだけど
回復に向かうと思われる。
これで私も少し眠れる。
もし容態が変わったら同居人たちには
知らせるようにお願いした。
ほとんど寝ないで治療していたので、
もう、いろいろ限界で
自分の部屋に戻ることも出来ず暖炉の前の
ソファの上で毛布にくるまり、そのまま眠ってしまった。
何とかここまで来ました。
いろいろ忙しくて
短めです。