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File 16 今度こそ、助けます


「……どうしてこんなことに」



 この場の誰もが言いたいであろう言葉が思わず零れた。本当に、どうしてこんな目に遭わなければいけないんだろう。


 昔から運が悪いとか幸が薄いだとかよく言われて来たものの、数日前にはひったくりに遭い、そして今日は爆弾事件に巻き込まれてしまっている。ひったくりの方は運良く助けてくれた人がいたからよかったものの、今回はそんな都合の良いことはないだろう。


 ざわざわと周囲から聞こえるのは不安げな声ばかりだ。バレンタイン前日とあってか女性客が多く、皆怯えた顔で身を寄せ合っている。こんなことなら同僚への義理チョコなど買いに行かずに本命と一緒に手作りしておけばよかったと後悔したところでもう遅い。


 爆破予告された時間まであともう少しだ。……最後にあの人に電話を掛けてみようか。

 しかしそう思った矢先、突如ドン、と大きな音が響き渡り足下が揺れた。



「爆発……!?」



 まだ時間じゃないのに。周りの人々も皆時計を見て混乱した様子だ。一階のこのフロアは少し揺れただけで終わったが、もしかしたら他の階のお客さんは……。



「あ、あああああっ!! もういや!」



 時間なんて関係ないのかもしれない。突然此処も爆発するのかもしれない。

 そんな不安を抱いてしまえば、今まで押さえていた恐怖が暴走してしまうのも仕方の無いことだった。

 叫んで走り出した女性に釣られてパニックに陥った周囲も走り出す。突然後ろから体を押されてたたらを踏みながら横に逸れると、右側に居た金髪の女性にぶつかって転ばせてしまった。



「すみません、大丈夫ですか!」

「え、ええ……平気だから」



 倒れた女性に手を貸して起こすと、彼女は大丈夫だと頷いてすぐに入り口に向かって走り出そうとした。



「警察だ!」



 しかしそれは正面の入り口から雪崩れ込むように入ってきた警察の姿に止まった。パニックに陥っていた人々も目の前に現れた警察の姿に正気に戻り、外に出ようとしていた足も立ち止まった。



「取り押さえろ!」

「な!?」



 モール内に入って来た警察の一人が近くに居た男を示し、すぐにそれに従って他の警官が彼を床に押さえつける。



「一人確保!」

「あともう一人、金髪の女だ。決して外に逃がすな!」



 どうやら取り押さえられた男は今回の事件の犯人だったという。突然の逮捕劇に皆一様にぽかんと顔を見合わせて動きを止めている。

 しかし、犯人は一人ではないらしい。この中にいるらしい金髪の女性がもう一人の犯人……あれ、金髪って――。



「動かないで!」



 そこまで思考が行き着いた直後、突然背後から体を押さえられ、冷たい何かが首元にひたりと当たる感覚を覚えた。



「え……!?」

「こっちに来たらこの女殺すわよ!」



 耳元から聞こえる怒声は先ほどの女性のものだ。ざっと周囲から人が引いていくのを見ながら、私は状況が理解しきれずにされるがままになるしかなかった。



「止めろ! これ以上罪を大きくするつもりか!」

「うるさい! 計画は完璧だったのになんでよ! どうして私達だって……!」

「お前達の仲間の携帯を見つけた従業員から密告があった。警備室だけは間に合わなかったが……他の爆弾も処理済みだ。大人しく人質を解放するんだ」

「……うるさいうるさいうるさい! このナイフが見えないの!? この女を殺されたくなかったら早く退きなさい!」



 首元の圧迫感が強くなる。苦しさと怖さがまぜこぜになって頭の中が真っ白になった。

 殺される。あと少し首に当てられているナイフが動けば、瞬く間に私は死んでしまう。



「……っ」



 嫌だ、怖い、助けて。だけど、頭のどこかで誰も助けてはくれないと冷静な声が言う。目の前の警察だって、私が捕まっている以上何も出来ない。彼らが動けば、それは私が死ぬ時だ。

 死にたくないのに、どこかでもう諦めている。きっと私は助からない。また前と同じように――。





「――今度こそ助ける」



 背後からどこか聞き覚えのあるような低い声が聞こえたのは、その時だった。



「え」



 直後、一瞬にして押さえられていた体が自由になった。そしてそれと同時に、背中の方から大きな音と共に女性の悲鳴が上がる。

 慌てて振り返ってみれば、私を拘束していた金髪の女性が床に這いつくばるように押さえつけられいるではないか。そして膝で彼女の背中を押さえているのは、白いシャツの黒髪の男性だった。



「……早く逮捕しろ」

「っ! 確保!」



 いきなり現れた男に呆気に取られていた警察が我に返って動き出す。急いで女性の手首に手錠を掛けると、彼女を押さえていた男性は煩わしそうにため息を吐いて立ち上がった。


 その彼の目が、こちらを見る。彼と目が合った瞬間、私の頭の中に何かが過ぎったような気がした。

 私は、彼を知っているような気がする。どこで見たのかちっとも思い出せないのに、妙な確信だけが心を揺さぶる。



「……」

「あ、あの」

「うわああああ!!」

「!?」



 私が彼に近付こうとした時、先ほど拘束されていた犯人の男が暴れ、女の方に気を取られていた警察の腕を振り払った。そのまま入り口に向かって逃走しようと走り出した男を追いかけようとしたのか、私を助けてくれた男性が鋭く目を細めて足を踏み出す。


 しかし彼は一歩踏み出した所でその足を止めてしまった。

 そして同時に、逃走を図ろうとした犯人は突如何かに躓いたように思い切り転んでしまったのだ。


 すぐさま警察が男を改めて取り押さえる。しっかりと手錠が掛けられたのを見てようやく安心した私は、お礼を言おうと助けてくれた男性の方を振り返った。



「あの、助けて下さってありが……あれ」



 しかしたった今までそこに居たはずの男性は忽然と姿を消しており、辺りを見回してもどこにもいなかった。目を離したのはほんの一瞬だというのに……警察もすぐに犯人逮捕に協力してくれた彼が居なくなったことに気付いて探すものの、結局彼が見つかることはなかった。



「重!」

「あ……」



 腑に落ちないまま警察に誘導されて外に出ると、規制線の向こう側で恋人が必死に身を乗り出して私の名前を呼んでいた。

 それを見た瞬間、今まで内に溜め込んでいた恐怖やら助かった安堵が一気に押し寄せた。色んな感情でいっぱいになって、そして気が付けば私はぼろぼろに泣きながら彼の元へと走っていた。


 生きていて、本当によかった。




 



 □ □ □ □ □







「いいんですか?」

「何がだ」

「何も話さないまま消えちゃって」



 座り込む私の傍にやって来た先輩を見上げてそう言えば、彼は静かに前方に目を向けて「このままでいい」と頷いた。

 先輩の視線の先に居るのは号泣しながら恋人に抱きつく八重さん……重さんと、そんな彼女を労るように優しい表情で背中を擦る男性の姿。そんな二人を見ながら、先輩の目は随分と穏やかなものだった。



「過去の人間が出しゃばるつもりはない。助けられた、それだけで十分だ」



 どこかふっきれたような表情で二人を見つめ続けている先輩の表情に陰りはない。いつもとは違うそんな表情に少し見蕩れてしまったように彼を見上げていると、不意にその視線が動き私を見下ろした。



「それはそうと、だ」

「ひえ」



 もう次の瞬間には、穏やかそうな表情はどこへ行ったのか先輩はいつも通り……いや、いつも以上に恐ろしい形相になっていた。



「異常なしと言った癖にそのザマはどういうことだろうな」

「あ、あははは……」

「笑って誤魔化すな」



 ゴゴゴ、と漫画なら効果音が付きそうな低い声と串刺しにされそうな鋭い目。先輩の背後に鬼が見える。……むしろ先輩が鬼本体だ。

 これは相当痛いのが来る、と覚悟を決めて目を閉じる。が、数秒経っても何も起きず、暗闇の中で大きなため息だけが聞こえてきた。

 恐る恐る目を開けてみると、先輩はおもむろにこちらに背を向けてしゃがみ込んだ。



「いつもの持ち方だと傷に障る。さっさと乗れ」

「え」

「早くしろ」



 有無を言わせない言葉に、私は一瞬躊躇った後に痛む体をゆっくりと動かして先輩の背中に乗った。先輩はすぐに立ち上がると、そのままショッピングモールを出て規制線を越え、どんどん人混みから離れていく。

 その間、彼は一度も振り返ることはなかった。



 非常に安定感のある背中に乗ったまま見る景色はいつもよりも視線が高い。歩く間も殆ど体が揺れることはなく、痛みがこれ以上酷くなることもなかった。



「……向こうに戻ったら、課長絶対に怒ってるでしょうねー。鉄格子も壊しちゃったし」

「だろうな。だが牢の癖に鎌で叩いたぐらいで壊れる方が悪い」

「先輩、それは流石に責任転嫁ですよ。あーあ、これで晴れて私も先輩と同じ不良死神の仲間入りですかね」

「誰が不良死神だ」

「え、自覚なかったんですか」

「……怪我が治ったら覚えておけよ貴様」



 一応怪我している間は手を上げる気はないらしい。安心した所で今のうちに言いたいことを言っておくべきだろうかと思ったが、完治した際に自分が余計に痛い目を見るだけだと思い直した。今の体の痛みよりもそっちの方が恐ろしい。

 


「……シュリ」

「はい?」

「巻き込んで、怪我までさせてすまなかった」

「な、何言ってるんですか! そもそも巻き込まれに行ったのは、というか先輩に発破を掛けたのは私ですし、怪我だって先輩の所為じゃありません!」



 それに、結果的に犯人を確保したのは先輩で、私がしていたのは殆ど裏工作だ。怪我をした後だって、あれだけ大口を叩いておきながらやったことは必死に一階に降りて逃走する犯人の足に鎌を引っかけたくらいだ。



「過程がどうであれ、結果的に俺の身勝手に巻き込んだのは事実だ」

「先輩はいつも結果重視ですね」

「悪いか」

「今は悪いです。だって先輩が謝る必要はないんですから」

「……そうか。なら――」



 不意に立ち止まった先輩が、ようやく振り返って肩越しに私を見た。



「助かった。――感謝する」


「……はい、どういたしまして!」







 □ □ □ □ □







「こ、んの問題児組が!!」



 案の定、死神界へ帰った私達を迎えたのは課長の雷だった。

 普段穏やかな課長の激怒に私は思わず身を竦ませたが、先輩はというと涼しい顔で「騒がしい」と一蹴している。



「騒がしいじゃない! 鉄格子もぶっ壊して……しかもシュリちゃんはなんでそんな怪我をしてるんだ!?」

「怪我に関しては俺の責任だが、鉄格子はあんなに脆いのが悪い。シュリでも壊せたぞ」

「お前ら人外を基準にするな、この規格外ども!」



 騒がしい先輩と課長の会話を聞いていると、何か酷く安心してくる。ついさっきまでの緊迫した空気が緩み、私はいつの間にか先輩の背中で目を閉じていた。




 結局私の怪我は、実体化していた時の怪我であった為直接魂が傷付くことはなく、爆発に巻き込まれたのに全治二週間の診断を受けた。一週間入院し、その後は自宅療養となったのだが……何故か私が休むのは自宅ではなく先輩の家に決まった。曰く「お前が大人しくしているように監視しててやる」とのこと。先輩のように勝手に退院するような人間ではないのだが。

 まあしかし、うちは狭いので畳の部屋でのびのび寝られると思えばこちらの方がいいに決まっている。


 そして一週間の入院の間に件の事件の詳細を聞くことが出来た。そもそも何故計画にはなかった警備室が爆破されたのかという話なのだが……これは元々計画の内だったらしい。というのも、警備室に居た犯人以外の四人は密かに共謀しており、犯人は彼一人で誤って爆弾に巻き込まれたことにして殺し、全ての罪を被せるつもりだったのだ。

 こっそりと侵入して爆弾処理を行っていた警察が、何故か倒れていた他の犯人の携帯からその情報を知った時にはもう一歩遅く、ちょうど爆発が起こってしまっていたという。


 ちなみに警察に通報した従業員を名乗る女と犯人を取り押さえた男については名乗り出るのを待っている状態とのこと。少なくとも人外が介入していたなんて思われないだろうし、名乗り出る人が居なくても特に人間界に影響はないだろうと課長に言われた。



 そして私達への処罰だが……三ヶ月分の給料カット及び買い物禁止令が出された。課長曰く「娯楽を打ち切って少しは反省しろ!」とのことだが、普通に考えたら命令違反の上の脱走ってもっと罰が重いんじゃないだろうか。まあ私達がやったことは結果的には人助けと器物破損くらいなのでその辺は甘くしてくれたらしい。

 ちなみにカットした給料分の資金で鉄格子を新しくするとのことだ。





「ん……おいしいおいしい」



 そしてあの事件から一週間後の今日無事に退院した私は……先輩の家の台所で抹茶の掛かった生チョコを口に入れて顔を緩ませていたのだった。

 一応言うが課長の言いつけは破っていない。元々バレンタイン用に買ってあった材料を使っただけだ。買い物をするなとは言われたが元々あった食材を食べるなとは言われていないので遠慮無く口に入れる。普段食べたいものがある時は屋台で購入するのが一般的でそもそも死神は料理などほぼしない為、課長は多分食材を買い置きしておいて料理をするという発想がなかったのだと思う。指摘すると禁止されるので黙っておくが。

 しかし痛む体を押してでも一度家に食材を取りに行ったのだが、作ってよかった。おいしい。


 もう一つと爪楊枝を生チョコに刺していると、突如すぐ傍からにゅっと誰かの腕が伸ばされて食べようとしていた生チョコをかっ攫っていった。



「あ」

「……結構甘いが悪くないな」



 ぱっと振り返ると、いつの間にか帰って来ていた先輩が手づかみで生チョコを口に放り込んでいた所だった。



「せ、先輩いつからそこに!?」

「今帰ってきたところだが」

「早くないですか!? だってまだ夕方前で」

「今日はシフトが決まった巡回じゃなくちょっと悪霊三体とっ捕まえるだけだったからな」



 それはちょっとと言える任務じゃない。やっぱり先輩の価値観おかしい。



「それで、どうしてこんなものを作っている。そんな暇があるのならさっさと寝ろ」

「これだけですから……先輩、遅くなりましたけど、ハッピーバレンタインです!」



 渡そうがずっと悩んでいたものの、結局ええい、渡してしまえ! とバレンタインの数日前に材料を買い込んだ。先輩にはいつもお世話になってるし! 他意はないし!

 本当はちゃんとラッピング用の包装も準備していたというのに予想外に早く帰って来た為それは断念する。それに先輩は綺麗にラッピングしてもさっさと雑に開けてしまいそうだ。なら皿ごと渡した方が食べる手間も掛からないしいいだろう。私と先輩はこのくらいでちょうどいい。


 先輩は私と生チョコを見比べて「バレンタイン……」と少し考えるように呟いていた。バレンタインの詳細を思い出したのかそうでないのか、ともかく食べていいんだなと口にして改めて一つ食べた。



「チョコとはもっと固い物ではないのか」

「これは生チョコですから。生クリームが入ったチョコ、略して生チョコです」

「ふうん」



 味はどうですか、と聞こうとしたがすぐにまた手が伸びて来たので口を閉じた。言葉よりも分かりやすい行動だ。気に入ってくれたらしい。

 先輩みたいな背も高い威圧感満載の人が小さいチョコを口に入れているのが何だか可愛らしい。そんな様子をにこにこしながら見守っていると、不意にそれに気付いた先輩が何故か私をじっと見つめて来た。



「……」

「な、なんですか?」

「いや……」



 変わったな、と消え入りそうな声で呟いたのが聞こえた。



「変わった? 何が?」

「……」

「先輩ってば」

「……シュリ」

「はい?」



 黙り込んでしまった先輩の言葉を待っていると、彼は難しい表情で一歩私に近付いて来た。



「俺は今まで、ずっと誰に頼ることなく一人でやって来た」

「? ……はい」

「頼れなんて、そんなことを俺に言ったのはお前が初めてだ。……だが、それも存外悪くないと感じた」



 唐突に始まった言葉に先輩の意図が読めずに首を傾げる。が、それでも先輩が頼ることに前向きな発言をしたことになんだか嬉しくなって来た。



「そうですよ、皆助け合ってやってるんです。だから先輩もどんどん私を頼って下さいね。すごく頼りになりますから」

「ほう、そこまで言うのなら無理難題なんでも押しつけてやろう」

「すみませんちょっと調子に乗りました」

「お前はすぐに調子に乗る」



 もう一歩、先輩が近付いてくる。元々距離が近かった為殆どくっつくような形になり思わず後ずさりしようとしたが、がっ、と勢いよく頬の辺りを掴まれて顔を押さえられる。何をするこの人!?



「せ、先輩!?」

「一人で終わっていくはずだった俺を変えたのはお前だ。なら……精々その責任は十分に果たしてもらおうか」

「せ、責任って……?」



 先輩の言葉が読めなくて、というかそもそも先輩が異様に近くて考えが纏まらない。じとりとした鋭い目とすぐ間近で見つめ合っていて頭の中が大混乱に陥っている。脳内で色んな物が暴れて色んな騒動に発展している。騒動……米騒動って何か昔授業で習ったな……あああ、現実逃避!

 ええと、一人じゃなくなった責任を取れ……つまり。



「はい! こ、これからも先輩のパートナーとして精一杯頑張らせて頂きます!」



 これが正解だ! とびし、と敬礼しながらそう宣言すると、何故か途端に先輩の眉が顰められて怖い顔になった。



「……それだけか」

「へ?」



 何か間違った?

 困惑していると顔を掴んでいた手が離れて思い切り舌打ちされた。え、怖い。



「鈍い女だ。……もういい、自分で理解するまで俺は知らん」



 言うだけ言って台所から出て行ってしまう。いや、なんだったの今の。思わず追いかけて先輩のローブを掴むが思い切り睨まれた。



「だから何なんですか!」

「俺は知らんと言っただろうが。顔に抹茶付けて間抜け面め」



 それは先輩が触ったからでしょうが!! 何なんだこの人はホントに!



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