034.Hな下着を求めて……Hななのは(略)…その7
Hなのは(略)
たぶん、産まれたままの姿であろう………白い身体。
ボクはその何も身に着けていなくて凹凸が少なく触り心地の良さそうな身体に手を伸ばした。
「入れていいかい?」
お稲荷さんは、横に首を振った。
眷属だから強制的に命令出来るが、それはちょっと違う気がする。
くぅ、ボクはもう我慢できないというのに…………。
「もうちょっと………おいちゃん………入れる前………気持ちよく弄りたい………」
ボクはサクッと入れて、イきたいし、満足したいんだよ。
お稲荷さんは、いつまでボクを焦らすんだ。
真っ白い身体の興奮して赤く膨れ上がっている部分にお稲荷さんの手が伸びだ。
ついさっきまでは、初めて触れるみたいで恐る恐る触っていたが、今は気持ちがいいのか指でぷにぷにと弄りだしている。
「主さま………見てて………」
お稲荷さんは、光悦した表情をしながら、そう言ってきた。
「ああ」
そう答えるが、見てるだけって趣味趣向はないので、見てるだけっているのもマジ辛いんだぞ。
〇〇トリスを弄ってるお稲荷さんを見ると食べてしまいたいと言う欲求に駆られるが、まだダメなんだよ。
そうしているうちに涎を垂らしてしまらない表情をしているお稲荷さんは下のビロビロしたヒダの部分にも手を伸ばした。
「お稲荷さん、気を付けないと……」
「ッ」
言ってるそばから、痛みを訴えた。
そんなところに小さくても指を入れちゃ…………。
お稲荷さんの指が体液で濡れた。
ああ、もう辛抱たまらん。
「お稲荷さん、もう、入れていい? 入れてもいいよね? ボク、もう我慢できないんだ」
我慢できないことを思いっきりアピールする。
この場面で『先っちょだけ』とか、意味不明なことなんて言わない。
ウルルゥゥゥゥンとした目をしながらお稲荷さんはボクを見ている。
そんな表情をしてもダメなんだ。
ボクはヤるって言ったらヤる男なんですよ。
そして、一気に入れてしまう。
でっかくてまるまると太っている雄鶏を捕縛収納魔法で収納した。
そうニワトリスをな。
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【ニワトリス】
鶏から進化したコカトリスの亜種。
石化攻撃がいやらしい。
肉も玉子もトサカも即効性の壊死毒だらけなので食えないよ。
でも、鶏が進化したと言うことは、逆もまた然り。
品種改良魔法を使えば……。
ここまで言えば分かるよな?
って、全部言ってるのと変わんないじゃん。
品種改良魔法で普通の鶏に戻してから、肉や卵、欲しいモノが美味しい品種にしてやるだけだよ。
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そのままじゃ、食えないしろモンなんだよ。
サクッと、品種改良したいじゃん。
『主さま………おいちゃん………ニワトリス………捕まえた………これ………美味しい?』
お得意のガード不能なスタン魔法からのパンチ攻撃(手加減有り)で速攻でニワトリスを捕獲したお稲荷さんにそう聞かれて…………。
『ここままじゃ美味しくないけど、美味しくしてから食べようね。こいつは赤いトサカまで食べれるよ』
って、答えたら、興味津々でずっとトサカや肉ゼンを触っていたんだよ。
肉ゼン?
ニワトリのアゴに付いているビロビロしたヒダの部分のことだよ。
「食べるの………今から………楽しみ」
ニワトリスの嘴で指を刺して、思わずニワトリスの口に指を突っ込んだお稲荷さんがそう言った。
森の入り口から中層辺りじゃボクの出番はないね。
この欲求不満は……どこに……はっ、これもヴィヴィアンの罠?
ねぇねぇ〇〇
何々?
ちょい耳貸して。あのね、こしょこしょこしょ…
何よ?
だからね、こしょこしょこしょ…
え?何よ?
ったくわかんない子ね、〇〇は。だからねぇ、次回は、『ホホホ、語尾ににゅ~を付けてしまうような丼に限る』
これ、秘密なのよね、〇〇?
そう、人に喋ったらあんた許さないよ
あん
うん、分かってた。
次回予告ネタ無理……………。




