表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生 海の見える領地でやりたい放題(仮)  作者: 辛味亭
第1章 光物を求めて
31/648

031.Hな下着を求めて……Hななのは(略)…その4

うちはコーヒー淹れるときは

シナモンコーヒーにするので、シナモンパウダーをまとめ買いした。

と言うことで、シナモンパウダーは、消費しきれないほどある。


ほかに使わないし…………。

 くっくっくっくっくっくっくっくっくっくっくっくっくっくっくっくっ。


 やっとです。

 ボクの長い長いハイエルフ生のプロローグが終わり、本編の冒険譚の一ページ目が始まるんです。


 異世界に転生してから3年、ボクの前世の記憶と自我を持ってから1年半。

 自由に行動出来ないのは苦痛でした。


 わひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ。


 壊れてないです。

 壊れてないですよ。


 笑いが止まらないだけです。


 有栖乃(ありすの)の技、御鏡の技を思いっきり使ってもいい世界。

 そして、転生特典で貰ったそれ以上の力。


「さて」


 踏みしめるように一歩進んで森に入った。

 3歳児のボクにとってはこれは小さな一歩だが, ボクのハイエルフ生にとっては非常に重要な一歩である。


 そして、目の前には、シナモンの木が……。


 おい。

 探索させない気か!!


 やっと、ほぼ単独での外出許可が出たんだ。

 お稲荷さんは戦闘力がありまくるが、おまけみたいなモノなんです。


 採取するだけなら検索魔法と千里眼魔法と瞬間移動魔法で屋敷に引きこもりしながら出来るんだ。

 冒険者じゃないけど冒険したいんだぞ!

 約700年続く御鏡の血が疼くんだよ。


 で、なんだ、このシナモンの木に纏わり付いている弦は胡椒じゃないか!!!

 それに、シナモンの木の根元に生えてんのは、ウコンだし!!!



 ご都合良過ぎる生態系………転生時の説明であったように、マジで転生者向けに調整された世界だ。



 サーチ&デストロイ……じゃなくて、サーチ&テレポートで、検索魔法でターゲットロックした付近のシナモンの木と胡椒とウコンをボクの秘密基地の人工地下大空洞に瞬間移動魔法で転送しておく。

 ちゃんと種類ごとに分けて植えてありますよ。


 間引きされた、森の入り口を、もう一歩進む。


 クミンとカルダモンとチリーペッパー……。


 さらにもう一歩進む。


 ローレルとクローブとオールスパイス……。

 

 ……さ、さらにもう一歩。


 コリアンダーとガーリックとしょうが……。


 揃った。

 4歩で揃った。

 コンプリートだぜ。


 くぅ、『帰らずの森』じゃなくて『帰らせの森』だ。


 いや、まだだ。

 ボクは冒険をしたいんだ。


 まだまだ、食材は足らない。


 そう、隠し味。

 隠し味が足りないんだ。


 探してやる。

 探してやるんだ。


 最初から、最高に近い味で作ってやるんだ。


(ぬし)さま………おいちゃん………エンペラーボア………林檎………蜂蜜………たくさん………持ってきた」


 あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。







 初の大冒険は4歩で終わった。




冬用のSimpsonのジャケットを追加でポチってしまった。

バイク?


まだ、届いていないです。

入荷しましたの連絡すらないです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
しゅき録
https://ncode.syosetu.com/n4032jr/
若干こちらのお話しとリンクしてます。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ