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異世界転生 海の見える領地でやりたい放題(仮)  作者: 辛味亭
第2章 嫁候補の少女たち

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102.2年後の世界…その8

飯テロまで話が進まず。

と言うか、ハードルが潜れるくらいまで上がった。

 メンチ・コロッケさんと雑談…………農業系の雑談中です。

 それ以外の雑談は、ボクのSAN値が削られます。

 お妾さんの話なんて、お腹いっぱいです。

 でも、ちょっと長居をし過ぎたので、小腹が空いてきました。


「美味しそうな匂いがするのですよ」


 数秒前……ほんの今まで、ここにはいなかった女の子が呟いた。

 その娘は胸に『アテナ2号さん』と刺繍された体操服と手触りが最高であろう濃紺のブルマを穿いている。


 そう、その娘は……………引っ張るまでもなく、アテナだね。

 アテナ以外いないよね?


 これくらいなら、見た目は子供、中身は大人げないボクの名推理なんて必要ないね。



 そもそも、体操服やブルマはこの世界には無かった。

 いつの間にか、下着であるブルマースから進化し、作られたのではない。

 くも子が異世界通信網アザーワールドワイドウェブ魔法を使って調べて作ったんだ。


 べ、別にボクが言ったから、アテナやパラスは、こんな格好をしてるわけじゃない。

 でも、『こういった格好は好きか? 嫌いか?』と聞かれたら、大好物と答えるだろう。


 2択関係ないじゃん。

 でも、そう、聞かれたら、(おとこ)なら『大好物』って答えちゃうでしょ?


 実際に、くも子に聞かれて、そう答えたら、アテナとパラスの訓練着がこうなったんだ。


 アテナとパラスが、帆布の道着はゴワゴワするって嫌がるのを見かねて、くも子が気を利かせ、体操服とブルマが出来上がったんですよ。


 デザインはともかく、道着の方が丈夫でいいのにね(棒)。


「………………アテナさま…………美味しい匂い…………どこ?」


 だから、いつもアテナと一緒にいるパラスもこうやって、体操服とブルマを着用しているんだ。


 念のため言っておくが、ボクは服装について2人には何も指示していないぞ………本当なんだからね。


 くも子の会心の出来の体操服の生地は、本物より若干薄いし、汗が乾きにくいので、運動して汗をかくと、素肌にぴったりと…………2人の裸なんて見慣れてるけど、ちらりズムは別腹だよね。


 べ、別に、くも子に心から感謝なんてしてないことなんて無いんだからね。


 ちなみに、アテナは中入れ、パラスは外出しだ。

 もちろん、体操服の裾のことだぞ。


 正直、どちらも捨てがたいが、今日はそれだけではない。


 こ、これは、また斬新だ。

 この斬新さは、時代の最先端であるブルッツを時代遅れにしてしまう。


 身内には支給を始めているブラとパンツ。


 それも女の子らしさより、女らしさをアピールするハーフカップのブラとローライズのパンツ……どちらも本当にギリギリ……ヴィヴィアンには到底及ばないがチャレンジャー過ぎる。


 その勝負下着を惜しみもなく、周りに見せ付けている。


 新しい体操服の着用スタイル………マフラータイプの御披露目だ。


 白いマフラーのように体操服は首を通しただけ、ブルマも足を通して膝で止めたままの状態で、動きやすさを全く無視した、完璧な着こなし……そのおかげで丸見えなブラとパンツは、強烈な存在感を主張する。



 いい笑顔でサムズアップするアラクネメイド隊序列4位のくも子。



 アテナとパラス付きのメイドは序列4位のくも子に決まっている。

 くっくっくっくっくっ、いつものように当てずっぽうじゃないのだよ。


 と言うか、身体を硬直させながら、目をパチクリし、体操服のマフラータイプを披露中のパルテノと目があった。



「キャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」



 やっぱり、着替え途中に、アテナの依頼(わがまま)による隊序列4位のくも子の瞬間移動魔法に巻き込まれたんだよね。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



「パルテノも、お妾さんになればいい。今なら、1,024号さんになれるのです」


 アテナが突っ込みどころ満載のセリフを言い放った。

 他の領や国のことを知らない、アテナのことだから、その人数は領民だけだろう。

 となると、領民の約5分の1の人数がボクの妾候補ですか?


「下着姿を見られたからには、パルテノもお妾さん……仕方ないよね? 仕方ないんだよね? アテナさまもそう言っているんだから…………」


 アテナの甘言に説得されそうなパルテノ。


「コロッケさん、パルテノの下着姿、見ましたよね?」


 チラッ、チラッ、チラッとコロッケさんが見ていたのをボクは知っている。


「えっ? えっ? えっ?」


 なんで知ってるのって表情だ。


「コロッケさん、見・ま・し・た・よ・ね?」


 ドスを効かせてもう一度聞いてみる。


「……………………はい」


 コロッケさんは、項垂れるように肯定をした。

 当たり前のように、手慣れた感じで、クリームおばさんにお尻を抓られていた。

 あの抓り方は痛いぞ。

 クリームおばさん、マジプロ級。


「やっぱり、下着姿を見られたからって、お妾さんになってちゃダメだよね」


 コロッケさんにさっき削られたSAN値分の意趣返しが出来たでしょうか?



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



     キュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル



「ランスロットくん、お腹空いた」


 豪快にお腹を鳴らせたアテナが、恥ずかしがらずに、そう言った。



     キュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル



「………………ししょー…………お腹…………空いた」


 同じく、豪快にお腹を鳴らせたパラスは、ボクの袖を引っ張ったり、抱き付いたりして、スキンシップをとりながら、ヴィヴィアン仕込みのお強請りを始めた。


 すっかり、残念な腹ぺこーズに育った2人。

 誰がこんな風に育てたのか………………って、ボクですね。


 2人の世話はほとんどボクが…………隊序列4位のくも子が見てますね。


 2年前から、一緒に暮らして、一緒にお風呂に入ったり、一緒に寝たりしてるんです。

 今さら、お腹が鳴ったくらいでは、恥ずかしがりません。


 パラスは、御鏡(みかがみ)流を教えられはじめてから、『ししょー』と呼ぶようになりました。

 アテナの方は…………気分次第です。


「ランスロット、飯の準備は…………出来てないのか?」

「アテナちゃんの美味しいモノ探知が働いたようだから来たんだけど、ママが食べる分残ってる?」

「ランスロットさまをいただいていいんですか?」


 序列3位のくも子の瞬間移動魔法でやって来たお父さまとお母さまとヴィヴィアン。


(ぬし)さま……くも子から聞いた……おいちゃんも……孤児院の娘たちも……美味しいモノ……食べたい」


 お稲荷さんと『お姉ちゃんズ』も瞬間移動魔法でやって来た。


「坊ちゃん、くも子さまから聞いたんですけど、美味しいモノはどこですか?」

「わしも聞いてきたんだ。坊ちゃん閣下、美味いモノはどこだ?」


 黒にパープルのワンポイントが随所に入ったのホバーボードでやって来たトルネドさんとマッコォイさん。


 ワイバーンに載った龍騎士隊も不自然にこの上空を飛んでいる。

 軍事用のホバーボードでやって来た円卓の騎士団。


 遠くに見える走ってこっちに向かってるのは、私兵部隊(サーバント)……。


 あ、ドラゴンたちも上空に集まって来ているし、領民たちも、やって来だしているし、うな子や、シーサーペントが海上に顔を出している。


「み、みんな、な、なんで?」


 分かっているが、聞いてみる。


「「「「「「腹ぺこのアテナ(さん|さま|ちゃん)が笑顔で向かったって聞いたから」」」」」」


 この2年の間に領内で有名になった『アテナの美味しいモノ探知』…………迷惑過ぎる。

 まだ、料理すら作っていないというのに…………恐ろしい娘。



次話、てきとー次回予告


この○○○○○には、金曜の夜に怖~い殺人鬼が出るって噂があるの

そんな殺人鬼なんて嘘よね、いるわけないよね

は~…

でも、窓の外に覗いている人の気配が

何だか背筋が寒いし、もしかして…もしかして…

あー!出たーーーー!

次回、『恐怖!!17日の日曜日』

お楽しみに


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しゅき録
https://ncode.syosetu.com/n4032jr/
若干こちらのお話しとリンクしてます。
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