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異世界転生 海の見える領地でやりたい放題(仮)  作者: 辛味亭
第2章 嫁候補の少女たち

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101.2年後の世界…その7

コロッケの元ネタはあれです。

全く知らないんですけどね。

「コロッケさん、こんにちは~」


 ボクは気軽に返事を返す。

 挨拶してきたのは、ブリタニアン領の本当に最初の農民であるメンチ・コロッケさん。


 いつ聞いても、うまそーな名前だ。

 ここ最近は肉付きも良くなってきて、体形もメンチコロッケに近くなっている。

 あ、うん、さすがに分かってると思うけど、平ぺったくはないよ。


 コロッケさんは、ボクが産まれる前から、この土地で、お父さまの手伝いをしながら、頑張ってくれてた人だ。

 『バンの危機は、オレとコロッケが救う』とエクトル卿が言うくらい信頼もある。


 今では、立派な小麦畑になっているが、不毛な大地だったところで、栽培方法も何度も失敗するような手探り状態で、それでも、心が折れずに農業をやれる凄い人です。


 連作障害が出て収穫が減った分をどんどん新しい小麦畑を作ってカバーしてたんです。

 知識があれば連作障害も何とか出来るのですが、この世界にはそう言った知識が無かったんです。


 今は、お約束のノーフォーク農法に切り替えています。

 小麦→カブ→大麦→クローバーと順番に3か月毎に入れ替えて育てています。

 四期作が出来るので、めっちゃ慌ただしいです。


 農家に提供するための豚はボクが品種改良魔法を使って作った品種です。


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桃森豚(とうしんとん)


 キングボアをベースに品種改良魔法を使って作られた新しい品種。

 黒豚の一種で、耳が垂れていて、可愛らしい姿をしている。

 多産系の豚で増えやすく、病気に強く、雑食ということもあって飼いやすい。


 肉はさすがに『金貨豚』に劣るが、比べては可哀想だ。

 と言うか、普通にベーコンにすると美味しいぞ。


 さらに品種改良魔法を掛けると、猪八……おっとダレか来た。

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「若、『四季の恋』でしたっけ? 成長が早かった分を収穫して、粉にまでしておきました。あの水車小屋、本当に良いですね。脱穀や製粉の仕事がずいぶん楽になりました。四期作も大変ですけど、いい小麦で実も多く、人を入れても、それ以上に収入が増えていますから、嬉しい限りです」


 『ナインドラゴンヘッズ川』から、小麦畑まで、用水路を引いている。

 王都までの道を作るときに、一緒に水車小屋も作っておいたんだ。


 メインは、水田用での利用だ。

 水浸ししてるだけの湿地では使いモノにならなかったので、きちんと用水路を引いて水田にしたんですよ。

 綺麗に区画整理された水田も知らない人が見ればただの湿地です。


 で、その用水路のお零れに預かったのは、小麦農家。


 お米用に考えていた、水車小屋を、そのまま使えたからだ。

 その恩恵も、お米以上に受けている。


 お米はそんなに粉にすることはないですからね。


 それだけ効果がある水車小屋は、他領や他国からのスパイの的になっている。

 そして、スパイはくも子たち(スパイダー)のいい的になっていて、美味しく頂かれて…………いませんよ。

 さすがに自重しているらしいです。

 うな子経由で無人島に放り出しているようです。


 『不味い』って言うのが、真相らしいですけどね。


 くっくっくっくっくっ、それより、『四季の恋』の小麦粉です。

 もう出来ているとは、うれしい誤算です。


 早く、美味しく頂きたいです。


「龍騎士さんたちが上空から見張っていてくれるおかげで、魔物にもそんなに気を使わなくて済むようになりました。若にお会いしてから、何もかも良い方に向かっています。超巨大ハマグリの殻を焼いたヤツを撒いた小麦畑の方がやっぱり成長がいいですね。本当に若には頭が下がります。うちに娘がいれば、若に差し出しているんですが…………、そうです。良いことを思いつきました。孤児院の娘たちを引き取って、若の嫁……嫁は拙いでしょうから、お妾さんとして差し出しましょう。善は急げです。おい、おまえ、ちょっと………」


 コロッケさんが呼んだのは、奥さんのクリーム・コロッケさん。

 と言うか、コロッケさんは、農業以外のことは、考えないで下さい。

 余計なこと過ぎる。


「コロッケさん止めて下さい。お妾さんなんて、ボクには、まだ早いですし、孤児院の娘たちは、それぞれ、仕事を持っていますし、孤児院は、ボクの管轄ですから、勝手に引き抜かないで下さいよ」


 人手はいつだって足りないんです。

 足りないのなら、育てようと、小学校まで作ったのに、引き抜かれたら困るんですよ。


「そうですか? せっかく良いアイデアだと思ったんですけど……。なら、ほかの都市の孤児院で、娘を引き取って来ましょう」


 全然いいアイデアじゃないですから……マジで。


「いや、いや、いや、いや、この周辺の孤児院も全てボクの管轄なんで、止めて下さいよ。と言うか、本当にお妾さんはまだ早いですし、勘弁して下さいよ」


 コロッケさん、悪い人じゃないんですけどね。



次話、てきとー次回予告


○○○の国の物語は、いよいよ佳境です

○○○達の思いに触れて、ボク僕も胸がジ~ンとしています

次回、『○○○祭り』




飯テロ予定?

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若干こちらのお話しとリンクしてます。
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